【勝ちに行く美容 Vol.14】自信貯金
美しい女に囲まれた職場と、男の人に囲まれた職場。
どっちが美容に良いのだろう。ふとそんなことを考える。
女だらけの職場は、美容情報も飛び交うし、日々刺激が満載だ。
しかし、日常的に男の視線を意識しなくなるし、綺麗な女に囲まれると自分に足りないものが浮き彫りになって自信がなかなか育たない、という面もある。
一方で、8人の小さな部署で女子は自分だけ。そんな環境にいて、時々とんでもなく自信に満ち溢れている女性もいる。
明らかに過剰な自己評価だとしても、自信は女を「レア物」みたいに見せる時があるから、あれよあれよと素敵な彼と結婚しましたみたいなケースがあるように思う。
自信は美容に不可欠だ。
自信を持って勧められた商品がやっぱり魅力的に思えるように。
「美しさ」という自己ブランディングには欠かせないものだと思う。
一方で自信ほど取り扱いの難しいものはない。
過剰でも暑苦しくて、不足しても面倒くさい。
そこで、適度な自信を身に着けるためのお勧めの方法をひとつ。
私は数年前から、「人に期待する」ことを一切やめた。
期待しなければ落胆もしないし、何かをしてもらった時の喜びもひとしおだ。
それと同時に、自分にも過剰な期待をしない。
そして何かクリアできるたびに、小さな自信を貯金箱に貯めていく。
失敗してしまったら、これも経験だと慰める。
そうやって貯めた自信は、自分に向けたものだから、適量で、爽やかで気持ちの良いものだと気づいた。
たくさんの情報に囲まれて真面目に育ったこの国の女子たちは、色々なことに悩みがちだけど、大事なことは、今日、今、"なんか私って悪くないな、大丈夫"って思えることだと思うのだ。
自信貯金を始めよう。
自分の内側に重ねた適量の自信は決して揺らぐことはないし、きっともっとあなたを美しくする。
【勝ちに行く美容】バックナンバー
奥村 真理子
「趣味は皮膚」というスキンケアマニア。 様々なスキンケアアイテムを実際に利用して事実をレポートするインスタグラムは、アカウント開設からわずか8ヶ月で20,000フォロワーを獲得。
株式会社PETTERSの取締役としてアパレル会社を経営、2児の母でもある。