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【GENIC|だから、もっと人を撮る vol.65 2023年1月号】特集詳細&編集長コメント

12月7日(水)発売のGENIC1月号(vol.65)のテーマは「だから、もっと人を撮る」。本記事では、それぞれの特集の詳細、そして編集長のコメントを掲載しています。

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だから、もっと人を撮る

GENIC1月号のテーマは「だから、もっと人を撮る」。
なぜ人を撮るのか?それは、人に心を動かされるから。そばにいる大切な人に、ときどき顔を合わせる馴染みの人に、離れたところに暮らす大好きな人に、出会ったばかりのはじめましての人に。感情が動くから、カメラを向け、シャッターを切る。vol.59以来のポートレート特集、最新版です。

【編集長コメント】
「誰かが誰かを撮った写真」。とても身近で馴染みのあるものですが、その奥深きことといったら……!向き合うたびに、新しい発見があってドキドキするほどです。

「人物写真」という大きなジャンルの中には、さまざまな種類があります。その人の生きざまを写し取ったようなドキュメンタリーフォトだったり、家族や友達、大切な人を切り取る日常写真だったり、”魅せる”ことを目的にしたファッション写真や、オリジナリティ溢れるアート写真、などなどなど。
でもどれも、シャッターを切る原動力は同じなのだなと、今回写真家の皆さまから話を聞いていて思いました。

人を撮る理由。それは、人に心を動かされるから。

そばにいる大切な人に、ときどき会うあの人に、旅先で出会った人に、モデルとして対面したはじめましての人に。感情が動くから、カメラを向け、シャッターを切る。

2021年7月号、vol.59で「だから、人を撮る」というポートレート特集をし、ありがたいことに、たくさんの皆さまに好評をいただきました。前回は、「表現やその手法」をメインに企画しましたが、今回はそれぞれの写真家たちが、「どんな人にどんなときに心が動き写真を撮るのか?」そこを中心に迫った1号です。

vol.59はすでに売り切れとなっていますが、お持ちの方はぜひ引っ張り出してきて、今回の号とあわせてお楽しみいただけたらと思います。同じ「人を撮る」特集ですが、別の角度からお楽しみいただけるはずです。
「だから、もっと人を撮る」。感情が動くGENIC最新号です。

カバーフォトは瀬堀圭世さん

今号のカバーフォトは、瀬堀圭世さんです。

【編集長コメント】
vol.59に続き、写真家・瀬堀さん×モデル・長澤メイさんコンビの写真を表紙にさせていただきました!見ているとつられて笑顔になりそうな、Happyが溢れる写真です。

「だから、人を撮る」からの、「だから、もっと人を撮る」。単純なようで、実は悩んだコピーです。だって次やるときにどうしよう?って。でも先のことは考えないことにしました(笑)。そのときに一番いいものが降ってくる!今回のベストをまずは!

【Special】

家族を撮る理由/浅田政志

前号のvol.64では、写真家人生のターニングポイントについてを深掘り。今回は、なぜ自分の家族と他人の家族を撮り続けるのか、その理由に迫ります。2号連続の浅田政志特集、後編です。

【編集長コメント】
浅田さんのお話を聞いていると、いつも、すごいなあ!と思ってドキドキします。今、目の前にあることをちゃんと見ているし、未来もちゃんと見ている。簡単そうでとっても難しいことです。この特集には、今後も続いていく浅田政志物語の「今」が詰まっています。読むと、この先に起きるであろうことが、不安ではなく楽しみでいっぱいになるような、元気がもらえる特集です。

命をつなぐポートレート写真「NOW & THEN」/藤代冥砂

2020年代の代表作ができたと自評する最新写真集「NOW & THEN」の写真とともに、長いキャリアを経てたどり着いた、写真家・藤代冥砂なりの生き方、撮影へのスタンスをインタビュー。

【編集長コメント】
人生で最初に好きになった写真集が、藤代さんの「もう、家に帰ろう」でした。7月に、産前産後の家族を撮った写真集「NOW & THEN」が発売されたので、このタイミングだ!と思いオファー。快諾いただけて、夢を見ているみたいです!やさしい口調で、フォトグラファーとしての様々な想いを教えてくださいました。感激です!

