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「作業に使っていた時間を、“表現”と向き合う時間へ」写真編集ソフトEvoto活用術 | 相武えつ子

写真撮影後に待っている、大量のレタッチ&編集作業。自分らしい作品に仕上げるために欠かせない工程ですが、追求するほどに時間がかかり、“本当に向き合いたいこと”に時間を割けなくなってしまうことがあります。

そんな悩みを解消してくれるのが、AI写真編集ソフト「Evoto」。圧倒的な処理速度で、自然な仕上がりにしてくれるレタッチ機能や、自分がしたい表現に寄り添ってくれる編集機能が秀逸です。

Evotoを愛用しているフォトグラファーの相武えつ子さんは、「Evotoを使うことで、丁寧さと効率が両立できるようになった」と話します。ライフワークである子どもたちの撮影とは別に、レタッチが欠かせないブランドのルック撮影も多く手掛ける相武さんに、リアルな体験とともにEvotoの魅力を伺いました。

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目次

プロフィール

相武えつ子

写真家 愛知県在住、2人の姉妹の母。結婚を機にカメラを始め、出産後は自身の子どもたちの写真を撮り続けている。国際フォトコンテスト受賞歴があり、写真展も開催。カメラメーカーや暮らしに関するさまざまな業種の講座で、子育てと写真について発信。Instagramのフォロワーは8万人を超え、ママ世代だけでなく幅広い年齢層のファンに支持されている。ファッションのルック撮影なども手掛けている。

表現を追求するほど時間がかかる。そこに切り込む、Evotoの魅力

写真表現において最も大切にしているのが、撮影した瞬間の空気感。だからこそ、写真を整えるレタッチなどの編集は私にとって欠かせない工程です。写真編集は単に明るさや色を調整するためだけではなく、撮影のときに自分が感じた光や空気、印象を写真の中で再現するためのもの。中でもレタッチは、自分の表現したい好きな世界観を加えたり、被写体の魅力をより自然に引き出したりするために大切な役割を担っています。

目指す表現へと写真を仕上げていく工程は楽しくて、好きな時間です。ただ現実問題として、クオリティを追求するほど時間がかかる。ファッション撮影の仕事も多いのですが、ルック撮影では肌や洋服の質感の調整や、洋服のシワや背景の不要物の除去などのレタッチ作業を一枚一枚丁寧に行う必要があり、どうしても時間がかかります。被写体の魅力を自然に引き出しながら違和感のない仕上がりにするためには、細かな調整を繰り返すことも多く、気づくと編集作業に膨大な時間を費やしていることも。効率化したいと思う一方で、自分らしい表現への追求を手放すことや仕上がりの質を落としたくないという思いがあり、双方のバランスにいつも葛藤を抱いていました。

そんな中で、試しに使ってみたのがEvotoです。自分でも本当に驚いたのですが、Evotoを使うようになって、丁寧さと効率の両立ができるようになったのです。

AIが“作業”を担ってくれることで、私は写真全体の雰囲気や空気感など、最終的な“表現”に集中できるようになった。Evotoは本当に向き合うべき表現に時間を使わせてくれる存在だと感じています。

【Before / After】プロのこだわりを数分で。Evotoが描く「記憶の中の光と空気感」

「一括編集」による時短が、表現の追求をサポートする

Evotoは、多数の写真を一括で編集する際の効率性を重視して設計されています。一枚の写真で完了した編集内容を他の画像にも簡単に反映できる。特にルック撮影の写真編集時など、大幅な時間短縮になり、助かっています。

下の写真はワンピースの着用カットとして、生地感と着用時のリラックスしたイメージを表現しようと撮影した一枚。この写真の編集をベースに、アザーカットにも適用していくことにしました。

Before:撮って出しの写真

写真編集で目指したのは、自然で雰囲気のある色味を表現しつつ、生地感を損なわない程度にシワを自然に消し、ワンピースをより美しく見せること。そこで主に利用したのが、Evotoの「AIカラールック」機能と「AI服のシワ消し」機能です。

