幸せのために作られた風景
「ミュンヘンで撮影した写真です。私の写真は、遊園地やカラフルな像、ピンクに塗られた地下鉄の駅など、人々を幸せにするために作られた人工的な風景のドキュメンタリーです。これらは、人々が日常から一瞬でも逃れようと作ったものですが、いつか、慣れてしまい、新たな日常へとなっていきます」。
Paul Hiller
フォトグラファー ドイツ在住。
愛用カメラ:Hasselblad 500C/M
愛用レンズ:Carl Zeiss Planar CF 80mm f/2.8 T*
新しくて楽しい気づき
「私のジャケット、息子のTシャツを使って自宅の庭で撮影し、背景をロシアの草原にチェンジ。忙しすぎると感謝の気持ちをもって世界を見渡せなくなります。ペースを落として、気づかないようなことに目を向けていきたいです。楽しい写真を#household_surrealism でシェアしていただけたら、日本の皆さんとつながることができるので嬉しいです」。
Helga Stentzel
アーティスト イギリス・ロンドン在住。
愛用カメラ:Canon EOS5D Mark II
愛用レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS II USM
GENIC vol.61 【五感を刺激する写真たち】
GENIC vol.61
テーマは「伝わる写真」。
私たちは写真を見て、何かを感じたり受け取ったりします。撮り手が伝えたいと思ったことだけでなく、時には、撮り手が意図していないことに感情が揺さぶられることも。それは、撮る側と見る側の感性が交じり合って起きる化学反応。写真を通して行われる、静かなコミュニケーションです。