目次
- プロフィール
- 朝の慌ただしさも含めて愛おしい、自分だけの時間
- TIPS ! PowerShot V10で撮るモーニングルーティン動画の作り方
- TIPS 01:“カメラは置いて、自分が動く”ことで場所と情景を伝える
- Behind the Scene
- TIPS 02:“自分は動かず、カメラを動かす”ことで視聴者を飽きさせない
- Behind the Scene
- TIPS 03:“視点を変える”ことで視聴者により深い没入感を
- Behind the Scene
- TIPS 04:“実際の音を入れる”ことで、視聴者は五感を使った体験となる
- Behind the Scene
- 写真も撮れるPowerShot V10。驚きの高画質と精細な描写
- 使って実感したPowerShot V10の魅力
- 【参加者募集】10月26日(日)にYU-TAさんとPowerShot V10でVlog撮影を楽しむイベントを開催!
- 撮影に使ったカメラ PowerShot V10
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プロフィール

YU-TA
映像クリエイター/フォトグラファー
2020年からカメラを始める。本業の建築業と並行して、スチール撮影や映像制作を請負い、企業のPRやWEB広告などを手掛ける。SNSではインテリア、暮らし、コーヒーに関する動画と写真を発信中。2025年9月現在、SNS総フォロワー7万人超。
朝の慌ただしさも含めて愛おしい、自分だけの時間
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「映像制作において、私はまず、視聴者さんに“伝わる、伝える”ことを第一優先事項としています。次に、物語性を感じるように仕上げる、それが私の作品作りのテーマです。モーニングルーティンやほかの動画作品に関しても、共通して日常の中にある特別感を大切にしているので、短編映画のような映像制作を心掛けています。今回の動画も、平日の朝の慌ただしさも含めた、いつものモーニングルーティンですが、シネマライクに表現しました。“忙しない朝でもいつものルーティンだけは欠かさない、この時間だけは自分だけの至福の時間”というコンセプトです。PowerShot V10はボディーが小さいため、それを生かして普段見られないようなアクティブな映像になるようにも心掛けました。また、いつも作るVlogより多様な構図のカットを入れています。焦点距離19㎜相当の超広角を利用して、部屋全体のシーンから寄りのカットまで幅広く撮影できるということを伝えたくてこだわった部分です。その際、PowerShot V10の本体についているスタンドの機能がとても活躍しました。戸棚の中やテーブルの上などいろいろな場所に安定して置けるので、今回の撮影ではかなり多用しています」。
TIPS ! PowerShot V10で撮るモーニングルーティン動画の作り方

「私の映像の制作スタイルは、撮影して軽く編集まで進めてから足りないと感じるカットを継ぎ足していくというもの。今回のVlogもそうしてできた1本です。視聴者が飽きないで見てくれるようにすることも大切。そのためにマルチカットを常に意識しています。一つのシーンに対して複数の視点を持つことは、長尺でもショートでも大事なこと。例えば“コーヒーを淹れる”という動作に対して①引きのアングル ②寄りのアングル ③手元 ④ドリッパーに落ちる雫のように、いくつものカットを撮影していくイメージです。そうしてとにかくいろいろな角度で撮っておいて、同じような一つの映像が長くならないように、繋ぐときに意識しています」。
TIPS 01:“カメラは置いて、自分が動く”ことで場所と情景を伝える
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「コーヒーキャニスターを手に取り、テーブルに置いてコーヒーを注ぐまでのシーンは、カメラは置いて、自分が動くという撮り方をしています。19mm相当の超広角を生かしながら、朝の部屋全体のシーンを写すことで、場所と情景の情報が視聴者に伝わります。また人物が入ることで、 “生活している”ということも感じてもらえる。さらには、短い尺であっても、“コーヒーを今から入れるんだな”と瞬間的に思ってもらえることを意識しました」。
Behind the Scene


「光が直接入る場所ではないので、被写体の立体感があまり確保できないため空間全体を使って奥行きが出るように意識。机と水平にカメラを配置して天板を映り込ませることで、空間に奥行きを持たせています」。
TIPS 02:“自分は動かず、カメラを動かす”ことで視聴者を飽きさせない
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「今度は、自分ではなくカメラを動かします。1方向からの単調な動画だけだと視聴者はすぐに飽きてしまうので、コーヒー豆を入れるシーンからコーヒーフィルターをセットするまでは、カメラを動かしたり構図やアングルを変えたりすることによって視聴者がより楽しめるような工夫をしています。コーヒーを淹れる、という一連の動作の中にも手順が存在するので、手順自体をアングルを変えて撮影することで、より視聴者にワクワクしてもらえます。PowerShot V10はとにかく小さいので、家の中でカメラを動かしながら撮るのにも、まったく負担がありません」。
Behind the Scene

