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【GENIC|素肌と素顔を写す vol.62 2022年4月号】特集詳細&編集長コメント

3月7日(月)発売のGENIC4月号(vol.62)のテーマは「素肌と素顔を写す」。本記事では、それぞれの特集の詳細、そして編集長のコメントを掲載しています。

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素肌と素顔を写す

GENIC4月号のテーマは「素肌と素顔を写す」。
人の美しさを大切に写しとった「素肌」と「素顔」の世界をお届けします。「性」ではなく「生」を感じる、神秘的で美しい森に迷い込んでしまったような写真たちと、そこにある撮り手の想いに迫ります。

【編集長コメント】
GENICとして、このテーマにどう向き合うか?悩みに悩みました。ヌードという言葉ひとつでくくってしまいたくない、裸体が羅列されているだけの作りにしたくない。
そこで、「素肌と素顔」というのを大きなテーマとして、人の「素」の美しさに直接触れられるような1冊にしたいと考えました。
でも、いろいろな悩みは、出演いただいたフォトグラファーやクリエイターの皆さんが解決してくれました!理想を遥かにこえる、素肌や素顔を写すことの想いに溢れた、誰が見ても “感じること” があるであろう特集になっています。

1冊をまとめて見たときに、「美しい森に迷い込んだ」というのが率直な感想で、それをそのまま今回の号の説明文に入れています。
表紙には「ヌードな肌」とも書いていますが、今回のGENICは、「ヌード」という言葉から人がきっと連想するであろう内容とは違うので、あえて「ヌードな肌」としました。読んでいただければ、「ヌードな肌」のニュアンスがきっとわかってもらえると思っています。

この扉は、今号の企画に出てもらっている、染谷かおりさん撮影の写真。この先にある「素顔」が想像できるような「素肌」写真だなと感じて、扉の写真として選びました。

カバーフォトの撮影は林響太朗さん

今号のカバーフォトは、林響太朗さんです。

【編集長コメント】
大好きです!(笑)。
大好きな表紙ができあがりました。憧れの林響太朗さんに、かなりアツイ想いをぶつけ、夢を叶えていただきました。
「撮影しているときに、桜の花びらを撮ろうとしたら花ごと落ちてしまいました。そのまますっぽりおへそにはまってしまいました。すっぽりと」。
林さんからいただいたコメントです。

GENICが表紙の作成時に目標としている「1粒のキュート」があり、さらに4月号にぴったりな、最高なカバーとなりました。
#おへそ桜
みなさんの写真もぜひ見てみたい!

特集名も、表紙に溶け込むようなヌーディーカラーで。これは雑誌としてはNGに近いやり方です。印刷所からも不安だと連絡がきました(笑)。特集名が読みづらくて、書店で目を引きにくいからです。
でもあえてチャレンジしました。だってこの写真が十分、目に留まってくれるものだと思っているし、すべてが伝えられると思っているから!

【Special Contents】 林響太朗/Skin Photography:肌

「人が生まれ持ったものは、きっとすべてが愛おしく美しい」と言う、映像監督であり写真家である林響太朗が撮る「肌」の写真。撮りおろしを含めた10点の作品を掲載。

【編集長コメント】
米津玄師、星野源、あいみょんなど錚々たるアーティストのミュージックビデオやCMなど、数多くの映像作品も手がける林響太朗さん。
このSpecial Contentsも、映像を見ているような感覚でページをめくれるように、そんな想いで構成しました。
まずは作品に閉じ込められた優しい時間に、身を任せてみてください。ここが、“美しい森” の入口です。

【特集1】写真家が写し出す、印象的な「肌」の世界

ヌードからパーツまで、それぞれの表現方法、さまざまな解釈、被写体との多様な向き合い方の中で写し出された、写真家5名の個性溢れる「肌」の世界へようこそ。

出演(掲載順):増田彩来、松岡一哲、染谷かおり、大辻隆広、永田拓也

【編集長コメント】
雑誌や広告の世界を中心に、ファッションやアーティスト撮影などで活躍中の写真家の中から、人の素肌を美しく、印象的に切り取る5名に出演していただきました。
写真を見ているだけで、それぞれの方の世界観が投影されたような作品群に心を奪われてしまいますが、ぜひ文章も読んで、「人の肌」への対峙の仕方や、写真に載せた想いなどに触れ、より深い没入感を味わっていただきたいです。

【特集2】透明感を追い求めて

見る人の心にスッと寄り添う、透き通るような「素肌」の美しさ。なぜ見る人の心を惹きつけるのか。表現者たちのファインダーのその先に宿る「透明感」の正体に迫ります。

出演(掲載順):武井宏員、山口明宏、鹿野真里菜、国分真央、Fujikawa Hinano、葵

【編集長コメント】
今号を作るにあたって、「素肌」を写した写真をいろいろ見ました。その中で「透明感」というのが1つのキーワードとしてあるな、と思いこの企画をしたのですが…。お話を伺ってみると、出演いただいた表現者の何名かが「あえて透明感が出るように撮ろうと思っているわけではなく、そこにあるものを自分なりに表現した結果が、“透明感”を感じてもらえるものになっただけ」と。そうか、「透明感を追い求めて」いたのは、見る側の私たちだったのか!ということに気づきました。なので、「表現者たちのファインダーのその先に」というサブタイトルをつけています。
透き通るような作品の数々をご覧ください。

