【勝ちに行く美容 Vol.11】水光デコルテ
女性の体で好きなパーツ、一つはふくらはぎ、そしてもう一つはデコルテだ。
デコルテから肩にかけてのラインは女性の“たおやかさ”と“繊細さ”を表現するパーツだと思う。
そして、人それぞれ美しさが違うのも好きなポイントだ。
白くもっちりとした肌にシルクのような柔らかな光を放つ人。
少し日焼けした肌に鍛えられた背中が相まって、肩に向けて七色の光を放つ人。
メイクをしている顔よりも、個性が透けて見えてそれぞれの美しさがあると思う。
首からデコルテ、肩にかけての皮膚は1枚で繋がっているから、その管理はなかなか難しい。
私も先日、パーソナルトレーニングの先生に、「首のベストポジションはここです。
血流が悪くなるから意識してください」と正されたけど、その状態にすると顎の下に肉が溜まり首には皺が寄ってしまう。
二重あごにならないように日々すこし顎をあげているのだなぁと反省した。
私の友人にデコルテのすごく美しい人がいる。
彼女はデコルテも肩も、顔と同じスキンケアをするそうだ。
いつもハリがあり、まるで水をたたえているようだ。
デコルテは最高のレフ板だ。
顔の真下から皮膚を照らしてくれる。
いじいじと顔の毛穴ばかり気にするのを一旦止めて、胸から上は全部顔!くらいの気持ちでケアしてみよう。
使わなくなったスキンケアは、迷わずデコルテに塗ってみる。
さぁ今こそ、デコルテを育てよう。
また春が来て夏が来るから。
来年の私は十分な水を含んだキラキラのデコルテで光を集めよう。
最高のレフ板が、肌悩みを飛ばしてくれる。
【勝ちに行く美容】バックナンバー
奥村 真理子
「趣味は皮膚」というスキンケアマニア。 様々なスキンケアアイテムを実際に利用して事実をレポートするインスタグラムは、アカウント開設からわずか8ヶ月で20,000フォロワーを獲得。
株式会社PETTERSの取締役としてアパレル会社を経営、2児の母でもある。