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川内倫子「いまここ」写真展が神戸に新たにオープンしたTHE BOOK ENDで開催

谷川俊太郎が原田郁子に詩を提供して生まれた楽曲「いまここ」。そして、写真家の川内倫子がその詩に写真を合わせた写真絵本「いまここ」。この絵本からセレクトした写真の展示のほか、楽曲のために制作した映像も流される展覧会が、神戸のTHE BOOK ENDで2024年1月6日(土)~1月28日(日)に開催。

  • 開催期間:2024.1.6 ~ 2024.1.28

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川内倫子

1972年滋賀県生まれ。2002年『うたたね』『花火』(リトルモア刊) の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。他に『AILA』、『the eyes, the ears,』『Cui Cui』(いずれも2005年)、『Illuminance』(2011年、改訂版21年)、『あめつち』(2013年)などがある。近刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』『橙が実るまで』(田尻久子との共著)がある。

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自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」

「いまここ」は谷川俊太郎の詩に、川内倫子が写真を合わせた写真絵本。日本科学未来館で上映されたプラネタリウム「暗やみの色」から始まった、原田郁子の楽曲「いまここ」の谷川の詩から生まれた一冊です。
楽曲「いまここ」は、0歳から91歳までの声、谷川俊太郎自身の朗読、呼吸音、心音、rei harakamiのサウンドをフィーチャーした11分半におよぶ大作となり、その楽曲制作時に原田郁子が川内倫子の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を訪れたことから、「いまここ」の「本」としてのプロジェクトが動き出しました。

言葉と写真が呼応するように川内倫子自身が構成した写真絵本「いまここ」では、アートディレクター·サイトヲヒデユキのデザインによって、言葉自体もリズムを持ちながらページが流れていきます。
自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」という根源的な詩。
それが静けさの中に自然の息づかいを感じる瑞々しい写真と重なり合うことで、寄り添いながらも、時空を超えた旅へと連れて行ってくれる、そんな「いまここ」からセレクトされた写真の展示のほか、楽曲「いまここ」のために川内倫子が新たに制作した映像も流れます。

会場の「THE BOOK END」は、兵庫県神戸市中央区海岸通にある歴史的建造物である海岸ビルヂングの3階に、東京の書店「BOOK AND SONS」の姉妹店として2023年末にプレオープン。東京店とはセレクションを変え、神戸店独自の世界観を構築していく予定の同店では、巡回展に加え、神戸店ならではの企画展も開催予定。
今回、第一弾として写真家 川内倫子「いまここ」写真展が開催されます。

川内倫子「いまここ」写真展情報

開催日時

2024年1月6日(土)~1月28日(日)11:00~18:00
休廊日:火、水曜
※入場制限やアポイントメント制となる場合があります。あらかじめご了承ください。

入場料

無料

会場

THE BOOK END
〒650-0024 兵庫県神戸市北区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング 302

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Google Map

行き方・アクセス

<電車>
JR神戸線「元町駅」から徒歩で5分
神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」から徒歩で3分

写真絵本「いまここ」情報

価格:2,750円(税込)
写真:川内倫子
詩:谷川俊太郎
企画:原田郁子
デザイン:サイトヲヒデユキ
言語:日本語・英語
サイズ:197 mm × 220 mm × 10 mm
ページ数:64ページ
ISBN:978-4-907562-43-4 C0072
発行:torch press
発行年:2023年

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※会期終了

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