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【撮影がもっと好きになる写真術 #2】玉ボケで表現する花火が幻想的で美しい

「好きなように撮る」。これが写真の楽しさです。でも、あの人みたいに撮ってみたい、もっと自分らしい表現を探りたい。そんな向上心や情熱を持って写真を学ぶことも、とても大切なこと。
そこで、“あの人”の表現が教えてくれる、とっておきの写真術をご紹介。
#2は、tauon.qooさんの「玉ボケ」で表現する花火です。

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玉ボケ

SNSで話題になった、tauon.qooさんが撮影した、まるで宙を舞うような妖艶な光が美しい、花火の玉ボケ写真。
玉ボケとは面積が小さい光(点光源)がボケた現象のこと。スマホやコンデジでは大きな玉ボケを作ることは難しいので、フルサイズやAPS-Cのカメラがおすすめです。センサーサイズが大きいほど玉ボケが大きくなり、単焦点レンズがあれば、より作り出しやすくなります。

Shooting Tips

「玉ボケはF値の小さい(明るい)単焦点レンズを使い、被写界深度の浅さを利用するとより作りやすくなり、手持ちでも撮影可能です。
ポイントは花火が白飛びしない露出、花火が流れないシャッター速度、ピントの位置、花火との距離。実際に現場でいろいろと調整してベストな設定を見つけて。白飛びを防ぐために暗めに撮り、編集で明るくするのもポイントです。」
by tauon.qoo

tauon.qoo

tauon.qoo 会社員、新潟県出身。カメラ歴12年。風景、星景、花火、ポートレートなど幅広くジャンルに縛られず撮影。noteでは撮影方法からレタッチ方法、プリセットなど紹介中。(https://note.com/tauon_qoo)
愛用カメラ:Sony α7 III
愛用レンズ:Sony FE16-35mm F2.8 GM/Voigtländer NOKTON classic 35mm F1.4/Sony FE55mm F1.8/Sony FE85mm F1.8/TAMRON 70-180mm F2.8/SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

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GENIC VOL.56 【撮影がもっと好きになる写真術】
Edit:Izumi Hashimoto

GENIC VOL.56

「“好き"を撮る」をテーマに、 好きなものを愛でるように撮って表現する人たちにフォーカス!

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