市川 渚
クリエイティブ・コンサルタント ファッションデザインを学んだ後、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業/ブランド、サービスのコミュニケーション設計、コンテンツ企画・制作・ディレクションに関わる。また自身のクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も合わせ持つ。
愛用カメラ:Sony α7 IV、FUJIFILM X-E4
愛用レンズ:ZEISS Batis 2/40、TAMRON 20-40mm F2.8、フジノンレンズXF27mm F/2.8 R WR
Q.市川渚さん、お気に入りの最新ガジェットやカメラ関連のマイブームは?
A.HMD「Meta Quest Pro」と 「Insta360 X3」 での動画撮影
メタのHMD「Meta Quest Pro」を愛用中
「VRコンテンツやゲームを楽しむのに使うことが多いHMD(ヘッドマウントディスプレイ)。私はPC画面をそのままVR空間に映すことのできる『Immersed』というアプリを使って、メタの『Meta Quest Pro』をPCのディスプレイ代わりに使うのにハマっています。視界が適度に遮られるので、周囲の環境ノイズも気にならず、超集中できる空間がVR上で手に入れられるのがすごくいいです。作業場所を変えたい時にカフェに行くような感覚で、気分転換にもなります」。
「360度アクションカメラ『Insta360 X3』は近年性能が上がったこともあり、とりあえず360度動画を撮っておけば、編集の段階で好きな構図にリフレームすることが可能に。構図を決めて撮るというこれまでの撮影の常識を覆す、とりあえず撮っておいて、構図は編集段階で決めることが目から鱗でした。スキーや登山、ハイキングといったアクティビティを自分でも楽しみながら、記録に残すのにおすすめ。消える自撮り棒を使えば、自分の全身を映すこともできるので、臨場感も増します」。
デジタルファッショニスタ市川さんにおしゃれなカメラバッグを教えてもらいました!
「以前、開発協力させていただいたドローン用バッグの内装をカメラバッグとしてリデザインして一般発売。レザー製で品のある、モードな佇まいのカメラバッグは他にはないと思っています。名前の通り、週末カメラを持って散歩に出かけるようなシーンにぴったりで、持ち歩く時は背中側に、サッと前に回せば、カメラを取り出しやすいのも便利」。
「複数台のカメラを持ち運ぶ時は、Urthのカメラケースに入れて。それをさらにトートバッグなどに入れることもあります。カメラ複数台にプラスして、レンズも複数本入る収納力の高さと、無骨さが出ないところがお気に入り」。
GENIC vol.67【撮影と表現のQ&A】市川渚/Q.お気に入りの 最新ガジェットやカメラ関連のマイブームは?
GENIC vol.67
7月号の特集は「知ることは次の扉を開くこと ~撮影と表現のQ&A~」。表現において、“感覚”は大切。“自己流”も大切。でも「知る」ことは、前に進むためにすごく重要です。これまで知らずにいたことに目を向けて、“なんとなく”で過ぎてきた日々に終止符を打って。インプットから始まる、次の世界へ!
GENIC初のQ&A特集、写真家と表現者が答える81問、完全保存版です。