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伝説の写真家 深瀬昌久の生涯を映画化。浅野忠信 主演「レイブンズ」が2025年3月28日に全国公開。

写真家 深瀬昌久の生涯を映画化した「レイブンズ」が、2025年3月28日(金)からTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国公開。出演は浅野忠信、瀧内公美ほか実力派俳優が集結。“撮ることでしか愛し方を知らなかった”伝説の写真家と、最愛の妻であり最強の被写体洋子のダークでシュールなラブストーリー。

  • 開催期間:2025.3.28 ~

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目次

プロフィール

浅野忠信

俳優 1973年生まれ。
1990年に『バタアシ金魚』(松岡錠司監督)で映画初出演。以降、国内外の名だたる監督の作品に出演。主演作『モンゴル』(08/セルゲイ・ボドロフ監督)が第80回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされ話題になる。『マイティ・ソー』 (11/ケネス・ブラナー監督)でハリウッドデビュー。その後も、『バトルシップ』(12/ピータ・バーグ監督)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13/アラン・テイラー監督)、 『沈黙―サイレンスー』(16/マーティン・スコセッシ監督)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17/タイカ・ワイティティ監督)、『ミッドウェイ』 (19/ローランド・エメリッヒ監督)等に出演し、近年では『モータルコンバット』(21/サイモン・マッコイド監督)、『唐人街探偵 東京 MISSION』(21/チェン・スーチェン監督)、『MINAMATA ミナマタ』(21/アンドリュー・レピタス監督)、『大名倒産』(23/前田哲監督)、『首』(23/北野武監督)、『湖の女たち』(24/大森立嗣監督)、『箱男』(24/石井岳龍監督)や配信ドラマ『SHOGUN 将軍』(24/Disney+他)など国内外問わず多くの作品に出演。公開待機作に『かなさんどー』(25 年公開/照屋年之監督)、『モータルコンバット2』(サイモン・マッコイ ド監督)他がある。

僕にしかできない役だったと思いますし、僕が経験してきたことが全て活かせた役だと思います。深瀬さんという魅力的な人に出会えたことで、僕もここまでできたんだなと思うので、その好き放題やっている僕を楽しんでもらえればありがたいです。瀧内さんは、きちんと役としてその場に生きてくれていたので、洋子そのもの。瀧内さんの鋭い勘には感謝してます。

瀧内公美

俳優 1989年生まれ、富山県出身。
内田英治監督『グレイトフルデッド』(14)にて映画初主演。
演映画『由宇子の天秤』は2021年ベルリン国際映画祭パノラマ部門に選出されている。ほか主な出演作に『アンダードッグ』(20/武 正晴監督)、『ユンヒへ』(20/イム・デヒョン監督)、ドラマ「凪のお暇」(19/TBS)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(21/KTV)、「光る君へ」(24/NHK)など。『ソレダケ that’s it』(15/石井岳龍監督)、『日本で一番悪い奴ら』(16/白石和彌監督)など気鋭の監督作品を経て、2017年、廣木隆一監督『彼女の人生は間違いじゃない』に主演。日本映画プロフェッショナル大賞新人女優賞、全国映連賞女優賞を受賞。2019年には荒井晴彦監督『火口のふたり』でキネマ旬報主演女優賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、その演技を高く評価される。ほか主な出演作に『アンダードッグ』(20/武 正晴監督)、『ユンヒへ』(20/イム・デヒョン監督)、ドラマ「凪のお暇」(19/TBS)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(21/KTV)、「光る君へ」(24/NHK)など。

憧れの浅野忠信さんとの共演はとても刺激的で忘れられない体験になり、役者人生の中でこれ以上ない幸福な時間を過ごさせてもらいました。
脚本を読むかぎり、どのような仕上がりになるのか未知な部分もありましたが、マーク・ギル監督の才気がほとばしる、素晴らしいファンタジックな物語が出来上がりました。

マーク・ギル

監督/作家/写真家 英国マンチェスター出身。
グラフィックデザインを学んだ後、18歳でワーナーミュージックとのレコーディング契約を結んで芸術活動を開始。後にモナコ (ニュー・オーダーやジョイ・ディビジョンで知られるピーター・フックが1990年代後半に組んでいたユニット)に参加。その後、映像への転向を志す。映画監督として、これまでに米国アカデミー賞および英国アカデミー賞から着眼される功績をあげている。長編デビュー作は、UKロックシーンのアイコン的存在であるスティーブン・モリッシーの青春を描いた『イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語』。2017年のエジンバラ国際映画祭のクロージング上映を皮切りに世界各国で公開され(日本では 2019年)、 英国の最も権威ある映画賞のひとつであるマイケル・パウエル映画賞にもノミネートされた。また、短編作品『ミスター・ヴォ―マン』は、第86回米国アカデミー賞短編映画賞及び2012年英国アカデミー賞短編映画賞にノミネートされている。主演は英国を代表する俳優のマーティン・フリーマンとトム・ホランダー。最近では、 AIアーティストVoltaineと協力して、映画からのバリエーションAI生成ビデオを作成。

