目次
プロフィール
luka(琉花)
写真家/モデル 1998年、東京都出身。広告撮影やZINE制作のほか、「VOYAGE 2014-2017」「VOYAGE-Iceland- 2019」「Morocco 2017 - 2025」など個展も積極的に開催。昨年(2025)、旅先で撮影した写真を用いたトップスをメインとしたアパレルブランド「VOYAGE」を始動。モデル・琉花として広告から雑誌、MVまで幅広く活動している。ギャラリー『Scooters ForPeace』のオンラインサイト(https://scootersforpeace.com)にて「Morocco 2017-2025」展示作品を取り扱い中。
愛用カメラ:Leica M6、FUJIFILM GA645、BiGmini
愛用レンズ:NOKTON 35mm F1.2、CONTAX Carl Zeiss 28mm F2.8、Leica 50mm
瞬間が永遠に変わる写真の力に魅せられて
そのとき、その場所、その空気感── それらすべてが重なり、一枚のなかにすべてが詰まる
常に小さいカメラを持ち歩いていて、写真を一枚も撮らない日はありません
写真を見返して余韻に浸る。その瞬間に最も写真が好きだと感じます
写真はまるで魔法のようなもの
「初めて友達と行ったウィーンとパリの旅行で、カメラマンの父から借りたフィルムカメラでフィルム20本以上の写真を撮って帰ってきました。それまではデジタルカメラやスマートフォンでしか写真を撮ったことがなかったので、フィルムカメラってなんだろうという感じで、旅行前に父に使い方を教えてもらうことから始まりました。実際に撮り始めると、それはもう楽しくて、フィルムをセットしては無心でシャッターを切っていました。フィルムカメラの、どんな写真が撮れているのかわからないドキドキ感やワクワク感もすごくよくて。本当の意味で写真と出会い、写真を好きになったのは、このときだったのだと思います。そして今改めて思うのは、写真はまるで魔法のようだということ。そのとき、その場所、その空気感―それらすべてが重なり、すべてが詰まる。瞬間が永遠に変わることこそ、写真の持つ不思議な力であり、魅力だと思います。あとで写真を見返して、そのときのことや景色を思い出して余韻に浸る時間は、写真を始めてから現在に至るまで、ずっと変わらない最も好きな瞬間であり、至極の時間です。仕事の日でも休みの日でも常に小さなカメラを持ち歩いていて、写真を一枚も撮らない日はありません。本当に写真が好きなんだなと思います」。
GENIC vol.75 【PHOTOGRAPHY IS LIFE. 私が写真を好きな理由】
Edit:Chikako Kawamoto
GENIC vol.75
2025年7月号のテーマは「I love photography ただ、写真が好きで」。
写真は移ろいゆく季節に目を向けることを教えてくれた。
写真は心の奥にしまい込んでいた自分の感情に気づかせてくれた。
写真は自分らしく生きていいよと励ましてくれた。
写真はかけがえのない仲間と巡り会わせてくれた。
写真は素晴らしい世界の見方を示してくれた。
写真から、たくさんのものをもらってきた。
だから、好きな理由はひとつじゃない。