Focal Length
今回のテーマは「Self-Portrait」。
カメラを好きになってから時々セルフポートレートを撮ることがある。
自分自身と向き合う時だったり、自分の現在を客観的に見たい時だったり。
自分の感情や環境て、゙自分の写りが全く変わってくる面白さ、知らなかった自分の発見。
携帯での自撮りが当たり前になった今、改めて自分で自分を表現したいと思った。
役者としていろんな役を演じていく中で、自分自身を変えていく。その流れの中で生きていくことが少し心地いい。
役のイメージで自分自身のイメージも変わっていく面白さ。
青だったり、赤だったり。
自分は何色なんだろう。
どんなふうに見えるのだろう。
でも、それでいい。
掴めなくていい。
それが自分の現在地。
※次回Vol.12は、9月17日(火)更新予定です。
古屋呂敏 プロフィール
古屋呂敏
俳優・フォトグラファー 1990年、京都生まれ滋賀/ハワイ育ち。カメラ歴は7年。Nikon Zfを愛用。父はハワイ島出身の日系アメリカ人、母は日本人。俳優のみならず、カメラマン、映像クリエイターROBIN FURUYAとしても活動。CHANEL、FENDI、ISETAN、SK-IIなどの映像制作も手掛ける。2022年には初の写真展「reflection(リフレクション)」、2023年9月には第2回写真展「Love Wind」を開催。