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【撮欲も満たす“おひとりさま旅”スタイル #5】小野葵

旅好きならば一度は試してみたい“ひとり旅”。国内から海外まで、自由気ままに旅をするソロトラベルのエキスパートに聞いた「ひとり旅スタイル」はワクワクするストーリーが満載です。
ひとり旅をしたくてもあと一歩が踏み出せないでいた、あなたの背中をトンッと押してくれること間違いなし。みなさんが実践している撮影ワザも必見です。
#5では、トラベルフォトグラファーの小野葵さんのひとり旅スタイルを紹介します。

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小野葵

トラベルフォトグラファー/大阪府出身。「週5で仕事をしながら月1海外する」を軸に、インスタグラムにて国内外の情報を発信中。トルコに住むことを視野に、世界を5周する予定。
愛用カメラ:Sony α7R Ⅲ

ひとり旅について3つの質問

Q.ひとり旅の必需品は?

物を掛けて使えるS字フック、機内持ち込みもOKな、ハサミの代わりにもなる小さい爪切り。

Q.ひとり旅の荷物は?

バックパック派。

Q.ひとり旅の撮影ワザは?

自分を入れて撮る場合は、一定間隔で自動的にシャッターが切れるインターバル機能を使って撮影。人に頼むときはサンプルを撮影して見せることも。風景の場合は、望遠レンズで撮ることにこだわっていて、撮ろうと思った場所からあえて数十メートル下がってみたり、ズームを最大にしてみたりすると、面白い写真が撮れることも。

どこから撮るのがベストか?Google Earthで事前リサーチ!

「モロッコのサハラ砂漠で朝日を観るツアーに参加。真夜中の3時、私は一人ラクダに乗らずダッシュしてこのシーンを撮影。砂漠にはサソリも出るので不安もありました。 現地のベルベル人曰く"You're Crazy!"(笑)」。

望遠レンズで撮った美しい写真をInstagramにポストしている小野さんは、ひとつの場所の写真を撮るためだけにその国を訪れたり、一週間で5ヶ国を移動するなど、バイタリティー溢れるひとり旅のエキスパート。
「SNSなどで気になる場所を見つけたら、どこから撮られているのかまずはGoogle Earthでリサーチ。見つからないときには、現地を練り歩いてでも探します。こんなことができるのもひとり旅の醍醐味」。

「トルコで乗った気球から一眼レフで撮影したもの。実は乗っていたこの気球、墜落したんです。運が悪ければ死んでいました。それでも私は気球からの撮影が大好きで、4ヶ月後にはまたトルコへ行き、気球に乗って撮影していました。それくらい思い出深い写真です」。

すべての時間を自由に使うのも、小野さんの撮影欲を満たすための旅のスタイル。
「旅はわたし自身。何のために生きるのか、働くのか、すべては旅のためだと思っています。人生ずっと旅をしていたいです」。

小野葵 Instagram

GENIC VOL.57 【撮欲も満たす ”おひとりさま旅”スタイル 】
Edit:Izumi Hashimoto

GENIC VOL.57

テーマは「100人の旅という表現」。
表現者たちのオンリーワンな旅スタイルや、撮欲も満たすひとり旅、旅するように暮らす多拠点生活など、様々な旅する人とその想いに迫ります。

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