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Self-Portrait/古屋呂敏のFocal Length Vol.11

古屋呂敏<連載コラム>第3月曜日更新

その瞬間を永遠にしたいと願いながら、シャッターを切る。
心の揺れるままに、心の色のままに。
自分だけに見えていたその一瞬の世界は、
写真に残すことでさらに愛しく想えるものになる。
だから僕は、きっと永遠に写真を撮り続ける。

───俳優、カメラマンとして活躍する古屋呂敏の「Focal Length」。
連載を通して、写真だけではなく、
人との距離感、 生きるスタンスなど
さまざまな「焦点距離」をお届けします。
【撮影&テキスト:古屋呂敏 撮影機材:Nikon Zf】

  • 作成日:

Focal Length
今回のテーマは「Self-Portrait」。

カメラを好きになってから時々セルフポートレートを撮ることがある。

自分自身と向き合う時だったり、自分の現在を客観的に見たい時だったり。
自分の感情や環境て、゙自分の写りが全く変わってくる面白さ、知らなかった自分の発見。
携帯での自撮りが当たり前になった今、改めて自分で自分を表現したいと思った。

Zf + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZII)

Zf + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZII)

Zf + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZII)

Zf + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZII)

役者としていろんな役を演じていく中で、自分自身を変えていく。その流れの中で生きていくことが少し心地いい。

役のイメージで自分自身のイメージも変わっていく面白さ。

青だったり、赤だったり。

自分は何色なんだろう。
どんなふうに見えるのだろう。

でも、それでいい。
掴めなくていい。
それが自分の現在地。

※次回Vol.12は、9月17日(火)更新予定です。

古屋呂敏 プロフィール

古屋呂敏

俳優・フォトグラファー 1990年、京都生まれ滋賀/ハワイ育ち。カメラ歴は7年。Nikon Zfを愛用。父はハワイ島出身の日系アメリカ人、母は日本人。俳優のみならず、カメラマン、映像クリエイターROBIN FURUYAとしても活動。CHANEL、FENDI、ISETAN、SK-IIなどの映像制作も手掛ける。2022年には初の写真展「reflection(リフレクション)」、2023年9月には第2回写真展「Love Wind」を開催。

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