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写真家 大矢真梨子の個展「Inner Garden」が京都 御所南で開催。自然界の儚く強靭な生命に自分を照らし合わせながら過去と対峙する

写真家 大矢真梨子の個展「Inner Garden」が、京都 御所南で2026年4月25日(土)~5月10日(日)に開催。本展は、敏感肌ブランド OSAJI初のグローバルコンセプトストア「お匙 京都」内にオープンする、Cultivate Galleryの杮落とし展です。製品とのコラボレーションなど、ブランドの哲学とも響き合う同氏の新作が公開されます。展示構成はkenku 山際悠輔。

  • 開催期間:2026.4.25 ~ 2026.5.10
目次

プロフィール

大矢真梨子

写真家 日本大学芸術学部写真学科卒業。日本大学芸術学研究科 映像芸術専攻博士前期課程修了。自身の記憶と対峙し、内に秘めた光景を独自の色彩感覚で表現する作品を発表している。近年の展示。個展『La lumière』(2024,アニエスベー ギャラリー ブティック・東京)、グループ展『「elective affinities」展 PartI』(2023,アニエスベー ギャラリー ブティック・東京)、『東京好奇心 2020 渋谷』(2020,Bunkamura・東京)など様々な企画展に参加。

2年ぶりの個展になります。
写真を通して記憶の断片と向き合う心の揺らぎを、新たなアプローチの作品で発表します。
京都へお越しの際にはお立ち寄り頂けたら嬉しいです。

ステートメントと解説、展示作品の一部をご紹介

Ⓒ Mariko Ohya

「Inner Garden」
私は、自分自身に足りない光を集め続けている。

かつて、山奥にある厳粛なカトリック教育の女子校寄宿舎で生活していた時期がある。
それは容易くなく、自己を形成する上で最も多感な思春期に、心を閉ざし、まるでずっと暗闇にいるような6年間を過ごした。
同時に、心にあったはずの明るい色彩も失われて行った。
この時の経験は、今もなお拭い去れずにいる。

写真に出会えて少し救われた。
レンズを通して世界を臨む行為は、真っ暗な心に光を注ぐ感覚を覚える。
撮ることで自分自身を補い、自らを彩生させ続けていくこと、それが私の生き方となり、自身への祈りとなった。

内省を繰り返し写真を撮り続けていく中、いつしか花や緑などの自然に目が向くようになっていた。
そのことの意味をさらに掘り下げて考察していくと、学生時代に過ごしたあの山奥で、当時は私の目に映らなかったそれらが、実は記憶の端々に存在していることに気づかされた。
祈ることが支えで、毎日通った聖堂に飾られていた生花。
四季折々に移ろう風景に魅せられ散歩をした放課後。
見渡せばすぐそこに花が咲き木々が生い茂り、生活の至る場面で自然に触れていた。
そしてその自然の美しさに、時に癒され、見守られていたことを、
どこかで静かに受け止めていたのだと悟った。

あの場所の原風景を心の内に再構築したいと思うようになった。
自然界の儚く強靭な生命に自分を照らし合わせながら過去と対峙する。
それは、自分が歩んで来た道のりを受け入れ、失った時間や感情を僅かでも埋めていくことへと繋がる。
長い年月を経たからこそ見える景色に、また、私は生かされるのだ。

大矢 真梨子

Ⓒ Mariko Ohya

Ⓒ Mariko Ohya

本展は、今春、京都・御所南にオープンする「お匙 京都」内にあるOSAJI初となるギャラリー「Cultivate Gallery」の柿落とし展となります。

OSAJIの春限定の香り「Urara〈ウララ〉」シリーズでのコラボレーションなど、ブランドの哲学とも響き合う写真家 大矢真梨子の新作を、「お匙 京都」の空間に寄せた設えでご覧いただけます。作品に写る、心の揺らぎや葛藤、希望…。大矢氏が積み重ねてきた日々が、写真という表現によって光に翳され、他者の心の揺らぎへと繋がっていくこと。作品を通し、誰の心にも宿る感情と出合い、見つめるきっかけとなれば幸いです。

── 大矢真梨子 写真展「Inner Garden」 プレスリリースより

大矢真梨子 個展「Inner Garden」情報

開催日時

2026年4月25日(土)~5月10日(日) 10:00〜18:00
休廊日:月曜(月曜祝日の場合は翌平日)

入場料

無料

展示構成

山際悠輔(kenku)

会場

お匙 京都 Cultivate Gallery

  • 〒604-0811 京都府京都市中京区堺町通二条上る亀屋町172
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
京都市営地下鉄「丸太町駅」から徒歩で7分、または「烏丸御池駅」から徒歩で8分

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