笠井爾示が切り取る大切な人たち/笠井爾示

独自の感性で女性を撮り続ける写真家・笠井爾示が、「大切な人たち」にカメラを向けるとき。写真家のエゴ、相手との距離感など、「人対人」の撮影における重要な考え方を学びます。

【編集長コメント】
前号のvol.64に出演いただいた写真家の熊谷直子さんは、「笠井爾示さんとの出会いは、写真家という人の生き方を目の当たりにするものだった」と語ってくれました。今回の取材もとても丁寧に、真摯に向き合っていただき、いろいろな人に影響を与える笠井さんの人柄と、写真家としての生きざまがわかるインタビューとなりました。人物写真を撮るすべての人に読んでいただきたい特集です。

「記録と記憶」ドキュメンタリーポートレート

目の前に人がいれば、何かが起こり、心は動く。撮らずにはいられない衝動を、記憶にとどめたい瞬間を、ありのままに記録する、6名の写真家とその作品を紹介します。

出演(掲載順):夢無子、花井達、大畑陽子、稲岡亜里子、小野 啓、増田彩来

【編集長コメント】
旅先で出会った人にカメラを向ける夢無子さん、結婚式に関わる人々を撮る花井さん、近所の家の女の子を18年かけて撮った大畑さん、アイスランドの双子を7年間毎年追った稲岡さん、20年にわたり高校生を撮っている小野さん、俳優・山田ジャンゴを一生撮り続けるという増田さん。それぞれに撮る理由があり、撮り続ける想いがある。心がぎゅっとしたりホワっとしたり、読んでいるだけでいろいろな感情が揺れる、人を主役にしたドキュメンタリーフォトグラフィーの真髄に触れることができる特集、感動です!すごくすごく濃いです!!

たいせつな人、たいせつな時間

撮り手の想いと相手との距離感が写し出された、他の誰にも撮ることができない唯一無二の写真。自分にとって「かけがえのない人」を撮る写真家たちに、カメラを向け続ける意味を伺います。

出演(掲載順):玉村敬太、服部恭平、平田克広、加藤光、モーガン茉愛羅

【編集長コメント】
家族、子ども、友だち。たいせつな人と過ごす時間の中で、「あ、今撮りたい」って思う。その気持ち、写真をやっている人ならわかると思うのですが、愛ですよね。愛。だから絶対にその人にしか撮れない。時間が止まればいいのにって思うほどの幸せな気持ちと、絶対にそれは叶わないってわかってる切なさとが同居しているから、見てるだけでグッと来てしまう。個人的には、服部さんの「写真は未練」という言葉に、感銘を受けました!

青春の肖像

青春世代に近い感性を持つ若手写真家4人による、人生の中でかけがえのない瞬間を切り取った写真をご紹介。宝石のようにキラキラと輝く作品は、まるで至極の青春ダイアリーです。

出演(掲載順):徐引子、藍嶋しお、土居夏実、ありあ

【編集長コメント】
誰もが経験するアオハル。それがどんなものであったか、良きものであったかそうではなかったか、人それぞれだけれど、振り返ってみればきっとどこかにそんな時間があったはず。今回登場するフォトグラファーは、青春真っただ中&ほんのちょっと青春を過ぎた(ご本人たちいわく!)4名。特有の煌めきと甘酸っぱい香りがページいっぱいに広がっています。可愛くって切なくって美しい日々を、思い出したりうらやましくなったりしながらご堪能ください。

"魅せる"ポートレート

自分なりのテーマや作風の中で、人の魅力を引き出したポートレートを撮る7人の写真家たち。その表現方法や、写真に対する想い、シャッターを切る原動力に迫ります。

出演(掲載順):Reylia Slaby、澤村洋兵、MOMO ANGELA、aika、金曜日のミニシアター/ナカムラユウスケ、笑子、藤井音凛

【編集長コメント】
魅力のある写真を撮るのに必要な要素はいっぱいあるけれど、重要なことのひとつは表現力だと感じています。撮り手に表現の核がしっかりあると、被写体の表現力をより引き出すことができ、その相乗効果が魅力的な写真を生み出す。この特集には、ポートレートを得意とする、表現力が豊かな7名の写真家が登場しますが、作風も想いもそれぞれです。いろいろな考え方を知り、自分と付け合わせてみる。そうすることで、自分自身がなぜ人を撮るのか?その答えがより明確になるはずです。

