“本棚劇場”が人気の角川武蔵野ミュージアムが贈る記念展「浮世絵劇場 from Paris」
フランスで200万人を動員し、凱旋帰国!最新技術を駆使した豪華絢爛十二幕
江戸時代の浮世絵1枚の値段は28文、かけ蕎麦一杯と同じくらいの値段。
「浮世」とは「現世」のこと。人々の身近な存在であった「浮世絵」は「今を写す絵」。今で言えば、テレビやインターネット、インスタグラムのような身近なメディアでした。
19世紀、ヨーロッパに渡った「浮世絵」は、印象派の芸術家達に大きな影響を与えました。その影響は現在も続いています。
パリをベースに活動するアート集団、ダニーローズ・スタジオは、「浮世絵」にテクノロジーとストーリーを掛け合わせ、全く新しい巨大映像空間を創造しました。
この度、フランス国内で計200万人が体験したDreamed Japan“Images of the Floating World” が、大幅にパワーアップして日本で凱旋上映。12幕の異なるシーンが角川武蔵野ミュージアムの1,100㎡を超える大空間にダイナミックに映し出される「SPIRIT of JAPAN」としてWorld Premier開催が実現。
扇が時を刻み、提灯が宙を舞い、桜の花びらが風に揺れ、荒波がリズムにあわせて頭上を駆け巡る。360度映像に包まれた広大なスペースに展開される「浮世絵劇場」を、全身で体感してみてください。
浮世絵の世界を多面的に紹介する「後室展示」
グランドギャラリー内後室では、ダニーローズ・スタジオが使用した多数の「浮世絵」とともに、日本の現代浮世絵師たちの作品なども紹介。
「浮世絵」は過去のものではありません。フランスで、日本で、さらなる進化を続けている浮世絵の今を堪能してみてください。
石川真澄「出火吐暴威変化競 鬼童丸」 UKIYO-E PROJECT所蔵
大石恵美(BALCOLONY) 「桃色四葉乙接吻四人衆大合戦絵巻」 UKIYO-E PROJECT所蔵
「浮世絵劇場 from Paris」展覧会概要
<会期>2021年10月30日(土)~2022年4月10日(日)
<会場>
角川武蔵野ミュージアム1階グランドギャラリー
<チケット価格>
【オンライン購入価格(税込)】
大人(大学生以上):2,200円/中高生:1,800円
小学生:1,100円/未就学児:無料
【当日窓口購入価格(税込)】
大人(大学生以上):2,400円/中高生:2,000円
小学生:1,300円/未就学児:無料
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人角川文化振興財団)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:デルタ電子株式会社
協力:UKIYO-E PROJECT/株式会社ミズマアートギャラリー/東京伝統木版画工芸協同組合/コエドブルワリー
角川武蔵野ミュージアム 詳細情報
埼玉県所沢市東所沢和田3‐31‐3 ところざわサクラタウン内
<開館時間>
日〜木曜 10:00~18:00/最終入館17:30
金・土曜 10:00~20:00/最終入館19:30
<休館日>
第1・3・5火曜日
※祝日は該当する曜日の開館時間と同様
※休館日が祝日の場合は翌日休館
※レストランは除く
※開館日・時間は変更する場合があるので、角川武蔵野ミュージアム公式サイトにて確認してください。
角川武蔵野ミュージアム公式サイトにて、オンラインチケットを購入できます。
当日券の販売は、予約状況によって希望時間に入場できない可能性があるので、公式ウェブサイトでの事前予約がおすすめです。
なお、コロナ禍における館内入場制限や注意事項につきましては、角川武蔵野ミュージアム公式サイトにて確認してください。
ダニーローズ・スタジオとは?
ダニーローズ・スタジオは、パリをベースに活動する、デジタル・アーティスト、プログラマー、音楽家といった多領域にわたるアーティスト集団。
建築、デジタル・アート、サウンドスケープ・デザインといった異なる領域の相互作用を探求しながら芸術的アプローチを試みています。知覚を重視し、先進的なビデオ・プロジェクション技術と音の空間化を通し、目には見えるが非現実的な空間を創造し、鑑賞者を感覚体験に引き込むような没入型アート体験や、インタラクティブかつ生成的なインスタレーション、サイト・スペシフィックな都市型アートなどを設計開発しています。
- 【お問い合わせ先】
- 角川武蔵野ミュージアム
- 0570-017-396(受付時間:10:00~17:00)
- kadcul.com