menu

西九州新幹線「かもめ」と観光列車「ふたつ星4047」で長崎・佐賀を楽しむ1泊2日鉄道旅

Photo: YUUKI

2022年9月に開通した西九州新幹線「かもめ」と観光列車「ふたつ星4047」に乗って、プロトラベラーのChihiroと旅行写真家のYUUKIが、1泊2日の鉄道旅に行ってきました。これまで車でないと行きづらかった西九州周遊がぐっとしやすくなった待望の新幹線「かもめ」、絶景とおしゃれな車両が楽しめる長崎県と佐賀県を結ぶJR九州の観光列車「ふたつ星4047」。ともに、ここにしかない体験が詰まった、今、乗ってみたい最新の鉄道です。女子旅にもひとり旅にも、週末旅にもおすすめの観光モデルコースとなっているので、旅行計画の参考にして、鉄道旅にチャレンジしてみてください。

  • 作成日:
  • 更新日:
目次

1日目

長崎空港からスタート!ワンコイン乗合タクシー「おおむらかもめライナー」で西九州新幹線の駅にアクセス

Photo:YUUKI

今回の2人旅のはじまりは、長崎空港の最寄り駅「新大村駅」。
長崎空港から新大村駅までの移動は、乗合タクシー「おおむらかもめライナー」が便利でおすすめ。
出発時刻の30分前までにWEB予約をすれば、片道500円で利用できてお得です。

新大村駅から西九州新幹線「かもめ」に乗って長崎駅へ

Photo:Chihiro

西九州新幹線「かもめ」は、「ななつ星in九州」や「36ぷらす3(さんじゅうろく ぷらす さん)」など、多くの車両デザインを手掛けてきた水戸岡鋭治氏によるもの。白を基調にJR九州のコーポレートカラーである赤を配色したスタイリッシュな外観です。
シンボルマークや「かもめ」の文字がいたるところに配置されているので、どこから撮っても旅の記念になります。

Photo:YUUKI

内装は「優しい、明るい、楽しい、心地良い、美しい」をテーマに色、形、素材がセレクトされており、和洋折衷、クラシックとモダンが組み合わされた、懐かしくて新しい空間が表現されています。
写真は、指定席の2号車で"獅子柄"のシート。同じ指定席ですが、1号車、2号車、3号車はそれぞれシートの柄が違うので、事前にチェックして好みの号車を予約して。自由席もまたデザインが異なります。
包み込んでくれるような気持ちいいシートでくつろいでいると、あっという間に長崎駅までの15分ほどの移動時間が終わってしまいます。

「坂本屋」で卓袱料理(しっぽくりょうり)

Photo:Chihiro

ランチは、長崎を代表する郷土料理の卓袱料理をいただきます。
明治27年創業の老舗和風旅館「坂本屋」は、料亭としても人気。当時の面影が残る建物は風情があります。

Photo:Chihiro

漆塗りの円卓にたくさんの料理が並べられ、華やか。
宴の挨拶や乾杯よりも先に、「お鰭(ひれ)椀」と呼ばれる鯛の身の入ったお吸い物を最初にいただきます。

Photo:Chihiro

長崎卓袱料理のメイン料理のひとつ、「東坡煮(とうばに)」。
東坡煮は、豚の角煮のこと。時間をかけてじっくり煮込んだ角煮は、優しい味で食べやすく、口の中でジュワ〜と溶けていきます。
最後に「梅椀(うめわん)」と呼ばれるお汁粉で食事を〆るのが、卓袱料理の決まり。
あずきには胃の鎮静作用があります。

料亭御宿 坂本屋 基本データ

<住所>〒850-0037 長崎県長崎市金屋町2-13
<TEL>フリーダイヤル:0120-26-8210/095-826-8211
<営業時間>11:30~22:00
<定休日>不定休
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<電車>JR九州「長崎駅」から徒歩で約7分またはタクシーで約3分
<車>長崎自動車道「長崎IC」から出島バイパス経由約10分

「長崎街道かもめ市場」でショッピング

Photo:YUUKI

長崎駅にある「長崎街道かもめ市場」は、長崎市内最大級のお土産屋さんと、地酒やご当地料理が楽しめる飲食店がひしめくスポットです。鉄道旅のお供やお土産を探す眼差しは真剣そのもの。

Photo:YUUKI

Photo:Chihiro

長崎のお土産の定番といえば、やっぱりカステラ。
長崎カステラの本家として有名な福砂屋が数量限定で販売している「福砂屋キューブカステラ KAMOMEギフトセット」を購入。お土産品として可愛いサイズ感とデザインです。

