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プロフィール
Martin Essl
パリを拠点に活動するオーストリア出身のアーティスト。2016年からはパリのギャルリー・エステル・ヴェルデホフ(Galerie Esther Woerdehoff)に所属。リンツ芸術大学で写真を学び、その後パリの国立高等工芸学校(École Nationale Supérieure des Arts Appliqués et des Métiers dʼArt)で研鑽を積む。写真集という形式を用い、ドキュメンタリー写真を通じて個人的な物語と政治的なナラティブを絡み合わせる手法で写真、テキスト、映像を組み合わせた長期的なフォトエッセイを中心に展開。『Le Château Rouge No.1』(2015年)、『Le bateau ivre』(2024年)を出版、2026年には『Le Château Rouge No.2』を出版予定、2027年には『PARIS』の出版と、パリでの彼の創作活動を追ったドキュメンタリー映画の公開が予定されている。
展示作品の一部と解説
天気が良い日の早朝に、自身のスタジオを起点としてパリ全体の横断を目指しながらいつも異なる方向とルートを4年間にわたって歩いたMartinは、その道中においてパリでこれまでに育まれてきた文学・芸術運動や、パリに関わりが深い作家や詩人、芸術家といった人々の記憶や足跡を辿ると同時に、現代の暴動やデモで破壊された爪痕が残る一幕にも直面。
Martinは歩みを進めながら撮影を積み重ねることを通じて、パリの過去と現在、そして今後の前途へと思いを巡らせました。
Man RayにWalker Evansといった写真家だけに限らず、作品タイトルでも引用されているArthur Rimbaudや Marcel Proustをはじめとした作家や詩人、またChristian BoltanskiやAlex Katzといった芸術家の作品にも関心を寄せてじっくりと咀嚼するとともに、現代ならではの新たな視点も盛り込むMartinの制作姿勢は、作品のオリジナリティやコンセプトの創出に悩む人々にとって、一つの模範的な道しるべにもなるでしょう。
本展では、2019年にMartinがパリ横断の道中で発見した青い壁を背景に据えて、その前を過ぎゆく通行人の姿を定点で夕暮れ時に撮影した本作の主軸となる連作を中心に、ドイツの出版社・KEHRERより刊行された同名作品集「Le bateau ivre Paris 2019–2023」での収録作品を、日本での開催に合わせて阿波和紙へと印刷したプリントで展示いたします。
── Martin Essl写真展「Le bateau ivre」プレスリリースより
Martin Essl 写真展 『Le bateau ivre』情報
開催日時
2026年4月16日(木)〜5月6日(水・祝)11:00~18:00
休廊日:火、水曜(祝日は営業)
※入場制限やアポイントメント制となる場合があります。
入場料
無料
会場
THE BOOK END
- 〒650-0024 兵庫県神戸市北区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング 302
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
JR神戸線「元町駅」から徒歩で5分
神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」から徒歩で3分
トークイベント「Le bateau ivre」情報
日本・ヨーロッパを拠点に活動する写真家 Yoshie Itasakaとのトークイベントを開催。
Yoshie Itasaka
2010年より放浪旅を開始。2010年から2012年にかけて北米大陸を、2013年から2020年にかけてはヨーロッパ大陸を旅し、旧ソ連および社会主義圏、コーカサス地方、バルカン半島、イスラエルとパレスチナなど、歴史的対立の傷跡を残す地域での長期的なプロジェクトを通じて、戦争、記憶、そして紛争後の社会における"Human Landscape"という相互に絡み合うテーマを探求する。
開催日
2026年5月5日(火・祝)
定員
20名
※オンラインストアより要予約。
※詳細は後日発表予定。
料金
1,650円(税込)
会場
THE BOOK END