上田優紀が撮影機材を背負って登頂した、アマ・ダブラム、マナスル、エベレストの写真作品を一挙に展示
写真家・上田優紀は、「未知の景色を届け、人の心を豊かにしたい」という信念のもと、世界中の極地・僻地を撮影しています。
上田優紀が切り取る旅の記録は、そこにたどり着いた人しか見られない景色であり、私たちの心を震わせます。エベレスト街道のはじまり標高2860mから標高8848mの頂に至る、旅の足跡をぜひ楽しんでください。
上田優紀が自ら撮影機材を背負って登頂した、アマ・ダブラム、マナスル、エベレストの写真作品を一挙に展示。山頂からの景色に限らず、エベレスト街道や周辺に暮らす人々の姿など、旅を歩き始めから追体験できることも、上田優紀の作品の大きな魅力です。
会場内や調布市文化会館たづくり1階エントランスでは、登山中の様子を記録した動画も上映。過酷な旅の様子と、その中で写真として切り取られた瞬間をあわせて堪能できます。
開催によせて
6年前、エベレスト街道にある小さな村、ルクラからはじまるトレッキングの途中で夕日を受けて黄金に輝くひとつの頂を目にしました。それは真っ暗な空の中、まるで宇宙に鎮座する神様のようにさえ感じる存在でした。相棒のシェルパからあれがエベレストだと聞いた時、胸が躍ったのを今でも覚えています。
もしかすると世界で一番高い場所を目指す旅はその瞬間からはじまっていたのかもしれません。ヒマラヤを撮りたい!そんな気持ちが高まるにつれ、気がつけば名峰アマ・ダブラムやマナスルを登り、そして2021年ついに世界最高峰エベレストの頂を目指します。
上田優紀
上田優紀写真展「2860-8848」情報
開催日時
2023年4月15日(土) 〜 2023年7月2日(日) 10:00~18:00
会期中の休館日:
2023年4月24日(月)、25日(火)、5月22日(月)、23日(火)、6月26日(月)、27日(火)
料金
無料
会場
調布市文化会館たづくり 展示室(たづくり1階)
〒182-0026 東京都調布市小島町2-33-1
行き方・アクセス
<電車>京王線「調布駅」広場口から徒歩で約4分
<車>中央自動車道「調布IC」から約10分
鑑賞ガイド
CAS(ちょうふアートサポーターズ)が、上田優紀にインタビューを行い、鑑賞ガイドを作成。作品に対する上田優紀の想いや、作品制作の裏側など、子どもから大人まで楽しめる内容です。
会期中、会場で無料配布されます。
トークイベント
アーティストトーク
上田優紀が山岳地帯以外にも世界各地の星空や人々の暮らしを撮影するなど、広がり続ける創作活動について、旅のエピソードとともにお話します。
日時
5月5日(金・祝)14:00~15:30
※開場30分前
会場
調布市文化会館たづくり8階 映像シアター
参加費
無料(先着順申込)
申込方法:4月3日(月)9:00~申込受付開始
電話:042-441-6150(受付時間 9:00~21:30、たづくり休館日を除く)
インターネット(Peatix)※申込先は後日掲載。申し込みには、Peatixのユーザー登録が必要です
上田優紀ギャラリートーク
上田優紀が展示作品について解説します。
日時
5月6日(土)11:00~/15:00~
会場
調布市文化会館たづくり1階 展示室
参加費
無料
定員
各回20名
※各回の開始10分前に展示室に集合
※混雑状況により、入場制限を行う場合あり
ワークショップ
ピンホールカメラを作って撮影しよう
日時
6月10日(土)10:00~12:00/13:30~15:30
会場
調布市文化会館たづくり10階 1001学習室及び暗室
講師
高岡 登
対象
小・中学生(小学校3年生以下は要保護者同伴)
高校生以上
定員
各回10名
受講料
1,000円
申込方法:5月8日(月)9:00~申込受付開始
インターネット(Peatix)※申込先は後日掲載。申し込みには、Peatixのユーザー登録が必要です
ちょうふ市民カレッジ「写真家の上田優紀さんと夜空を観察しよう」
世界各地で撮影した星空の写真を鑑賞した後、たづくりの屋上から夜空を観察します。
日時
7月26日(水)19:30~21:00
※雨天の場合は7月27日(木)に延期
会場
調布市文化会館たづくり8階 映像シアター及び屋上
講師
上田優紀、星のソムリエみたか(星空案内人)
(企画協力:NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構)
※詳細及び申込方法は、調布市文化・コミュニティ振興財団のホームページにてご確認ください。(2023年5月頃掲載予定)
上田優紀 プロフィール
1988年、和歌山県出身。
京都外国語大学を卒業後、24歳の時に世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。近年はヒマラヤ8000m峰から水中まで幅広く撮影をしている。
2018年アマ・ダブラム(6856m)、2019年マナスル(8163m)、2021年エベレスト(8848m)登頂。
- 【お問い合わせ先】
- 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団
- www.chofu-culture-community.org