Photo:Chihiro

レトロなタバコ風の箱にお茶パックが入った「Chabacco(ちゃばこ)」もおすすめ。パッケージは、ちゃんぽんや教会のステンドグラス、南蛮船など、長崎をイメージしたデザインでお土産にぴったり。お値段もサイズもお手頃です。
「かもめ市場」は一度にたくさんの店舗を効率よく回れるので、予定を詰め込みがちなプチ旅行でもショッピングを満喫できます。

長崎街道かもめ市場 基本データ

<住所>〒850-0058 長崎県長崎市尾上町1-67
<TEL>095-808-2001
<営業時間>土産・物販 8:30-20:00
ご当地レストラン(飲食) 11:00-22:30 かもめ横丁(飲食) 11:00-23:00
<定休日>無休
※営業時間と定休日については変更の可能性があります。
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<電車>JR九州「長崎駅」隣接
<車>長崎自動車道「長崎IC」から約15分
長崎バイパス「川平IC」から約20分

観光列車「ふたつ星4047」で長崎駅から武雄温泉駅へ

Photo:YUUKI

2022年9月に運行を開始した「ふたつ星4047」は、武雄温泉駅発の有明海コースと長崎駅発の大村湾コースがある観光列車。どちらも海に面したルートを走っており、1日1本ずつ運行されています。今回2人が乗ったのは、波が穏やかで美しいことから「琴の海(ことのうみ)」とも呼ばれる大村湾を望むコース。ホームでカメラを持って列車が来るのを待ち焦がれるのも、鉄道旅ならではの楽しみのひとつです。

Photo:Chihiro

2人が楽しみにしていた「ふたつ星4047」が到着。「かもめ」と同じく、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏によるデザイン。
青い海に映えるパールホワイトを基調とし、金色のロゴとラインがあしらわれた外観で、かっこよさに思わず声が出てしまいます。

景色だけじゃない「ふたつ星4047」の魅力

Photo:YUUKI

外観と打って変わって、車内は色彩豊か。窓枠や席に木材が使われていて温もりが溢れるデザインです。2号車は1両が丸ごと共用スペースの「ラウンジ40(よんまる)」。

Photo:Chihiro

「ラウンジ40」には、ソファ席やカウンター席などが配置された贅沢な空間。あちこちに華やかなパターン柄が使用されていながら、統一感があり落ち着いた雰囲気になっています。全車両に採用されている木細工の日除けも可愛く、撮りたくなるポイントがいっぱいです。

Photo:Chihiro

「ふたつ星4047」は3両編成で、1号車と3号車は指定席。リクライニングシートのほかに、2人掛けのソファ席、3〜4人で利用できるBOX席など、旅の用途によってシートを選ぶことができます。

「波佐見焼転写体験」や、焼きたての「長崎スフレ」も!

Photo:YUUKI

長崎駅から武雄温泉駅まで約3時間の旅。「ふたつ星4047」では車窓から景色を眺める以外にも、さまざまな楽しみが用意されています。
そのうちのひとつが、大村湾コースで楽しめる「波佐見焼転写体験」。乗車後に2号車「ラウンジ40」にて申込できます。(定員10名、有料)

Photo:YUUKI

長崎県・波佐見町で生産されている陶磁器「波佐見焼(はさみやき)」は、400年以上の伝統がありながら、新しい発想をデザインに取り入れ、スタイリッシュなものやモダンなものが多いのが特長です。
転写シートを用いたデコレーションは、波佐見焼の技法のひとつ。

Photo:YUUKI

ふたつ星のオリジナル転写シートはどれも可愛く、どれをどういう風に飾り付けるか迷ってしまいます。
ふたりとも数字やアルファベットを使って、スタイリッシュなデザインに仕上げました。

Photo:Chihiro

車内では、長崎市内にある焼き菓子専門店「ママン・ガトー」の人気メニュー「長崎スフレ」を味わうこともできます(※要事前予約、数量限定)。焼き上がりの時間になると、いい匂いが車内に漂い、カウンターテーブルの周りには人だかりが。
焼きたてのあたたかいスフレはふわふわしていて甘く、幸せを感じる味。軽いのでペロリと食べられます。

海辺の駅「千綿駅」で停車

Photo:YUUKI

途中で「千綿駅(ちわたえき)」に停車します。
海にとても近い駅として有名で、車窓から遮るものなく海を望むことができます。

Photo:YUUKI

Photo:Chihiro

Photo:YUUKI

列車から降りられるので、ぜひノスタルジックな木造の駅舎へ。駅舎の中には、お花屋さんがあり、シャッターを切りたくなるシーンの宝庫です。停車時間は10分ほどなので、夢中になりすぎないように気を付けて。

