森川葵「食事の前にフィルムカメラで」
「焼肉屋さんのカウンターの鏡越しに“どう写るかな?”と思いながらフィルムカメラで撮りました。フラッシュをたかなかったので写ってるか不安だったんですが、机に置いて固定していたのでブレることもなく、意外といけてました」。
森川葵(女優)
1995年生まれ、愛知県出身。2010年にデビュー。その後、ドラマ、映画を中心に女優として活動するほか、『それって!?実際どうなの課』『太田光のつぶやき英語』にレギュラー出演中。カメラ好きとしても有名で、そのコレクションは20台以上。
モーガン茉愛羅「残したい記憶とともに」
「2019年に、トムサックスというアーティストのもとでインターンをした時に、そのオフィススタジオで撮った一枚。そこに自分がいた記録を残したくて撮りました」。
「髪をバッサリ切った次の日!ポラロイドで記念に撮った一枚です。洗面台の見開き鏡の角度を変えて撮ったら、自分が2人いるかのような作品になりました」。
モーガン茉愛羅(モデル/フォトグラファー/女優)
1997年生まれ、東京都出身。モデル、女優としての活動のほか、マークジェイコブスのソーシャルグローバルキャンペーンや、広瀬すず2021年カレンダーの撮影など、フォトグラファーとしても幅広く活躍中。 2021年11月に映画『エッシャー通りの赤いポスト』の公開が控えている。
阿久津ゆりえ「不思議の国に迷い込んだように」
「有楽町の商業施設を歩いている時、お花のような可愛い照明を見つけたので写真を撮ろうと思ったら、鏡張りの天井だったので自分も一緒に写ってしまいました。上を向いて撮ってるからか、どこか不思議な写真に見えるところがお気に入りのポイントです」。
阿久津ゆりえ(モデル)
1988年生まれ、群馬県出身。CMや広告、雑誌などで幅広く活躍。フィルムカメラ好きとしても知られ、SNSにアップするふとした日常を切り取った写真にもファンが多い。愛用中のカメラは、OLYMPUS XA2、Konica C35。
GENIC VOL.59 【表現者たちのミラーセルフポートレート。Photo by Me「鏡の中の私」】
GENIC VOL.59
特集は「だから、人を撮る」。
最も身近にして最も難しい、変化する被写体「人」。撮り手と被写体の化学反応が、思ってもないシーンを生み出し、二度と撮れないそのときだけの一枚になる。かけがえのない一瞬を切り取るからこそ、“人"を撮った写真には、たくさんの想いが詰まっています。泣けて、笑えて、共感できる、たくさんの物語に出会ってください。普段、人を撮らない人も必ず人を撮りたくなる、人を撮る魅力に気づく、そんな特集を32ページ増でお届けします。