menu

【私が撮りたかった女優展インタビュー #4】芋生悠×持田薫

毎回、人気女優とフォトグラファーがコラボレーションすることで人気の「私が撮りたかった女優展」。
GENICでは、2021年3月に開催された3回目の同展に参加した5名のフォトグラファーに、撮影の舞台裏、写真に込めた想いなどをお伺いしました。
2021年8月まで、次回「私が撮りたかった女優展」のフォトグラファー募集が行われています。応募詳細は記事の最後でお伝えしますので要チェックです。
#4は、「表現の幅」という設定で芋生悠さんを撮影した、持田薫さんへのインタビューをお届けします。

  • 作成日:

ADVERTISING

芋生悠

1997年12月18日生まれ、熊本県出身。近年の主な出演作品に映画「ソワレ」(2020)、「37セカンズ」(2020)、「#ハンド全力」(2020)など。2021年は映画「HOKUSAI」をはじめ公開待機作品多数。BOAT RACE振興会の2021年イメージキャラクターにも抜擢されている。

持田薫(Photographer)

1991年生まれ、東京都出身。独立後、映画「僕はイエス様が嫌い」のスチールにてカメラマンとしてのキャリアをスタート。現在は雑誌・広告など幅広いフィールドで活躍中。
愛用カメラ:Canon EOS 5D Mark IV/EOS RT

不必要に自分を可愛く見せる必要はない。

Interview Photographer

Q. この写真はどのような設定、どのような想いで撮られた作品でしょうか?

この写真は日常がテーマだったので、撮影前に「不必要に自分を良く見せる必要はない」と彼女に伝えました。芋生悠らしく、僕らしい写真が撮れたと思います。なんとなく撮って奇跡の一枚が撮れていたというのも良いのですが、自分の思った通りの写真を狙い通りに撮ることも大切です。

Q. なぜ芋生悠さんを撮りたかったのですか?

芋生さんのことは、2016年に僕が初めてポートレートを撮影した女優の方に教えていただいたときから知っていました。当時は撮影依頼をする勇気がなく、声をかけられなかったことがずっと心残りでした。なので、今回この展示の話を頂いたとき、迷わず彼女一択で指名させていただきました。

Q. 今回の撮影コンセプトと撮影舞台設定について教えてください。

女優さんだからできることは何かと考えたときに、とにかく「表現の幅」のある写真を撮ろうと思いました。撮影は二日間あり、一日目は自然な表情を撮りたいと思ったので、芋生さんの友人宅をお借りして撮影。なるべく素の表情を撮ろうと思いました。

Q. 写真のあがりを見たときの感想を教えてください。

僕のやりたいことの意図を瞬時に感じ取ってくれる方だったので思った通りの写真が撮れていたのはもちろんですが、想像もしていなかったような良い写真も撮れていてびっくりしました。また、彼女の表現の幅についていくだけの写真表現の幅があったのだという、自分についての発見もありました。

Q. 写真展で観る人に特に感じて欲しい点はありますか?

写真の中に写っている人が綺麗だな、可愛いなという「情報」として感じ取るだけではなく、日常の中の儚さや、懐かしさのような「感性」も感じ取っていただけたらと思います。

持田薫 Instagram

次回「私が撮りたかった女優展」のフォトグラファーを募集

エントリー方法

1.TwitterおよびInstagramで、以下の2つのハッシュタグをつける。
#私が撮りたかった女優展
#女優展2022entry

2.同じ被写体の写真4枚を投稿。

投稿は何度してもOK、既出写真もOKとのことです。
応募してみてはいかがでしょうか?

私が撮りたかった女優展 Instagram
私が撮りたかった女優展 Twitter

おすすめ記事

【私が撮りたかった女優展インタビュー #3】鳴海唯×女鹿成二

【私が撮りたかった女優展インタビュー #2】池田エライザ×増田彩来

【GENIC 2021年7月号】「だから、人を撮る」/ ポートレート特集

次の記事