高橋伸哉 酒井貴弘 増田彩来「あれやこれやのポートレート会談」

GENIC読者の憧れの的でもある3名の写真家が集結。人を撮る理由から、それぞれの作品に対する想いまで、あれやこれや話していただきました。永久保存版の豪華対談です。

【編集長コメント】
お忙しい3名の時間が合ったのは21時過ぎ!皆さん撮影終わりでお疲れの中でしたが、わいわい、楽しく、まさにあれやこれや、お話を伺いました。年代も経歴も違う3名ですが、写真に対する熱き想いは同じ。それぞれのポートレート撮影への向き合い方には、さまざまなヒントが隠されています。GENIC初の写真家対談!お楽しみください。

写真募集企画「私たちの人物写真」

読者の皆さまが想いを込めてシャッターを切った人物写真。編集長の藤井利佳が1枚1枚と向き合い、掲載写真をセレクト。31名の作品を紹介しています。

【編集長コメント】
皆さまからの応募写真のクオリティが高くて高くて…でもページ数は決まっているので、泣く泣くのセレクトです。今回は、「テーマを持って撮った作品」「子どもを撮った写真」「日常スナップ」「表情を切り取った写真」の4つを軸にページ分けして紹介させていただきました。写真を始めたばかりの人にとっては特に、刺激が満載だと思います。本当にたくさんのご応募をありがとうございました。掲載されなかった方も、これに懲りずにぜひ次回またお願いいたします!

連載

【拡大版】小関裕太の自分探しの旅「スキ」

連載第11回は、プライベートで仲が良いという、シンガーソングライターの高橋優を撮影。タイトルは「感情が届く」。今回も小関裕太本人による構成、デザインでお送りする、拡大版6ページです。

【編集長コメント】
拡大版なのでこちらにもコメントを!撮影当日は、GENICのオフィスをベースに行いました。小関さんは高橋さんより先に入り、ロケハンへ。テーマを頭の中で膨らませながら、撮影ポイントを決めていきます。撮影場所の許可取りはなんと小関さんご本人がされたスポットも!撮影が開始されると、高橋さんが発する、まるで歌詞のような言葉にスタッフ一同メロメロ。そして、ギターを持っての撮影では、なんと生歌が飛び出す場面も…(歓喜)。小関さんも、なんとかこの音を、感動を撮りたい、と試行錯誤の撮影タイムでした。拡大版6ページ、どうぞお楽しみください。

女優・橋本愛「日日是好日」

現実のなかに溢れる愛おしい瞬間を封じ込めた写真と、そのとき感じた想いを言葉にのせて。かけがえのない日々を写真と言葉で表現する、橋本愛の連載第12回。

武井宏員&酒井貴弘「emergence」第2回:南琴奈

写真家の武井宏員と酒井貴弘が、羽ばたきの時を迎えた旬の人物を撮り下ろす連載企画【emergence=羽化】。第2回は女優・南琴奈を迎え、「記録と創作」をテーマに表現します。

KYON.Jが出会った“奇跡の一瞬”「Exploring the World」

世界を照らす美しい光を追いかけ続けるトラベルフォトグラファーKYON.Jが出会った、光溢れる大自然の姿。第14回は、「出口をみちびく、幽かな光」をお届けします。

【and more】

・魅力的なポートレート撮影が叶う「メーカーおすすめのカメラカタログ」

・一緒にいると毎日が変わる「Nikon Z fc と過ごす美しき日々」
出演:古性のち

・Canon EOS R7で撮る「それぞれのポートレート」
出演(掲載順):コハラタケル、瀬堀圭世、青山裕企、南阿沙美

・サイパン テニアン ロタの3島を巡る「ネイチャーリゾートの旅」
出演:AOI

・自分の“これから”に出会う「移住」のススメ

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