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【DEAR MY PEOPLE 愛する人を撮る #4】jyota tomonori & misuzu

「大切な人をカメラに収めたい」。写真を愛するクリエイターにとって、それはとても自然な感情。かけがえのない時間を切り取りたい、愛しい気持ちを写真で表現したい、その人が生きた証を残したい…。
「愛する人」をとらえたクリエイターたちの写真には、それぞれの深い愛が込められています。
#4は、2人で「tsukinami」というユニット名で活動しているフォトグラファーカップルの、jyota tomonoriさんとmisuzuさんです。

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jyota tomonori

フォトグラファー 大阪府出身。ウエディング会社での専属フォトグラファーを経て、現在はフリーランスに。
愛用カメラ:Sony α7Ⅲ
愛用レンズ:Sony FE 24-70mm F2.8GM、smc-PENTAX-M 50mm F1.4

misuzu

フォトグラファー 1995年生まれ、香川県出身。大学時代に撮影活動を開始し、SNSが話題に。
愛用カメラ:Sony α7Ⅲ、Sony α7R、RICOH XR500
愛用レンズ:Sony FE 35mm F1.8、Super Takumar 50mm/F1.4/28mm/F3.5

撮って撮られる関係

「昨年たくさん撮影した、ステイホーム時間の一枚。From MUJIの連載記事『ツキナミ』に掲載され、2人の活動名がtsukinamiになるきっかけとなった思い入れのある写真」。

お互いに刺激し合うライバルであり、最高のパートナー

jyotaさんとmisuzuさんは、それぞれフォトグラファーとして活動しているカップル。
2人は大学生の時に出会い、すでにカメラに夢中だったmisuzuさんの影響で、jyotaさんもカメラに魅了されたという。それ以来、”撮ったり撮られたりする”関係が続いている。
「彼女は恋人であり、写真に関してはライバル。同じ場所で撮っても視点が全然違うので、良い刺激をもらっています。撮るより、撮られるほうが難しいかも」と、jyotaさん。一方misuzuさんは「撮る時も撮られる時も、いい写真を目指す、という意味では同じ。私が撮った彼の写真を、彼自身に喜んでもらえた時が特にうれしい」とのこと。
また、2人が一緒に写っている写真は、お互いに意見を出しながら構図や場所を細かく決めていくのだそう。2人のカップル・フォトは、表情や仕草などが不自然に見えないことが理想。
「私たちの写真を見て、2人らしいナチュラルなセルフポートレートだと思ってもらえたらうれしい。今まで成人式や卒業式、ウェディングの前撮りなど、大切な節目の写真をたくさん撮ってきました。今後、子供ができて家族が増えて…いずれは自分たちの家族ポートレートを撮れたらいいな、と思っています」。

「ピンク色に染まった空がとてもドラマチックだった、高知の夕方」。

jyota's camera

jyota「ウェディングの前撮りで京都へ。彼女のドレス姿は本当に美しく、朝から夜まで撮影しました」。

Q. 相手を撮りたくなるのは、どんな時?

jyota’s A
可愛いと思った瞬間
話しながら楽しく撮ることを大切にしているのですが、彼女のいい笑顔を撮れた時、さらにその写真を彼女が気に入ってくれた時はとてもうれしいです。

misuzu’s A
光が美しい時
彼は瞳がきれいな茶色なので、やわらかい光や木漏れ日が目に当たっている時は特に撮りたくなります。きれいな景色に彼が溶け込んだ、自然なポートレートが好きです。

misuzu's camera

misuzu「淡い色味の桜や、川に反射する光、水の波紋や影など自分らしさが詰まった一枚」。

Q. 相手を撮る時のこだわりは?

jyota’s A
自然な美しさ
逆光から彼女のなびいた髪が透けたり、瞳が輝いたり…そんなきれいな瞬間を狙います。背景はなるべく青空を入れて、人工物は極力避けます。彼女へのディレクションはほとんどせず、話しかけて自然な笑顔を引き出します。

misuzu’s A
撮りすぎない
シンプルで美しい写真が好みなので、一枚の写真に3色程度というのを意識し、基本的には朝と夕方の光がやさしい時間帯に撮影します。また、楽しい時間を壊さないように、”撮影しすぎない”ということも大切にしています。

jyota's camera

jyota「寝ている彼女が好きで、仕事に行く前に撮ることがよくあります。日差しがきれいに当たっている点がお気に入り」。

Q. 相手の写真の魅力は?

jyota’s A
人と違う視点を持っている
人と違う視点を持っていて、誰も気がつかないところを上手い構図で切り取る点。また、コミュニケ
ーション能力が高く、彼女の写真ではみんな幸せそうな顔をしています。なので、ウェディング撮影
などの仕事を一緒にする際は、最高のパートナーです。

misuzu’s A
自分や他人とは視点が違う
写真を始める前から、自分や他人とは別の視点を持っている、と感じていました。そんな風に切り取るんだ! あれがこう写るんだ!と、驚くことがよくあります。写真を撮る上で私は細かいところを見ていることが多く、彼は広く全体を見ている感じがします。

misuzu's camera

misuzu「清々しい朝。真っ白なシーツに身を包む彼と、朝のやさしい光がきれいだったのでシャッターを切りました」。

Q. 相手を撮る理由は?

jyota’s A
未来の子供に見せたい
自分自身の思い出と、喜んでくれる人のため。そして何より、自分たちの子供や孫にも見せてあげたいから。

misuzu’s A
好きが倍増する感覚
彼を撮影することは、自己満足かもしれません。自分の好きな写真と、好きな彼が一緒になることによって、好きが倍増する、という感覚でしょうか。

jyota tomonori(@jt.333) Instagram
jyota tomonori(@jt.222) Instagram
jyota tomonori Twitter
misuzu(@pettit0524) Instagram
misuzu(@komorebi_life) Instagram
misuzu Twitter

Information

「tsukinami」というユニット名で、2人で活動中。無印良品 MUJI passportコンテンツ from MUJIでの特別連載企画『ツキナミ』が1冊の本になり、無印良品グランフロント大阪店で展示中。

tsukinami Instagram

GENIC VOL.59 【DEAR MY PEOPLE 愛する人を撮る】
Edit: Satoko Takeda

GENIC VOL.59

特集は「だから、人を撮る」。
最も身近にして最も難しい、変化する被写体「人」。撮り手と被写体の化学反応が、思ってもないシーンを生み出し、二度と撮れないそのときだけの一枚になる。かけがえのない一瞬を切り取るからこそ、“人"を撮った写真には、たくさんの想いが詰まっています。泣けて、笑えて、共感できる、たくさんの物語に出会ってください。普段、人を撮らない人も必ず人を撮りたくなる、人を撮る魅力に気づく、そんな特集を32ページ増でお届けします。

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