武雄温泉~嬉野温泉も西九州新幹線「かもめ」で移動

「ふたつ星4047」の終点「武雄温泉駅」に到着。西九州新幹線開業に合わせてリニューアルされた駅には、観光の情報収集に便利な「武雄温泉駅観光案内所」と旅をコンセプトにした書店「武雄 旅 書店」があります。"旅"に関する本を読んだり、お土産を買ったり、カフェスペースで休憩したり、楽しい時間が過ごせる駅です。

Photo:YUUKI

宿泊先の嬉野温泉へ向かうため、「かもめ」に乗車します。

Photo:YUUKI

武雄温泉駅から嬉野温泉駅までは一駅(約6分)なので、今回は自由席に乗車。
東海道・山陽新幹線と似たタイプのイエローの座席が可愛い。「かもめ」はデザインの異なる車両がいくつもあるので何度乗っても新しい発見があって楽しめます。

嬉野温泉「和多屋別荘」に宿泊

Photo:YUUKI

嬉野温泉は、武雄温泉と並び佐賀を代表する温泉地。湯量豊富な源泉は嬉野川沿いに湧いているため、周辺に多くの旅館があります。今回は、嬉野川をまたいで二万坪もの広大な日本庭園がある旅館「和多屋別荘」に宿泊。
外観は純和風旅館ですが、ロビーは黒川紀章の建築空間となっておりモダンジャパニーズスタイルで洗練されています。

Photo:Chihiro

ロビーの奥にはお茶と読書を愉しむための書店「BOOKS&TEA 三服(さんぷく)」。「お茶」「暮らし」などのテーマにあわせた書籍を、宿泊者は無料で自由に閲覧・購入できます。ひとりの時間を満喫するのはもちろん、BOX席やソファ席もあるので友達や恋人、夫婦で訪れても。

Photo:YUUKI

嬉野で100年以上も続く茶農家「副島園」の本店もあります。ほかにもピエール・エルメのコンセプトショップや、地元の特産品や和多屋別荘でも使用されている陶器・カトラリーなどが揃ったハイセンスなセレクトショップもあり、宿泊時間を十二分に楽しめる空間が広がっています。

Photo:Chihiro

和多屋別荘には複数の宿泊棟があります。
今回宿泊したのは、四季を感じながら源泉掛け流しの湯浴みを楽しめるみやび館の「うづき」。月の満ち欠けや嬉野の山々を眺めることのできる月見台と呼ばれるプライベートテラスがついている部屋で、落ち着ける和の空間です。
"日本三大美肌の湯"と称されている嬉野温泉。好きなときに好きなだけ温泉に浸って、旅の疲れを癒しつつ、みずみずしい肌をよみがえらせましょう。

館内には、大浴場や露天風呂、貸切風呂があり、それぞれコンセプトの違う湯を楽しめるのでプチ温泉巡りをしても◎。和多屋別荘の離れ「水明荘」にある「湯殿心晶」も+1000円で利用できます。

Photo:Chihiro

客室の意匠は部屋によりさまざまですが、改装や建物の修繕、家具や装飾品の製作に至るまで、専属の大工が手掛けているということで、とても凝っています。

Photo:Chihiro

夕食は、館内にある日本料理「利休」で。地元の酒蔵「瀬頭酒造(せとうしゅぞう)」と、うれしの茶農家「きたの茶園」によるコラボ懐石が楽しめるお店で、地元の食材を使った、海の幸も山の幸も楽しめるコースをいただきます。
玄界灘の鯛の酒塩焼きの美味しさには感動!途中に出てくる、"うれしの茶"と"日本酒"を使った「食中茶」が口の中をリセットしてくれるので、一品一品最後まで美味しく料理を味わうことができます。

嬉野温泉 和多屋別荘 基本データ

<住所>〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738
<TEL>0954-42-0210
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<電車>JR九州「嬉野温泉駅」からタクシーで約5分
「大村インター」バス停から高速バス九州号で約20分
「嬉野バスセンター」から徒歩で約10分
<車>長崎自動車道「嬉野IC」から約7分

2日目

「嬉野ティーツーリズム」体験

Photo:YUUKI

嬉野の若手茶農家7人が丹精を込めて育てたお茶と地元菓子職人が提案するオリジナルスイーツを楽しめる「嬉野茶寮」を体験します。
今回は天候の関係で、和多屋別荘内にある「茶寮&BAR」で行われました。

