世界の美しい図書館＜ホワイト編＞

カナダのケベック州最大の都市にして、北米のパリと呼ばれる芸術の街 モントリオールにある「BAnQ Vieux-Montréal」。
芸術の街にある図書館だけに、白を基調としたおしゃれでデザイン性の高い空間です。
この図書館は、15,000を超える参考図書、100の定期刊行物のタイトル、および20,000のマイクロフィルムのコレクションを閲覧したり、建築物を鑑賞することができます。

ブラックを基調としたスタイリッシュな内装の「ケベック州立図書館・文書館（BAnQ Grande Bibliothèque）」もおすすめです。「BAnQ Vieux-Montréal」から徒歩10分ほどの距離にあります。

ドイツにあるシュトゥットガルト市立図書館は、巨大なキューブ型の外観。夜になると建物全体が青くライトアップされます。
図書館の内部は白で統一されていて、まるで現代アートの美術館に入ったかのような雰囲気。
SNSでよく見かける、開放的な吹き抜けの空間は５～８階にあります。
最上階の９階にはカフェや展望台があり、何時間でも居続けたい図書館です。

「ビクトリア州立図書館」は、オーストラリアで最古の図書館。
放射線状に延びた机と吹き抜けが美しい「ラトローブ閲覧室（La Trobe Reading Room）」が有名です。
ラトローブ閲覧室を全体的に見下ろすことができる、６階の「Dome viewing balcony」が定番の撮影スポットになっています。
ビクトリア時代初期の美術工芸品や、オーストラリアの伝説的な盗賊であるネッド・ケリーの鎧などの貴重なコレクションが鑑賞できる図書館の常設展も見応えあります。

オーストリアアルプスのふもとにある、約20万冊を収める世界最大の修道院ライブラリー。白と金を基調としたバロック様式の建築に、天井のフレスコ画が圧巻の美しさ。床はサイコロのように大理石が敷き詰められ、まるで「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んだ気分に。中世ヨーロッパのきらめきを感じられる高貴な図書館です。

「library@orchard」は、シンガポール随一のショッピングエリア「オーチャード」にある図書館。
ショッピングモールの「オーチャード・ゲートウェイ」の3階と4階にあるこの図書館は、アートやデザイン、ライフスタイルを中心とした資料の宝庫です。
ウェーブ状になっている白い本棚がアイコニックなスポットとして注目されている図書館には、広い読書スペースや、本棚の近くにインテリアやファッション雑誌を手にして、くつろぐのにぴったりなイスも設置されいます。また、映画やアニメのDVDが並ぶ視聴覚資料コーナーが充実しているのも◎。
観光そっちのけで、おこもりしたくなる図書館です。

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