「カメラを近づけることで、普段肉眼ではあまり見ないような、コーヒーキャニスターの中を撮影しました。引きでは見えていない視点を加えることで、より映像に緩急がついて飽きのこない動画になります」。
TIPS 03:“視点を変える”ことで視聴者により深い没入感を
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「コーヒー豆を入れるシーンからCOFFEE STANDの箱を取り出し、湯を注ぐシーンまでは、視点を変えてアングルにこだわっています。日常生活の中で、意識しないと見ることのない世界を動画の中に入れられると、視聴者により深い没入感をつくり出せると考えています。“アリの目と鷹の目”と表現されていますが、高い視点から全体を見たり、アリのようにマクロな視点を入れることで、飽きのこないダイナミックな映像に仕上がります。その視点違いの動画を編集の際に一つの画面に分割して入れる、というのもおすすめです」。
Behind the Scene

「どのように撮影できているか、どのように写っているかを確認できるよう、モニターをフリップして撮影しています」。

「コーヒーをドリップする際にポタポタ落ちる臨場感を撮影したかったので、カメラを近づけて撮影しています。カメラ本体にスタンドがついているので、こうした撮影を容易にできます。PowerShot V10の強みだと感じました」。
TIPS 04:“実際の音を入れる”ことで、視聴者は五感を使った体験となる
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「動画の中で音は重要なファクターの一つです。音によって、その場にいるかのような没入感をつくり出せることと、視聴者が五感を使って体験できる点が大きなポイントです。音楽ももちろん大事ですが、そのシーンの特徴的な実際の音を入れることで、より映像自体に立体感のようなものを生み出せると考えています。PowerShot V10は全方位集音の内蔵マイクの性能が非常によく、クリアな音を入れることができました」。
Behind the Scene

「こちらは、ビーカーに豆が落ちる瞬間を真下から撮りたかったので、カメラをビーカーの下に設置しています。レンズに傷が付く恐れがあるので、カメラとビーカーの間に100均ショップで買った透明な下敷きを置いて撮影しています」。

「コーヒーを注ぐシーンを撮りたかったのですが、高さが合わなかったので本を積み上げ、三脚代わりにして撮影しました。PowerShot V10はとても軽くて小さいので、本だけでなく空き箱や段ボールなど、その辺にあるもので高さを変えられ、撮影の幅がぐっと広がります」。
写真も撮れるPowerShot V10。驚きの高画質と精細な描写


「PowerShot V10は動画推しのカメラですが、素敵な静止画も撮影できます。今回静止画も撮ってみて、かなりきれいな画質だと感じました。スマートフォンと比べて断然写りが鮮明な印象で、広角側も寄り側も、どちらも細部のディテールまできちんと描写されています」。
使って実感したPowerShot V10の魅力

「PowerShot V10はとにかく画質がきれいでした。最近のスマホも十分きれいだと感じていましたが全然違いました。普段大きなミラーレスで撮影しているのに対して遜色のない写りで、初めての編集作業の時に驚いたのを覚えています。また、超広角19㎜相当で広い画角もカバーできるのに、セミマクロくらいまで寄れるレンズでもあり、かなり広い範囲の撮影をPowerShot V10一台でこなせることも魅力的でした。これらは圧倒的な手軽さとなって撮影をサポートしてくれます。カバンからさっと取り出してすぐに撮影できる機動力の高さは、ミラーレスに比べて大きなアドバンテージだと感じました。私の場合、フルサイズなど大きなカメラだとどうしても、『よし撮るぞ』と気合いを入れないと撮影に望めないようなところがあります。その点、PowerShot V10は撮影までの心理的ハードルをひょいと軽く飛び越えてくれます。また、ビーカーの下にカメラを置いて豆を入れるシーンのように、小さいからこそ撮れる動画があることは、とても大きな魅力だと思いました」。
【参加者募集】10月26日(日)にYU-TAさんとPowerShot V10でVlog撮影を楽しむイベントを開催!
2025年10月26日(日)にYU-TAさんをゲストに迎えて、PowerShot V10で撮影ができるイベントを開催します。Vlog撮影のポイントを直接教えてもらえるスペシャルな機会です。
また、イベント後より15日間無料でPowerShot V10をお貸し出しいたします。YU-TAさんにVlog撮影のコツを聞きたい!という方、スマートフォンではなくカメラで動画を撮ってみたい方、PowerShot V10を体験してみたい方、ぜひご応募ください。選考の上、参加者にはGENIC編集部よりご連絡を差し上げます。また、体験期間中に撮影された動画は、後日GENIC WEBにて紹介いたします。
撮影に使ったカメラ PowerShot V10

わずか211g(microSDカード、内蔵バッテリー含む)で、さっと取り出してパッと撮れるポケットサイズのボディーに、高画質な1.0型センサーと高音質大口径なマイクを搭載。ノイズの少ないクリアな動画画質を実現しています。全方位集音の内蔵マイクは、クリアな録音が可能。操作ボタンはシンプルで、さわっているうちに使いこなせるような、新しいUIデザインを採用しており、片手持ちのまま親指1本で主な機能を操作できます。また、Vlogで出番の高い自撮りに適した広角19mm相当(35mm判換算動画時、静止画時は18mm相当)のレンズは、広角でありながら歪みを抑えた自然な描写を実現しています。