menu

<Nikon Creatorsの履歴書>第1回:伊佐知美「Zは私に素敵な世界をプレゼントしてくれた」

Nikonのカメラとレンズをこよなく愛するクリエイターを12回にわたって紹介する新連載「Nikon Creatorsの履歴書」。Nikonと出会って、表現の幅が広がったり、作風に変化が起きたり、“撮る”人生に大きな影響があったという12名にフォーカス。カメラを好きになったきっかけや写真の道を目指した経緯をはじめ、Nikonとの出会いや、Nikon Zシリーズと一緒に歩んできた道のりを振り返りながら、作品とともにそのヒストリーを紐解きます。
第1回はNikon Zシリーズにプロのフォトグラファーとしての自信をもらったという、伊佐知美さんの履歴書をお届けします。

  • 作成日:
  • 更新日:

伊佐知美

Somewhere&Here inc.代表
フォトグラファー / コンテンツプランナー

1986年、新潟県生まれ。三井住友VISAカード、講談社勤務の後、「場所を問わずに働く」をテーマに2016年、無期限旅行に出発。二度の世界一周、語学留学などを経て、日本に帰国。現在は沖縄と東京をベースに活動。著書『移住女子』(新潮社)は日韓で出版。写真は私にとって「世界の美しさを見つけてくれるもの」。愛用カメラ:Nikon Z 6、愛用レンズ:NIKKOR Z 85mm f/1.8 S、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8。

伊佐知美 Instagram
伊佐知美 Twitter

【BIOGRAPHY】
<2014年>
副業でライターとして始動。カメラ好きの叔父よりNikonの一眼レフを譲り受ける。
<2015年>
講談社を退職。メディア運営の会社に入社。
<2016年>
最初の世界旅行に。途中帰国時にフォトグラファーになることを決意。
<2017年>
初の書籍出版。フォトグラファーとして活動しながら、写真講座や撮影ツアー企画などを行う。
<2019年>
Nikon Zシリーズを使い始める。
<2020年春>
沖縄に移住。
<2022年>
動画撮影を本格的に開始。
<2023年>
2月 動画クリエイターとしてCP+2023登壇。

私とカメラの関係の始まり

小学生の頃から撮るのが好きで、大学時代に自分のお金でカメラを購入

小学生の頃からカメラや写真に興味がありました。使い捨てカメラで撮って現像しては、また買ってもらうを繰り返し、中学生の頃に登場したガラケーでももちろん撮っていました。今でも覚えているのは放課後の教室や部室、学校行事での友達との何気ない日常を撮るのが楽しかったこと。楽しいこの時間を、最高の笑顔と一緒に残したい!という気持ちがありました。クラスのみんなに床に座ってもらって集合写真を撮り、後日みんなに写真を配ったこともありました。高校や大学でも自主的に“記録係”に。撮るのも好きだったし、思い出が残るのも楽しいし、みんなが喜んでくれることがうれしかったんだと思います。そのうち、「今」を残したいとその瞬間を惜しむようになり、大学時代にバイト代を貯めて、手の届く範囲ですがカメラを買いました。

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 85mm f/1.2 S

写真は楽しい今を覚えておくための、一番身近で素敵な選択肢

幼い頃から「残す」こと、「振り返る」ことができるものに魅力を感じていました。それは、ずっと転校生だったことが関係しているかもしれません。父が転勤の多い仕事で、幼少期から国内を転々とし、小学校2年生の時には初めての海外・上海へ引っ越し。帰国後も転校が続いたのですが、そんな暮らしをしているとコミュニケーション能力は上がっていく一方で、「一度別れたら、もう会えないかもしれない」という諦観みたいな気持ちが強く芽生えてしまって(笑)。「楽しい今を覚えておきたい」「思い出せるようにしたい」と、自然に思うようになりました。
振り返れば写真は「離れても、忘れないため」の手段の中で、私にとって一番身近で、みんなに喜んでもらえて満たされる、素敵な選択肢だったのかもしれない。仕事として旅に出てからも、「このときめきを可視化したい」という気持ちは変わらず持ち続けています。

ファースト一眼レフカメラは叔父から譲り受けたNikon

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

「旅をしながら仕事がしたい」という学生時代からの夢を叶えるべく、金融業界から出版業界に転職し、副業でライターの仕事を始めた27歳の時。取材をしていると、どうしても自分で撮影しなければならない場面が出てきて。人に借りたカメラや手持ちのコンデジなどで撮って、記事を公開していたのですが、ある日突然、カメラ好きの叔父から小包が届いたんです。中身はNikonの一眼レフカメラのDシリーズと50mmF1.8の単焦点レンズでした。私の記事を見てくれていたようで、「仕事で撮るなら、いい機材を持ちなさい」という手紙つきでした。当時、一眼レフは使ったことがなく、単焦点レンズもF値も何もわかっていなかったので、F1.8レンズを使った感想が「スマホと全然違う!プロっぽくなる!」というレベルで。今になって、すごくいい機材を与えてもらったのだなとわかります。