「AIカラールック」は、用意されたAIカラープリセットをワンクリックで写真に適用する機能です。まず好みのプリセットを選び写真に適用。それから写真のトーンを調整し、さらにもとの色味に近づけるためEvotoの色補正で色調整をして追い込みます。

次いで、「AI服のシワ消し」機能を使って洋服のシワを消していきます。効果が希望の仕上がりになる数値までレバーを上げるだけで完了です。レタッチ作業は以上。ほんの2分ほどで、ベースとなる1枚目の編集とレタッチが仕上がりました。

印象的だけど自然で、もとの色味を大きく損なわないAIカラールックの面白さと、洋服のシワ消しによって作業時間を大きく短縮できたことが魅力でした。

After:仕上がり写真

続いて、上記の仕上がり写真の編集内容を、他の写真に同期していきます。AIが写真の色味を自動で解析・補正し、統一感のある仕上がりに導いてくれるため、私は表現の追求部分で、一枚一枚を追い込むことだけに集中できるのが、本当にありがたいです。

編集内容を同期した写真のBefore(左) / After(右)

レタッチなど写真編集におけるこれまでの一番の悩みは、納得のいく仕上がりにするための時間の確保が難しかったことです。特にシワ取りという細かなレタッチは、一枚一枚丁寧に行う必要があり、仕上がりに妥協したくないからこそ時間がかかっていました。

編集内容を別の写真へ適用できる機能は他の写真編集ソフトにもありますが、服のシワを1枚ずつ丁寧に修正した場合、その修正内容は同じ位置にしか適用できず、写真ごとに異なるシワまで自動で対応してくれるソフトに出会ったことがありませんでした。ところがEvotoの服のシワ消しは、AIがそれぞれの写真からシワを自動で認識し、適切な部分へ反映してくれます。これには本当に感動しました。

EDITING MOVIE

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「AIカラーマッチ」機能で、大好きな写ルンですの色味を再現

Before:撮って出しの1枚

畑の広がるのどかな場所で、娘を撮影しました。同じタイミングで写ルンですでも撮影していたのですが、もともと写ルンですの描写が大好きで、デジタル写真にもそれを反映したいと思いました。

使ったのは、「AIカラーマッチ」機能。自分が理想とする写真(=参照画像)の色調を、ワンクリックでAIが自動で再現してくれます。

さっそく写ルンですの写真を参照すると、そのスピードと再現性の高さに驚きます。フィルムならではのやわらかな色味や空気感が自然に表現されている。全体のトーンの調整を加えても、編集にかかった時間はほんの1分程度でした。

After:仕上がり写真

AIカラーマッチは複数の写真の色味や雰囲気をそろえるためにも使えるので、フォトブックにまとめる際など、1冊のなかで統一感のある美しい仕上がりにできそうだと感じます。

EDITING MOVIE

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「AI空の入れ替え」機能で、撮影時の色、情景までをも再現する

Before:撮って出しの写真

私の場合、仕事の撮影だけでなく、娘たちの日常を撮るライフワークの写真にもEvotoを活用しています。

特別な撮影でなくても、「あの日見た空をもっときれいに残したい」「実際に感じた雰囲気に近づけたい」と思うことはよくあります。そんなときも、AI機能が自然な形でサポートしてくれます。

これは、ユキヤナギに包まれる娘を撮影した写真です。被写体に明るさを合わせると青空が白く飛んでしまう、露出が難しいシーンでした。実際、空全体が肉眼で見るよりも白っぽく、一部白飛びも起こしています。

編集は、髪の補正で被写体をより美しく見せつつ、撮影時に見て感じたままの情景を再現することを目指すことにしました。

まずはトーンカーブと基本補正を使って、色味と明るさを調整しました。

基本の写真編集が完了した写真

それから髪の毛のほつれ毛を除去し、髪に潤いを追加しました。ほつれ毛の除去以外にも写真の中の不要なモノを削除。除去や削除のレタッチはすべて、EvotoのAI機能を使うとあっという間に完了します。

