【好きよローカル #3】岩倉しおり(写真家)×香川

大好きな眺め、懐かしい景色、大切な場所…慣れ親しんだ地元を自分らしく写し出す、ローカル愛に溢れたクリエーターをクローズアップ。地元の魅力や自然の素晴らしさを写し出した作品とともに、その地だからこそ輝くこだわりの表現方法に迫りました!旅する人へ、地元目線でのオススメもご紹介。
#3は、写真家 岩倉しおりさんの「香川」をお届けします。

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岩倉しおり(Shiori Iwakura)

写真家 香川県出身、在住。CDジャケット、書籍の装丁写真、広告写真などを手掛ける。質感や1枚1枚大切に撮れることに惹かれ、フィルム撮影にこだわる。
愛用カメラはCONTAX Aria。写真集『さよならは青色』をKADOKAWAより販売中。

MY HOME TOWN IS 香川

いつも見ている海はどこにでもある海ではない…海の写真が地元の魅力に気付かせてくれました

香川の魅力を表現した作品といえば、地元の海での写真。
「潮が引いた海に水たまりができて、空が反射する様子は地元の風景かなと思います。海に小さな島が見えるのも地元ならではで、見ていてとても落ち着きますね。いつも見ている海を撮ってSNSに投稿したら、とても反響があり、この海はどこにでもあるわけではないことに気付かされました。この写真がきっかけで地元の良さにも気付けたので、私にとって思い入れのある大切な場所です」。

見ていいなと思ったものを撮って表現をしたい。こんな世界だったらいいなという気持ちを込めて

岩倉さんの撮影時のこだわりとは?
「なんでもない場所が季節や天候、日時などによって美しくなる光景を撮影するようにしています。それは少し見方を変えるだけで見えてくるもの。写真を撮ることだけでなく、そういう光景を見つける楽しさもあります」。

ロケーションは身近で、大切にしている場所ばかり。
「たまたま香川県にいて、香川県の景色が好きですが、どこに住んでいたとしても、きっとその場所が好きな景色になっただろうなとは思います」。

地元が好きだからずっと変わらないで穏やかなままでいてほしい、それが願いです

「慣れ親しんだ地元は自分にとって大切な場所であり、心落ち着ける場所です。ときには写真を撮らず、ぼんやりといつもの景色を眺めながら、たまたま見たことのない一面に出会えることも。違う時間帯に来てみたら、どんな景色が広がっているだろうと想像してみることもあります」。

そう語る岩倉さんが地元を撮り始めた理由は、「有名なスポットよりも、自分にしか見つけられない視点を探して、撮りたいと思っているので、身近な場所がちょうど良かったのだと思います。そして、もちろん地元が好きだから撮りたいという気持ちも。これからもいろいろな面を見つけられたらと思いますし、ずっと大切な場所です」。

過去には都会に行かなくては、と思っていた時期もあったという岩倉さん。
「今はSNSを通じて、たくさんの方に写真を見ていただけるようになり、地元でも写真の仕事ができる時代になったと思います。 好きな場所に住めて、好きなことを仕事にできるのは、とても幸せな形ですし、この地域でしかできないこともたくさんあるのかなと。だからこれからも香川で暮らしたいです」。

旅する人へ向けて…Welcome to 香川

「瀬戸内海の穏やかな海を見てほしいです。島もあり、山もあり、撮りたくなる景色がたくさんあると思います」。

岩倉しおり Instagram
岩倉しおり Twitter
岩倉しおり 公式WEB

GENIC VOL.57 【地方の町の素晴らしさは地元の人が知っている 好きよローカル】
Edit:Yuka Higuchi

GENIC VOL.57

テーマは「100人の旅という表現」。
表現者たちのオンリーワンな旅スタイルや、撮欲も満たすひとり旅、旅するように暮らす多拠点生活など、様々な旅する人とその想いに迫ります。

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