フォトグラファーになる覚悟を決めて

「写真を撮れたら、もっと誰かの力になれる」という想い

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

2016年に最初の世界一周に出る頃には、旅媒体での連載なども始まり、基本的に撮影も込みの仕事で、真似事ながらカメラマンの役割をする機会が増えていきました。世界一周中も、毎日写真を撮ってはSNSに投稿していたら、撮影単体の発注をいただくようになり、お話をいただけるのなら真面目に取り組みたいと思うように。叔父にもらった一眼レフを卒業し、自分のスタイルに合ったカメラに買い換えることにしました。一時帰国中、覚悟を決めて秋葉原へ行き、約25万円のセットを一括払いで購入した日のことは、今も鮮明に覚えています(笑)。

私がフォトグラファーを名乗るようになったのは、「撮るのが好き」という気持ちで続けていたら、いつの間にか仕事になっていた、という流れに近いのですが、自分の決意という意味ではひとつだけ明確なきっかけがありました。ちょうど機材を一新した頃、ゲストハウスを作るという取り組みをしていた友人が、SNSで発信したり、公式サイトを作ったりしていきたいと話すのを聞いて、もし私がプロとして写真を撮れたら、書き物だけでなく、もっと力になれる!と強く思ったんです。それを機に、フォトグラファーになる覚悟を持って、再び世界一周の撮影旅に出ました。

2019年、Zシリーズと出会って

旅行中に起きたトラブルがきっかけになった、Nikon Z 6との運命的な出会い

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

2019年3月、二度目の世界一周から帰国する前のことでした。ツアーから企画したモロッコ周遊の撮影旅で、砂漠の砂のせいなのか当時使っていたカメラが不調に。そのことをSNSで嘆いたら、GENICから連絡が来て、Zシリーズを触らせていただけることになりました。ちょうど、それまで仲間と一緒にやっていたベンチャー企業の正社員と個人の仕事のバランスが取れなくなり、2019年4月の完全独立したタイミングで、お借りしたZ 6を持ってフィリピンのセブ島に語学留学。滞在中、Z 6を使うたびに「目で見るよりもきれいな世界に出会える気がする」と感動し、その後購入することに。それからZと一緒に、イギリスやマルタ、日本各地の撮影を続けたのですが、当時所有していたのはキットレンズのみでした。

レンズNIKKOR Z 85mm f/1.8 Sと出会って、Zへの想いが深まる

撮影機材:Z 6II + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
「NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sでの撮影にハマり始めた時期の作品で、今でも好きです。沖縄で撮りました」。

そんな私が現在、溺愛しているのは、Zマウントレンズの中望遠の単焦点、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S。出会ったのは2019年秋頃で、これもGENICから借りたのがきっかけです。レンズを覗いた瞬間、「何これ!?」と驚くほどクリアな感じで、目で見るよりも美しい世界に出会える感覚が数十倍にも拡大したような衝撃を受けました。この頃から花の撮影に強い興味を持ち、「このレンズで撮ると、花と目が合う気がする」という謎の気持ちになることもあり(笑)、ベタ惚れ。ひいてはZシリーズへの想いがさらにつのり、「この機材じゃないと撮れない世界がある」「この子たちがいれば、どんなシチュエーションでも大丈夫」という気持ちが強くなりました。そんな頼れるZとレンズとともに、2020年1月頃まで海外で撮影旅を続け、2020年春、コロナ禍と個人的な気持ちの変化が重なり、沖縄への移住を決意。現在は沖縄で、Zと一緒に撮影の仕事を続けています。

Zシリーズのカメラとレンズへの想い

自分の目で見るよりもクリアで美しい世界を見せてくれるNikon Z 6

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

実は、カメラは8台くらい持っていますが、家で眠っており、仲の良い友人たちもその存在を知らないくらい、基本Nikon Z 6一択です。Zは私にとって「人生のどんな瞬間でも美しさが探せる、残せる、と思える存在」。日本も世界も、早朝も暗い夜も、室内も屋外も、咲きかけの花も緑も、動く動物も子どもも、とにかくなんでも「この子がいれば大丈夫」と自信を持たせてくれる。ファインダーを覗けば、私が気づいていない世界の美しさに「導いて」くれて、ファインダーを覗いた先で、一緒に撮りたいものを探してくれる。もう使い方が体に染み付いてしまっていて、操作性も、グリップ感も大好きです。専用アプリ「SnapBridge」の使いやすさ、自撮りのしやすさも気に入っています。

Zマウントレンズは私のカメラライフを心地よくしてくれる大事なお守り

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
「それまで旅や取材先をメインの被写体としていた私が、NIKKOR Z 28-75mm f/1.8のレンズに出会って最初に、花を撮ることが楽しいと感じた作品です」。