深瀬昌久の作品に触れるたびに私はそのむき出しのエネルギーと卓越した技法と力強い息吹に驚かされる。そして彼の歩んだ悲劇的にドラマチックでありながら滑稽でもある人生を知った瞬間、彼の物語は素晴らしい映画のテーマになることを確信した。『レイブンズ』は何年にもわたって繰り広げられるある種壮大なラブストーリーであるが、それは使い古された意味でのラブストーリーではない。洋子との結婚生活を例えるなら急激に変化する戦後の日本という激流をボートで下る無謀な舟遊びとでも形容するべきかと思う。

映画「レイブンズ」のあらすじ

主演・浅野忠信の魅力が炸裂!映画『レイブンズ』特報

北海道の高校を卒業した深瀬は、父の写真館を継ぐことを拒んで上京する。
彷徨う日々の中で彼は洋子に出会う。洋子は美しく力に満ちていた。洋子が深瀬の写真の主題となり、二人はパーソナルでありながら革新的な作品を作り出していった。家庭らしい家庭を知らずに育った深瀬は、家族愛に憧れていた。洋子の夢を支援するため懸命に働く深瀬だったが、ついに洋子の信頼を裏切り彼女の夢もうちくじいてしまう。

深瀬「写真家にまともな生活はない。俺はカメラを武器のよう に使った。俺が愛する全てのものと全ての人を俺の仕事に 引きずり込んだ」

洋子「そんなものの後ろに隠れてないで…。私を見てよ…カメラ じゃなくて人の眼で見て。」

天賦の才の一方で、心を閉ざし、闇を抱えていた。それは異形の”鴉の化身”として転生し、哲学的な知性で芸術家への道を容赦なく説き、翻弄する。深瀬の最愛の妻であり最強の被写体であった洋子の存在を犠牲にしてもー。闇落ちから深瀬を守ろうとする妻洋子―1950年代の北海道、70年代のNY、1992年東京まで、疾風怒濤のダークでシュールなラブストーリー。

©Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films

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幻の写真家深瀬昌久とは?

監督は2015年深瀬昌久の作品に衝撃を受け、9年かけて映画化にこぎつけた。
カラスを執拗に撮り続けた代表作《鴉》(英:《Ravens》)は世界の写真史にその名を刻み、世界的にも高い評価を受け続けている深瀬昌久。1974年、一躍時代の寵児となるも、たびたび酒に溺れ、1992年転落事故で脳障害を負い20年の闘病の末、2012年亡くなった伝説の鬼才。近年、欧米を中心に再評価が進み、大回顧展「深瀬昌久1961-1991 レトロスペクティブ」(東京都写真美術館、2023)では、プライベートを晒しながら、狂気、被写体への愛、ユーモアが混在し唯一無二、“セルフィーの先駆者”でもあるその革新性で若い世代を魅了した。本作では深瀬の35㎜フィルム作品が多数登場する。

©Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films

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深瀬昌久

写真家 1934年、北海道中川郡美深町生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業。日本デザインセンターや河出書房新社などの勤務を経て、1968年に写真家として独立。1974年、アメリカ・MoMAで開催された歴史的な日本写真の展覧会「New Japanese Photography」への出展を皮切りに、これまで世界各国の展覧会に出展多数。1992年、転落事故で脳障害を負い、20年間の闘病の末、2012年没。享年78。
代表作『鴉』は日本写真の金字塔として世界的に高い評価を得ている。2014年に創設された深瀬昌久アーカイブスの働きにより、2024年現在までに世界6都市で8度の回顧展が開催され、11冊の写真集が世に送り出された。 2018年、蘭・Foamにて美術館初となる回顧展「Private Scenes」を開催。その開催に合わせて、深瀬が40年間にわたって制作した作品群を編纂した作品集「Masahisa Fukase」(赤々舎より日本語版、Editions Xavier Barralより英語版及び仏語版)が刊行された。

映画「レイブンズ」情報

出演者:
浅野忠信
瀧内公美、ホセ・ルイス・フェラー、古舘寛治、池松壮亮、高岡早紀

監督/脚本:マーク・ギル
制作:VESTAPOL/ARKENTERTAINMENT/MINDEDFACTORY/KATSIZEFILMS/THEYHOUSEFILMS
製作協力:TOWNHOUSE MEDIA FILMWORKS/TEAMO PRODUCTION HQ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(国際共同製作映画)
原題:RAVENS
日本語字幕:先崎進
配給:アークエンタテインメント
©︎Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films

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