レタッチまで完了した写真

そして、この作品で最も重要な役割を果たしてくれた機能が「AI空の入れ替え」です。豊富な空のバリエーションから適した空を選択し、ワンクリックで入れ替えが完了。手動微調整ツールを使い、被写体や風景とのバランスを微調整。所要時間およそ3分で完了しました。

After:仕上がり写真

ちなみに、ハイライトを調整するだけでもある程度は空の復元ができますが、撮影時に感じた空気感まで再現するのは難しいことが多いです。その点、空そのものを入れ替えてしまうという手法なら、撮影時の雰囲気や情景までも再現することができます。また、今回は青空のため利用していませんが、空のぼかし具合や人物へのなじませ方なども細かく調整できるため、人物が写った夕景などもリアルで雰囲気のある仕上がりになります。「AI空の入れ替え」は、Evotoで最も感動したAI機能でした。

EDITING MOVIE

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Evotoはスマホアプリでも気軽にレタッチなどの編集ができるのも魅力です。

「エフェクト」機能で、新たな表現の楽しみを発見!

Before:撮って出しの写真

撮影中、桜も、光による被写体のコントラストも美しく、それらをどう表現するか迷ったときの一枚です。そのまま撮ってはみたものの、被写体のコントラストをもっと生かしたいと思いました。

まずはトリミングとトーンの調整で整え、それからEvotoのプリセットにあるエフェクト「熱狂」をかけました。「熱狂」は少しぶらすような効果がかかるのですが、もとの被写体にコントラストがあったので、まるでストロボを使ったような芯がしっかりと残った面白い写真に仕上がりました。

After:仕上がり写真

この写真は、撮って出しの1枚の写真からは着地点の想像がつかないような仕上がりを、プリセットに提案してもらえたことで手に入ったもの。写真の楽しみ方が増えるのを感じました。

EDITING MOVIE

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「フィルター」機能で、写真の魅力をより引き立てる

Before:撮って出しの写真

光の拡散と高い空、こってりとした秋の色が美しい光景に惹かれシャッターを切りました。より写真の中の明暗差をドラマチックに見せ、秋らしい雰囲気に仕上げることを目指し、主にEvotoの「フィルター」を使って編集することにしました。

まずは水平とトリミングで構図を整え、それから「フィルター」→「雰囲気」→「VO4」を選択。トーンの調整をしたら完了です。所要時間は1分ほどでした。

After:仕上がり写真

フィルターのトーンと色味も美しく、明度の調整により光が拡散したように見えるところが気に入っています。

EDITING MOVIE

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私の“好き”をAIが覚える。技術と感性が生み出す、新しいレタッチの方法

Evotoは、「人物」「色調」「服装」「背景」などAIレタッチできる範囲も機能も豊富です。また、それぞれの中でさらに細分化された効果の選択や調整ができるため、自分が思い描く仕上がりへスムーズに近づけることができます。これまで膨大な時間を費やしてきた洋服のシワ取りもワンクリックで行うことができ、さらにその設定を、他の写真にも適用できる。大幅な時短になり、「ここまでできるのか」と驚くほどでした。

また、AIによる補正でありながら、肌や服の質感を失うことがなく、写真本来の雰囲気を保ったまま仕上げられることもEvotoの魅力です。補正したとは思えないほど自然でありながら、被写体の魅力をしっかりと引き出してくれる。撮影のときに感じた光や空気を、より忠実に写真に戻してくれるソフトだと感じています。

写真を仕事にしていると、「もっと丁寧に仕上げたい。でも時間が足りない」と感じる場面は誰にでもあると思います。Evotoは、ただレタッチなどの写真編集を速くするソフトではありません。AIが作業を支えてくれることで、撮影者が本当に大切にしたい「写真をどう表現するか」に時間を使えるようになります。時短と聞くとクオリティとの引き換えを想像しがちですが、仕上がりの自然さや質感を保ちながら、自分らしい表現を追求できることが最大の魅力だと思います。

もっと、撮ることを楽しみたい——。
もっと、一枚一枚の写真と向き合いたい——。

そんなフォトグラファーにこそ、一度使ってみてほしいソフトです。

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