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光と影の美しさ/古屋呂敏のFocal Length Vol.22

古屋呂敏<連載コラム>第3月曜日更新

その瞬間を永遠にしたいと願いながら、シャッターを切る。
心の揺れるままに、心の色のままに。
自分だけに見えていたその一瞬の世界は、
写真に残すことでさらに愛しく想えるものになる。
だから僕は、きっと永遠に写真を撮り続ける。

───俳優、カメラマンとして活躍する古屋呂敏の「Focal Length」。
連載を通して、写真だけではなく、
人との距離感、 生きるスタンスなど
さまざまな「焦点距離」をお届けします。
【撮影&テキスト:古屋呂敏 撮影機材:Nikon Zf】

  • 作成日:

Focal Length
今回のテーマは「光と影の美しさ」。

光がどこかにあたれば、必ず影が生まれる。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

光は被写体を浮かび上がらせ、影はその存在感を際立たせる。
光が強ければ影は濃くなり、柔らかな光には柔らかな影がそこに存在する。

カメラが大好きな人は必ず光と向き合う時間が増える。

自分自身、普段カメラを構えるとき、無意識に光を追いかけている。
どこから差し込むのか、どんな表情を作るのか、太陽の光の角度や、照明の光の強さ。
光を知れば、より自分が望む写真に近づける気がする。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

どこまでを見せ、どこを隠すのか。
見えるものと見えないもの。
その間にこそ、深さや美しさを感じる。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

全て見えるから美しいわけではない。

光と影が存在するからこそ生まれるニュアンスを、少しでもすくっていきたい。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

弱い光の中だからこそ見える輪郭がそこにある。
影の中にこそ本音が見える。
それは写真も同じ気がする。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + New Nikkor 85mm F1.8(+マウントアダプターFTZII)
ディープトーンモノクローム

プロフィール

古屋呂敏

俳優・フォトグラファー 1990年、京都生まれ滋賀/ハワイ育ち。2016年より独学でカメラを始める。NikonZfを愛用。父はハワイ島出身の日系アメリカ人、母は日本人。MBS/TBS「恋をするなら二度目が上等」(2024年)などに出演。俳優のみならず、フォトグラファー、映像クリエイターROBIN FURUYAとしても活動。2022年には初の写真展「reflection(リフレクション)」、2023年9月には第2回写真展「LoveWind」を開催。2025年6月、ニコンプラザ東京 THE GALLERY、2025年7月、ニコンプラザ大阪 THE GALLERYにて、写真展「MY FOCAL LENGTH」を開催。

古屋呂敏「MY FOCAL LENGTH」写真展のお知らせ

ニコンプラザ大阪にて「MY FOCAL LENGTH」写真展が開催中。
古屋呂敏がNikon Zfで撮影した本連載の掲載作品に加え、新たに撮り下ろした作品も展示されます。
写真展の入場は無料です。是非、お誘い合わせの上ご来場ください。

オーディオガイド用にイヤホンをお持ちください

会場では、古屋呂敏による音声ガイドをお楽しみいただけます。QRコードが読み込めるスマートフォンとイヤホンを忘れずにお持ちください。会場でのプレイヤーおよびイヤホンの貸し出しは行っておりません。

写真展の詳細はこちら

ニコンプラザ大阪 THE GALLERY

2025年7月10日(木)~7月23日(水)10:30~18:30 ※最終日は15:00まで
休館日:日曜

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