【撮影がもっと好きになる写真術 #1】フィルムカメラで撮る多重露光写真

GENIC編集部

「好きなように撮る」。これが写真の楽しさです。でも、あの人みたいに撮ってみたい、もっと自分らしい表現を探りたい。そんな向上心や情熱を持って写真を学ぶことも、とても大切なこと。
そこで、“あの人”の表現が教えてくれる、とっておきの写真術をご紹介。
#1は、Kara Rileyのフィルムカメラで撮る「多重露光」です。

多重露光

1コマの中に複数枚の画像を重ねて写す「多重露光」。
#floraldoubleのハッシュタグで、透明感のあるフェミニンな作品をたくさんポストしているKaraが多重露光写真を撮り始めたのは、中古屋で70年代のミノルタX-G1を購入したのがきっかけ。

多重露光撮影は重なり合う写真の明暗を変えてみたり、どのレイヤーを先にするかを考えたりしながら撮るのが醍醐味。現像してみたら想像とは違った美しい作品が生まれることもあるので、考えすぎずに試してみて!

Shooting Tips

「通常の写真では、フィルムの露出を数段オーバーにして明るく見せるようにするけれど、多重露光の場合は1 枚の写真の光量が倍になるので、少しアンダーにしておくこと。
花と人を組み合わせる際は、空や海などの開放的な空間で人物を撮るなど、要素を最小限に抑えることで花が際立って見えます。
撮影した花がどこの位置に写っているかはわからないので、万が一に備えて何枚か余分に撮るのが安心。同じ被写体を1枚目は正位置で、2枚目はカメラを逆さにして撮っても楽しめます。」by Kara Riley

Kara Riley

Kara Riley フォトグラファー。オーストラリア在住。35mmのアナログフィルム写真と8mm映画を専門に撮影。ファッションや商品写真、クリエイティブなポートレートなど、幅広い経験を有する。

Kara Riley Instagram

GENIC VOL.56 【撮影がもっと好きになる写真術】
Edit:Izumi Hashimoto

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