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瀧本幹也 プロフィール
瀧本幹也
写真家 1974年生まれ。代表作の『BAUHAUS DESSAU ∴ MIKIYA TAKIMOTO』では、現代デザインの基となったドイツの造形学校バウハウス・デッサウを構成的にとらえ、抽象絵画のような独特な視点で表現した。また『LAND SPACE』では長きにわたりこの大地に育まれてきた自然の壮大さと、人類の手によって生み出された先端文明である宇宙産業の造形美との相似形に着目し「LAND」「SPACE」という一見対極に見えるふたつの視点から、なぜか地球を俯瞰しているかのごとき感覚を与えた。写真と映像で培った豊富な経験と表現者としての視点を見いだされ、是枝裕和監督の映画『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』では撮影監督を務め、独自の映像世界をつくり出した。主な展覧会に「CHAOS」(Galerie Clémentine de la Féronnière、パリ、2018)、「CHAOS 2020」(妙満寺、京都市、2020)、「PRIÈRE」(大阪市中央公会堂、大阪、2021)、「隈研吾展」(東京国立近代美術館、東京、2021)があり、『CHAOS 2023』(OGATA Paris、パリ、2023)および、『MONOSPINAL』(MYD Gallery、東京、2023)にて新作を発表。
特別なレンズで撮影された”時空を超えた富士の姿”
18名の卓越した写真家たちが紡ぎ出した、富士山のメッセージ
本写真展は、第一線で活躍する国内外の18人の写真家たちが、自らの目を通して、富士山のメッセージを紡ぎ出した展覧会です。見所は、それぞれの写真家とキュレーターが対話を重ね、「WONDER Mt. FUJI」としてのナラティブを重視した作品構成。多様な手法のプリントやサイズ、マルチメディアを取り入れたダイナミックな写真空間。そして何よりも、参加作家の大半が撮り下ろしに挑戦したことです。この18人だからこそ語りかけることができた、壮大にして繊細な「WONDER Mt. FUJI」のストーリー、写真の魅力と可能性を堪能できる展示になるとのこと。
参加写真家(展示構成順)
山内悠、広川泰士、公文健太郎、十文字美信、ユリア・スコーゴレワ、木村肇、エバレット・ケネディ・ブラウン、西野壮平、大山行男、クリス・スティール=パーキンス、サラ・ムーン、ココ・カピタン、ドナータ・ベンダース、野辺地ジョージ、𠮷田多麻希、菅原一剛、野町和嘉、瀧本幹也
写真展 「WONDER Mt.FUJI」富士山〜自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ〜 情報
開催日時
2024年6月1日(土)~7月21日(日)10:00~18:00 (木・金 10:00~20:00)
休館日: 月曜日(月曜日祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
入場料
一般:1,200円
学生・65歳以上・目黒区民:1,000円
中高生:800円
小学生以下、都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの人とその介護者は無料
会場
東京都写真美術館 地下一階展示室
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
行き方・アクセス
<電車>
JR線「恵比寿駅」東口から徒歩で7分
東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」から徒歩で10分