写真提供:Tea tourism

通常は、嬉野市内にある3箇所の茶畑から、好きな場所を予約して体験することができます。

Photo:YUUKI

お茶の種類に合わせて、茶葉の量やお湯の温度などが調整されます。さまざまな最適な条件でお茶を淹れるコンシェルジュの姿は、まるで神聖な儀式を見ているかのようです。
最初は煎茶を。苦味やえぐみは一切なく、深い色味とコクがある味わいに感動。

Photo:YUUKI

続いて2番目の紅茶はアイスで。それぞれの茶に合わせたスイーツとともに楽しみます。
最後に、黄金色に近い鮮やかな色の釜炒り茶をいただきます。
嬉野が発祥の地とされている釜炒り茶でティータイムを締める茶師の想いを感じる演出に、心が満たされます。

「Locanda del Campo(ロカンダ デル カンポ)」でランチ

Photo:Chihiro

ランチは少し足を延ばして、長崎県の島原半島の西側にある千々石町(ちぢわちょう)へ。
ここには、畑の中にぽつんと佇む、地元産の食材を生かした本格的なイタリアンが味わえる「Locanda del Campo(ロカンダ デル カンポ)」があります。
イタリアで共に修業をした夫婦が営む、あたたかな雰囲気や会話も楽しめるお店です。

Photo:Chihiro

Photo:Chihiro

ランチのコースはシェフのおまかせ。
お料理に合ったナチュラルワインも提供してくれます。
前菜のニョッコフリットから手が止まらない美味しさ。
メインの前のPrimi Piatti(プリミ・ピアッティ)は、パスタやリゾットが味わえます。

Photo:YUUKI

店内には大きな窓があり、橘湾(たちばなわん)と千々石の風景が一望できます。絶景とともに美味しい食事をいただける、極上タイムです。

Locanda del Campo 基本データ

<住所>〒854-0406 長崎県雲仙市千々石町己333
<TEL>0957-47-6270
<営業時間>11:30〜13:00(last in)
17:30〜19:00(last in)
<定休日>不定休
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<電車>JR九州「諫早駅」からタクシーで約30分
<車>長崎自動車道「諫早IC」から約30分

小浜温泉「ほっとふっと105」で足湯

長崎を代表する温泉地・小浜温泉にある新名所「ほっとふっと105」は、橘湾を眼前に眺めながら入れる足湯。腰かけ足湯のほかに、ウォーキング足湯やペット用の足湯もあるので、連日地元の人や観光客で賑わっています。
小浜温泉は源泉温度が最高で105度にもなるということにちなみ、足湯の全長は105m。日本一の長さを誇っています。

Photo:Chihiro

辺り一面すごい量の湯けむり。全国でも有数の高温泉を利用した貸し蒸し釜もあり、野菜や卵などをセルフサービスで蒸して食べることも。食材は持ち込み可能。現地で海の幸や卵、野菜などを購入できます。

Photo:Chihiro

足湯はちょうどいい温度になっているのでご心配なく。下流へいくほど温度が低くなっています。海を眺めながら、ゆったり足湯に浸かることができる絶景&リラックススポット。寒い日や風が強い日でも足湯のおかげで体がポカポカです。
橘湾に沈む太陽が美しく、夕日の名所としても人気があります。

小浜温泉足湯 ほっとふっと105 基本データ

<住所>〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町北本町905-70(小浜マリンパーク)
<TEL>0957-74-2672(小浜温泉観光案内所)
<営業時間>4月〜10月 10:00〜19:00(蒸し釜の最終受付18:00 終了18:30)
11月〜3月 10:00〜18:00(蒸し釜の最終受付17:00 終了17:30)
<定休日>毎月第3水曜日、1月4日、5日
その他荒天時、源泉清掃日など
※定休日は変更の可能性があります。蒸し窯の利用もできません。
<駐車場>あり

料金

足湯 無料

行き方・アクセス

<電車>JR九州「諫早駅」からタクシーで約45分
JR九州「諫早駅」から島原鉄道「愛野駅」下車、タクシーで約25分
<車>長崎自動車道「諫早IC」から約1時間

西九州新幹線「かもめ」で諫早駅(いさはやえき)から武雄温泉駅へ

Photo:YUUKI

体も心もほっこり満たされたところで、諫早駅から武雄温泉駅へと戻ります。西九州新幹線の開業にあわせてリニューアルされた駅は、綺麗で洗練されています。駅前の広場には、日本の石橋として初めて国の重要文化財に指定された、諫早公園にある「眼鏡橋」のミニチュアが。駅には、地元のシンボルを模したモニュメントが飾ってあることが多いので、各駅でチェックするとご当地の新しい発見があるかもしれません。

