menu

すんごい楽しい日記 加賀翔(かが屋)

表現を生業とする人たちが、レンズを通して見る自分だけの世界。何を感じ、いつカメラを向け、どんな瞬間にシャッターを切るのか。彼らにしか見えない視線のその先をのぞかせてもらいました。
「表現者たちの視線の先」2人目は、お笑い芸人の加賀翔(かが屋)さんです。

  • 作成日:

ADVERTISING

目次

すんごい楽しい日記

「ライブのオープニング。ラブレターズさんの靴のことでずっこけるヤーレンズさんとさすらいラビーさん。ライブでしか見られない名物のシークレットシューズ」。

「舞台袖にいたセルライトスパさん。お金のない兄弟が自販機の前で悩んでいるネタのようだった」。

芸人しか見られない風景を共有したい

誰かに見せたい写真よりも、自分が見て嬉しくなる写真がいい

「リップグリップともめんとに自分たちの仕事を手伝ってもらった時の写真。自分も先輩になってきているんだと実感した瞬間」。

「仕事の合間。スモークが焚かれている中の相方・賀屋」。

「コンビニでバイトをしていた時にカメラと競馬が好きだった店長がいたんですけど、競馬に誘ってくれて、乗り気じゃなかったけど行くことになったんです。その時に店長のカメラを触らせてもらって馬を撮ったんですが、それをきっかけにカメラにハマってしまいました。そこから毎週競馬場に通って馬の写真を撮っていました。それが写真を始めたきっかけです。本当に趣味で始めたことだったのですが、カメラのおかげで芸人の先輩に覚えてもらったり、他人に声をかけやすくなったりで、人見知りが本当に減ったと思います。写真を始めてよかったことのひとつです」。
加賀さんにとってスナップとは「街を撮ったり人を撮ったり、意図的ではなく『あっ!』と思った瞬間に撮ったものかなと思います。そういう写真って、その人が見た空気感や何に心が動いたのかが伝わってくる気がして嬉しくなります。僕自身は誰かに見せたいというよりも、自分が見て嬉しくなる写真がいいなと思ってます」。

カメラのおかげで人見知りが本当に減ったと思います

「空気階段さんとのロケでの移動中のエレベーター。もし知らない二人だとしたらゾッとする挟まれ方」。

「番組撮影での場所確認中の様子。パンサーの菅さん(右)、相方(中)、トムブラウンの布川さん(左)のロン毛の3人が海にぴったりすぎて撮影」。

「セルライトスパの肥後さん主催のライブ。開演直前に慌ててカンペを作る肥後さん」。

お笑いの現場の雰囲気や面白さが少しでも伝わったらいいな

「ランジャタイ国崎さん(右)と真空ジェシカのガクさん(左)。狭い劇場の楽屋で一緒になっていた先輩と、メディアの仕事でたまにすごい楽屋に通されるとき興奮する」。

「舞台袖のやす子。いろんな先輩のネタを見学している様子がカッコよかった」。

「お笑いの仕事現場で撮影することが多いです。舞台袖や準備中、芸人はいろんな服を着たり道具を使ったりするので内側にいないと撮れないシーンがたくさんあるんです。今回は、芸人をやってないと見られない光景を共有できたらと思って選びました。僕の写真を通して、お笑いの現場の雰囲気や面白さが少しでも伝わったらいいなと思っています。スナップ写真を撮る上で大切なことはとにかくカメラをぶら下げておくこと、それだけです。歯が剥き出しだったり目をひん剥いていたり、素を曝け出している感じの写真が撮れると嬉しくなります」。今後の写真ライフでの目標は「たくさんの芸人さんを20年くらい撮り続けて、それを一気に見られる写真展をやりたいですね」。
ご自身にとってズバリ写真とは?「すんごい楽しい日記です」。

「愛知県碧南市でのライブの写真。舞台袖の照明が混ざる雰囲気が独特なので撮影」。

「UFOキャッチャー越しのジェラードンさん。とある撮影中に全く関係ない場所で撮影」。

加賀翔(かが屋)

1993年5月16日生まれ、岡山県備前市出身。2015年、かが屋を結成・デビュー。カメラ歴は9年目。
愛用カメラ:Nikon Z 8、Nikon D800
愛用レンズ:NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

加賀翔(かが屋) Instagram
加賀翔(かが屋) X

GENIC vol.69【表現者たちの視線の先】
Edit:Megumi Toyosawa

GENIC vol.69

1月号の特集は「SNAP SNAP SNAP」。
スナップ写真の定義、それは「あるがままに」。
心が動いた瞬間を、心惹かれる人を。もっと自由に、もっと衝動的に、もっと自分らしく。あるがままに自分の感情を乗せて、自分の判断を信じてシャッターを切ろう。GENIC初の「スナップ写真特集」です。

GENIC公式オンラインショップ

おすすめ記事

デジタルを始めた僕が「撮りたい!」瞬間 鈴木仁

「静と動」 坂東龍汰

次の記事