【特集3】大切な「あの人」のすがお

写真家やクリエイターが撮る「大切な人」。心の奥までのぞいたような表情や姿など、彼らのカメラだけに写る、かけがえのない人の「すがお」をお届けします。

出演(掲載順):山根悠太郎、サブリナ雪、見津賢、柴田ひかり、髙木美佑

【編集長コメント】
その人のことを知らないのに、間違いなくここに写っているのはその人の素顔だ、と確信してしまう。これってなんでしょうね?不思議です。
他の人には撮れない、この撮り手のファインダー越しにしか見ることができない、特別な写真たち。なんだか温かい気持ちになります。
ふんわり漂う愛と優しさを表現するために、タイトルは「すがお」にしてみました。

【特集4】独自の作風で素肌を表現「This is My World」

どんな経緯で、どんなものに惹かれ、自らの表現に辿り着いたのか?たくさんの想いをのせて作品を創り上げる、彼らの「マイワールド」へ足を踏み入れてみて。

出演(掲載順):haruna kikuchi、Nasu Sayaka、Hana Onuki、nemui、青山裕企、micalie、haru wagnus、アマザキヒナ、高橋伸哉

【編集長コメント】
ページをめくるごとに違う世界に入り込める。まるでテーマパークに来たかのような企画です。「カメラを使って人の素肌を撮る」ことに、こんなに表現の種類があるなんて。
各フォトグラファーの持つ、オリジナリティ溢れるテーマとそこへの想いに触れていくと、作品の輪郭がよりくっきりと見えてきます。
それぞれが繰り広げる「マイワールド」に、共感したり驚いたり、そういうことなのかと納得したり。得るものがたくさんある特集になっています。

【特集5】素の私を愛するために

ボディ・ニュートラルのムーブメントが注目を浴びている今。ありのままの自分を愛するために様々なアプローチをする3 名の写真家に、その想いを伺いました。

出演(掲載順):花盛友里、SAKI OTSUKA、Sakura Maya Michiki

【編集長コメント】
時代は、ボディ・ポジティブからボディ・ニュートラルへ。自分のカラダに対して無理に前向きになる必要はなく、ネガな感情もポジな感情も、どちらもそのまま受け入れるという考え方が注目されてきています。体型に対するムーブメントですが、これは確実に内面にも影響すること。とはいえ、素の自分を受け入れるって…本当に難しい!!
そこで今回は、「写真」という手法を使って、ありのままの「私」を愛することの大切さを表現している人たちにインタビュー。皆さんにとって、何かを考えるきっかけになれたら嬉しいです。

【特集6】NAKED in WORLD

世界中のフォトグラファーやクリエイターが撮る、ありのままの女性の姿。さらけ出されたカラダは気高く、優しく、神秘的です。グローバルな作品たちをご覧ください。

【編集長コメント】
たくさんの国のフォトグラファーが協力してくれ、さまざまなシチュエーションで切り取られた「ハダカ」の写真を掲載することができました。
SNSでは書かれていないような、作品に対する想いやテーマ、撮影秘話なども一緒にお伺いしています。世界中から集めた、珠玉の16枚をお楽しみください。

【特集7】パーツは語る

まるで語りかけてくるような、さまざまなボディパーツを撮った写真をご紹介。フォトグラファーたちが自らつけた、その作品タイトルにも注目です。

出演(掲載順):古性のち、酒井貴弘、武井宏員、増田彩来

【編集長コメント】
GENIC初の試みで、写真をバーンと大きく掲載した1ページを、いろいろな企画の合間に掲載しています。ページをめくっていくと「ボディパーツ」がひょっこり現れ、語りかけてきますのでお見逃しなく。
額装したくなるような美しさです。

連載

女優・橋本愛「日日是好日」

現実のなかに溢れる愛おしい瞬間を封じ込めた写真と、そのとき感じた想いを言葉にのせて。かけがえのない日々を写真と言葉で表現する、橋本愛の連載第9回。

小関裕太の自分探しの旅「スキ」Vol.8

「音の肌ざわり」をテーマに、ポルカドットスティングレイのギター、エジマハルシを小関裕太が撮りおろし。すべて本人による構成でお届けする連載、第8回です。

KYON.Jが出会った“奇跡の一瞬”「Exploring the World」

世界を照らす美しい光を追いかけ続けるトラベルフォトグラファーKYON.Jが出会った、光溢れる大自然の姿、第11回「春の喜びを告げる、街光」をお届けします。

カメラと旅のご紹介

・人や肌を美しく写し出す優秀カメラたち

・Why Nikon?「NIKKOR Z レンズで出会うF2.8 の世界」

・Canon PhotoJewel Sで思い出をフォトブックに

・OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIで日常を撮る5つの魅力

・何度も訪れたくなるちょっとDeepな富士宮

・バラと緑の大庭園で過ごす時間「ぎふワールド・ローズガーデン」

・旅好きの若者を応援!新感覚コンテストMine 開催!

・こんなところに住んでみたい!移住やロングステイで叶える “自分らしい” 暮らし

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