Photo:YUUKI

諫早駅から武雄温泉駅までは、乗車時間20分ほど。
車内でゆっくりできるので、景色を観ながら楽しく移動できます。

「武雄温泉楼門」を観光

Photo:YUUKI

武雄温泉の入口に建つ「楼門」は、武雄温泉のシンボル。
「東京駅」や「日本銀行本店」を設計したことで知られる建築家・辰野金吾(たつの きんご)の設計による木造建築で国の重要文化財に指定されています。まるで竜宮城のような外観で人気の観光スポットです。

Photo:Chihiro

楼門の奥にある武雄温泉新館は、現在は資料館となっており、浴室や休憩用和室などを見学できます。
八角形の天井やモザイクタイル、マジョリカタイルなど、ノスタルジックな雰囲気で、切り取りたくなる情景がたくさんあります。

Photo:YUUKI

新館の2階の出窓から、楼門を撮影することができます。

Photo:Chihiro

武雄温泉楼門と東京駅は、ほぼ同時期に完成しました。
東京駅の丸の内口にあるドームの天井には8つの干支のレリーフがあり、なぜ8つなのか長年謎とされていました。2012年に東京駅丸の内駅舎復元工事をきっかけに、楼門の2階天井の4つの干支、子(ねずみ)、卯(うさぎ)、午(うま)、酉(とり)の彫り絵と合わせると、十二支が揃うことが分かりました。
武雄温泉楼門の干支は、火曜を除く毎日9~10時に、ガイドさんに案内してもらえる楼門干支見学会で見ることができます。

武雄温泉楼門 基本データ

<住所>〒843-0022 武雄市武雄町武雄7425番地
<TEL>0954-23-2001
<営業時間>新館10:00~18:00
楼門干支見学会 9:00~10:00(受付9:30まで)
<休業日>毎週火曜日
<駐車場>あり

料金

無料
楼門干支見学会 大人500円 小人250円(元湯入浴券付き)
※楼門干支見学会は令和5年3月31日(金)までの限定公開

行き方・アクセス

<電車>JR九州「武雄温泉駅」から徒歩で約15分
<車>九州自動車道「武雄北方IC」から約10分

「リレーかもめ」で武雄温泉駅から博多駅へ

Photo:YUUKI

今回乗った特急「リレーかもめ」は、車内が大人っぽい空間になっています。「リレーかもめ」の"リレー"とは、在来線と新幹線を対面ホームで乗り換えることができる便利なシステム。現在、武雄温泉駅から博多駅間で、在来線特急「リレーかもめ」が運行しています。

名残惜しいけれど、西九州の魅力あるスポットを巡ってきた鉄道旅もそろそろ終わり。くつろぎながら景色を眺めているうちに博多駅に到着。家路へと向かいます。

また出かけたくなる!ゆったり快適な西九州・鉄道旅

Photo:YUUKI

ChihiroとYUUKIが巡った、1泊2日の西九州・鉄道旅。「ふたつ星4047」や西九州新幹線「かもめ」を上手に活用して、たくさんの体験や絶景を楽しみながらも、ゆったりとした快適なときを過ごせました。
列車の見た目と乗り心地に惚れ惚れしつつ、駅から行けるスポットがたくさんあることにも気づけた旅。
ティーツーリズムや列車内でいただく焼きたての美味しいグルメ、海が目の前の駅での買い物など、ここでしかできない体験がたくさん待っています。皆さんも、西九州へ1泊2日の鉄道旅に出かけてみてください。

西九州新幹線「かもめ」詳しくはこちら
「ふたつ星4047」詳しくはこちら
JR九州HP

Chihiro

プロトラベラー。モデルとして活動後、アパレル関連の仕事やモデル事務所でマネージメントなどに携わる。街並みを散策しながら、 かわいいモノ・ヒト、文化に触れる旅行が好きで、 カフェ巡りとチルライフを愛する。2022年に双子を出産。

Chihiro Instagram

YUUKI

1984年生まれ、和歌山県出身。デザイナーとして勤務後、独立。春夏のみのブランド「TADO」を運営するNALALA LLC.のfounder。また、ブランディングディレクターの他、観光PR、ホテルや広告の撮影など、写真家としても活動している。

YUUKI Instagram
YUUKI Twitter
次の記事