ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)
1991年東京生まれ。ロックバンドOKAMOTO’Sのメンバー。ベーシストとして様々なミュージシャンのサポートも行い、2013年に日本人ベーシスト初の米国フェンダー社とエンドースメント契約を結ぶ。2020年には自身のムック本『2009-2019“ハマ・オカモト”とはなんだったのか?』を発売。2022年には『90'S TOKYO BOYS IN HALL SPECIAL〜アフタースクール〜』と題し、ホール公演としては最大動員数となるNHKホール公演を開催し、総合演出も務めた。TOKYO FM『THE TRAD』のパーソナリティを担当中。音楽ナタリーで細野晴臣とneveryoungbeachの安部勇磨との鼎談連載『細野ゼミ』開講中。レギュラー番組『ハマスカ放送部』(テレビ朝日)、『沼にハマってきいてみた』(NHK)放送中。ラジオやテレビ・雑誌など各方面でレギュラー番組を担当し、あらゆるフィールドで活躍。また2023年5月には、アニメ『Dr.STONE』エンディングテーマ曲『Where Do We Go?』をリリース。6月25日(日)から7月17日(月・祝)までTHE BAWDIES × OKAMOTO'S SPLIT TOR 2023『ON STAGE』開催。
愛用カメラ:Nikon FG-20、OLYMPUS XA/XA2、KONICA C35EF
愛用レンズ:Nikon LENS SERIES E 35mm F2.5、NIKKOR 28mm F2.8、NIKKOR 50mm F1.4
Q.写真が好きって本当ですか?
A.始めて半年ほどなので、今はただ楽しく撮っているだけです
写真を始めるきっかけとなった最初の1枚
“何これ!変なの!”がシャッターを切る理由になることがほとんどです
「2022年の11月末、カメラに詳しい先輩に『興味があるので教えていただきたいです』と相談したところ、Nikon FG-20を譲っていただくことになり、それを機に始めました。今は目についた街並みや、道ゆく人たちが発する違和感や不思議を写真に残すことが多く『何これ!変なの!』がシャッターを切る理由になることがほとんどです」。
スマートフォンを見ながら歩く時間がかなり減りました
「写真を撮り始めて半年ほどなので、今はただただ楽しく撮っているだけで“自分らしさ”がなにかはわかりませんが、自分の普段の着眼点をそのまま残すということは意識しています。それからカメラを始めて街や人に目を向けることが増えたので、スマートフォンを見ながら歩く時間がかなり減りました。日頃からよく出向く街が特別な場所になり、なんだか輝いて見えるようにも。あと、散歩の時間も増えましたね。運動不足だったのでちょうどいいです(笑)」。
最後にズバリ、ハマ・オカモトさんにとって写真とは?
「脳みその閃きを、封じ込められる魔法の方法です」。
GENIC vol.67【撮影と表現のQ&A】ハマ・オカモト/Q.写真が好きって本当ですか?
Edit:Megumi Toyosawa
GENIC vol.67
7月号の特集は「知ることは次の扉を開くこと ~撮影と表現のQ&A~」。表現において、“感覚”は大切。“自己流”も大切。でも「知る」ことは、前に進むためにすごく重要です。これまで知らずにいたことに目を向けて、“なんとなく”で過ぎてきた日々に終止符を打って。インプットから始まる、次の世界へ!
GENIC初のQ&A特集、写真家と表現者が答える81問、完全保存版です。