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退屈な日々を過ごしてるなら/夏南の法則Vol.126

大屋夏南<連載コラム>第2月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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大屋夏南の新エッセイ本「It’s OK」発売中。ポジティブに生きるヒントが詰まった1冊です。

退屈な日々を過ごしてるなら/夏南の法則Vol.126

先日、3週間のハネムーンから帰ってきました。

東京からローマに飛び、シチリア、クロアチア、ベルリン、最後にまたローマという盛りだくさんな内容。ちなみにシチリアでは島を端から端までロードトリップしたので、かなり移動の多い旅でした。

すべての移動手段と宿泊先をブッキングするだけでもかなりの時間がかかりましたが、今回はどれもが初めて訪れる場所。いろいろな意味でとてもエキサイティングなハネムーンとなりました。

結果から言うと詰め込みすぎて結構ハードな旅ではありましたが(笑)、とても素晴らしい経験になりました。場所ごとに街並みや文化、食生活やファッションも違うので、普段の自分たちの暮らしとは違うものを一気にいくつも味わうことができました。

毎日同じところで同じように過ごしていたら、同じような人に出会い、同じようなことを考えるようになるのは自然なこと。そうやって凝り固まってしまった頭の中をもみほぐしてあげられるのは、やっぱり“新しい何か”であることが多いです。

新しい場所、新しい選択、新しい人。自分の心地いいゾーンから出るのは少し怖いかもしれないけど、「変化」というものは人生に彩りを与え、それが豊かさをもたらせてくれます。

今回の旅も知らない街で普段とは違う過ごし方をし、いろいろな人に出会いました。その中でいつもとは違うことを感じたり考えたりして、自分たちの価値観や概念を揺さぶられ、新しい視点や気づきを与えてもらいました。

私たちは日々の暮らしに多かれ少なかれ責任が伴い、やらなきゃいけないこともたくさんあるし、何でもかんでも好きなようにできるわけじゃない。でも、それと同時に毎日がいろいろな経験をするチャンスであるというのも事実です。

そう思ったら少し冒険したり、いつもとは少し違う“新しい何か”をしてみたくなったりしませんか?

海外に行かなくても、見るものや聞くもの、着るものや食べるもの、なんでもいい。自分の日常に新鮮さを取り込むキッカケには大きさなど関係なく、それはいつだって自分でもたらすことができます。

どこから始めていいかわからない時は、自分の中にある“want”(したい、やりたい)に耳を傾けたらきっと素敵な答えをくれるはずです。

人生一度きり。もらったチャンスはグッと掴んで自分のものにしなくちゃ。

素敵な1ヶ月でありますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、スタイルブックや旅エッセイガイドを出版するなど幅広く活躍中。

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