私の場合、カメラはNikon Z 6一択で、レンズを使い分けています。旅先や仕事の撮影、1本だけレンズを持ち歩く場合は、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8。お散歩、ポートレートや趣味、特に花の撮影は、仕事で指定がある場合を除き、NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sと決めています。
NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sは、最初に恋したこともあるけれど、私にとって特別なレンズ。被写体にフォーカスしてボケ味をきれいに出したい時も、なんとなく撮影に気が乗らなくて、撮影枚数が減ってしまっている時期も、必ず、このレンズを覗くと、いつも目で見ているよりもきれいな世界が広がっていて、「もっと撮りたい」と思わせてくれるから。作品として自信を持って世に出す、という、マインドと質の面での相棒でありながら、私のカメラライフを心地よくさせてくれる特効薬、魔法のような存在というほうが近いかもしれません。大事なお守りです。

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 85mm f/1.2 S
「愛している沖縄の読谷村の日常たちです。暮らしの中にある海と夏、色彩鮮やかな花々を取り収める喜びをぎゅっと詰め込んでいます」。

最近は、同じ85mmである、NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sも使っているのですが、これもまたすごい!ボケ味がとろけるようで、見惚れます。私の体力だと正直重いのですが(笑)、自分側を鍛えようと思わせてくれるくらい「連れて歩いたら、絶対に美しい世界を撮り逃さない」と思えるところが好きです。

Zシリーズが私に与えてくれたもの

Zシリーズが変えてくれた、フォトグラファーとしてのマインドセット

撮影機材:Z 5 + NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
「写真家と呼んでいただくことが増え始めた頃の写真。旅関連の案件で、静止画と動画、取材とライティングなど組み合わさったお仕事をするように」。

私は、Zに出会うまでは“なんちゃってカメラマン”というか、自分の写真にそこまで自信が持てていませんでした。もちろん仕事ですので、プロとしての自覚を持たねばと精一杯やっていたのですが、90%くらいのフィット感で、100%の感覚までどう頑張っても辿り着けず。撮影は大好きで楽しかったし、求めていただけることが幸せではあったのですが、胸を張りきれなかったというか。そこからの上達方法が見えず、なんとなく心の端っこでもやもやしていました。

でもZに出会い、特にNIKKOR Z 85mm f/1.8 Sに出会えてからは、撮影が心から楽しいと同時に、この楽しさがカメラやレンズに伝わってか、私の体の延長線上で撮影をしているような感覚を得られるようになっていきました。また30代半ばに差し掛かり、仕事のフェーズも私自身の興味関心も20代とは変わってきて、その揺れの時期にZがいてくれたことで、撮影への熱量を保つことができたように思います。もっと撮りたいと機材先導で思わせてくれて、「この子がいてくれたから」撮れた瞬間や写真がたくさんありました。

マインドセットはもちろん、作風や被写体との向き合い方などを変えてくれたのもZでしたし、さらには何千キロも遠く離れた場所で非日常と日常の間を撮影していた私が、コロナ禍で完全に日常を撮る時期に入り、そこで花という被写体にときめかせてくれたのもZでした。

撮影機材:Z 6 + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
「冬に近所で撮りました。夏や遠方が好きですが、旅先や沖縄ではなく、東京の何気ない日常も、NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sがあればいつだって美しさが探せる、と思えた作品です」。

動画はZに出会えて、初めて本格的にトライできた表現方法

読み込み中

撮影機材:Z fc + NIKKOR Z 26mm f/2.8

動画の世界を楽しいと思わせてくれたのもZ。2016年の最初の世界一周の頃から動画は撮っていましたが、2019年にZと出会い、動画に本腰を入れたのは2022年春頃から。今では静止画よりも動画を撮るほうを優先したくなるくらい、好きになったし興味があります。私にとって、Zに出会えて初めて本格的にトライできた「新しい」存在で、ワクワクさせてくれるもの。音声が録音できること、長尺が撮れること、縦と横の構図で表現が大きく変わること、温度や湿度みたいな空気感まで、静止画よりももっと伝えられる可能性をビシビシと感じて。ずっと憧れがあり、近づきたいと思っていましたが、自分が追いつけなくて、怖かった。今はそれに踏み出せて、前向きに取り組めているのは、やっぱりZがいてくれたからです。
動画はZ fcやZ 30で撮ることも多いのですが、小型で動画を撮りやすいZシリーズの存在も大きいですし、動画に本腰を入れ始めた頃発売になったNIKKOR Z 28-75mm f/2.8が私の身体性にぴったりだったこともあります。最初は何をどうしていいのかわからなかったのが、撮り続けているうちに動画ならではの私の表現にも触れられるようになり、そのうち音楽とシーンのハメの妙にも気づき、最高に楽しくなりました。

静止画で感じる世界の美しさをそのまま動画にできるのが、Zならでは

読み込み中

撮影機材:Z 5 + NIKKOR Z 17-28mm f/2.8、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

Zで撮る動画は、なんと言っても絵が美しい。静止画で感じていた世界の美しさのまま動画に展開できるところが最大の魅力です。クリアな感じ、立体感、伝えたい被写体や視点、静止画と同じ魅力を、動画として情報量多く撮影できる点は、愛用してきたZならでは。スマホ撮影とはテンションの上がり方も、撮れる素材も全然違います。画角や想いは静止画の延長線上のはずなのに、アウトプットや周りの反応も全く違う。動画を作る時はいつも、世界や日常のときめきや美しさを詰め込む、宝箱を作るような感覚です。

SNSの反応が良かったのは、Z5で撮った沖縄のリール動画。今まで取り組んできた静止画、音探し、旅、日常などのパーツと、動画で何かを撮って編集するという回路が初めて「つながった!」と思えて、「うん、これは撮りたかったやつだ!」と初めて自分でしっくりきました。そんな静止画の視点と動画の良さの組み合わせに納得できた最初の作品で、しかもInstagramでも再生数が伸びて、数字という反応で返ってきてくれたことが素直にうれしかったです。

私の現在地と、Zシリーズと描く未来予想図

Zと歩むカメラライフの中で、自分の“らしさ”も“得意”もアップデート

撮影機材:Z 5 + NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

撮影機材:Z 5 + NIKKOR Z 17-28mm f/2.8、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
「動画撮影が楽しいと感じるようになり、また動画クリエイターとしての活動が軌道に乗り始めた時の作品です」。

写真を始めてから数年間は、旅先の写真が一番私らしいと思っていました。移住してからは、沖縄や花の写真。でも今現在の私で言うと、旅という特別な枠がなくても撮影が楽しくなって、かつこれからの人生で撮り続けていきたいなと感じているのが「花と色彩、ワンピース」の組み合わせ。Zで撮ってきた中でも、一番印象深い作品は、最近撮影して「ニコンCP+2023」で発表した動画「things i love - 花と色彩、ワンピース -」です。
このテーマはもともと静止画で取り組んでいたのですが、それを動画で撮るという構想が浮かんで以来、私の「好き」と「やりたい」が音楽と相まって、結実してくれた最初の作品のような気がしています。ずっと探していた「続けていきたい撮影の形」のしっぽが掴めたような感覚で、見たかった景色が見られたなと。

撮影機材:Z 6II + NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
「評判が良かったのはZ 6IIで撮影した沖縄での自撮り写真でしょうか。自撮りに見えない!とSNSでたくさん反響をいただきました」。

仕事についても、以前は個人的に好きで撮影していた旅や取材の写真が仕事の中心でしたが、Zを使い始めてからは、それ以外の物撮りやフード、人物撮影などの相談をいただくことが圧倒的に増えました。最近は動画の案件も多く、可能性を広げてもらっているなと感じています。ここ数年、私と同じカメラを購入いただく方がとても多くて! みんなファインダーを覗くと感動するようです。「Zを持ったら、これが撮れるよ」といつも伝えています(笑)。

あと、一人旅を続けているうちに得意になってきた気がしているのが自撮り。一人旅の時間が長く、三脚を立てたり、アプリを駆使したりして世界中で自撮りを続けてきた私の、Zとの一人旅の集大成みたいな写真だから、皆さんに反応いただけたのかなと思っています。自撮り能力について胸を張るのは寂しさもありますが(笑)、Zは自撮りのしやすさも、すごいです!

ライフステージが変わっても、頼りになる表現の相棒Zとずっと一緒に

撮影機材:Z 5 + NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

今の私は撮影のお仕事をいただくことも多いですが、コンテンツプランナーやディレクター、編集者として関わりながら、写真家 / フォトグラファーとして登場するという企画も多く、“現在地”は模索中。強いて言うなら、旅と暮らし(花は暮らし)をメインフィールドに、やっと自分の作品を撮っていくフェーズに入った写真家のひよっこだと思っています。プライベートでは近々母になる予定なので、作品撮りの新しいラインアップとして、子どもの撮影に力を入れたい!あとは「花と色彩、ワンピース」の旅ver.を作っていく構想があって、落ち着いたら取り組みたいです。全般的には動画クリエイターとして、もっと成長したいですね。花と動画をもっと撮りたい。もちろんZと一緒に。これからライフステージが変わっても、ずっとZは頼れる私の表現の相棒です。

おすすめ記事

連載<Nikon Creatorsの履歴書>

旅と日常どちらも好きな欲張りさんに寄り添うF2.8のズームレンズ。美しくて頼もしくて、手が届く世界

#ニコン に関する記事

次の記事