目次
プロフィール
古屋呂敏
俳優・フォトグラファー 1990年、京都生まれ滋賀/ハワイ育ち。2016年より独学でカメラを始める。Nikon Zfを愛用。父はハワイ島出身の日系アメリカ人、母は日本人。MBS/TBS「恋をするなら二度目が上等」(2024年)などに出演。俳優のみならず、フォトグラファー、映像クリエイターROBIN FURUYAとしても活動。2022年には初の写真展「reflection(リフレクション)」、2023年9月には第2回写真展「LoveWind」、2025年6月、ニコンプラザ東京 THE GALLERY、2025年7月、ニコンプラザ大阪 THE GALLERYにて、写真展「MY FOCAL LENGTH」を開催。写真集に『MY FOCAL LENGTH』(ミツバチワークス)がある。
舞台『春琴抄』に出演いたします、古屋呂敏です。
谷崎潤一郎が描く、繊細で濃密な純文学の世界の中で生きられることを、とても楽しみにしています。
人と人との距離、愛情、そして美意識が鋭く描かれたこの作品に、俳優として向き合えることをとても光栄に感じています。
普段はGENICではフォトグラファーとしてお邪魔することが多いのですが、今回は「俳優・古屋呂敏」として、また違った形で表現をお届けできたら嬉しいです。
写真とはまた異なる“舞台という瞬間の芸術”の中で、どんな時間が生まれるのか。
ぜひ楽しみにしていただけたら幸いです。
公演ビジュアルと解説
谷崎潤一郎 原作「春琴抄」を多彩な俳優陣と新進気鋭の若手演出家が手がける
本舞台は、茅島みずきを「春琴」役に、世界的ダンスパフォーマンスグループ s**t kingzのメンバーであり俳優としても活躍する小栗基裕、水田航生、永井秀樹らが集結。さらに俳優・フォトグラファーとして活動する古屋呂敏と、中山敬悟が舞台初出演。
原作「春琴抄」は、1886年生まれの谷崎潤一郎による、盲目の奏者 春琴と丁稚であった佐助の、師弟関係をきっかけに進化していく関係を描いた中期代表作であり、耽美主義文学の金字塔として読み継がれている作品。第29回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した新進気鋭の若手演出家 海路が本作を戯曲化・演出します。
あらすじ
私はある目的のために、旅をしていた。
ひょんなことから手に入れた冊子「鵙屋春琴伝」。
そこには春琴、そして晩年にこの春琴伝を編んだ本人と思われる温井佐助、という過去に存在した女と男について書かれていた。
後年関わりがあったという鴫沢の証言と春琴伝をもとに、私は目を閉じ、ふたりへ想いを馳せていた。
春琴は大阪道修町の裕福な薬種商の娘で、容姿端麗であったが、九歳で盲目となってしまう。
それより門弟達と琴三弦の稽古に励み糸竹の道を志すに至るのだが、そんな春琴に丁稚として仕えていたのが、十三歳の佐助であった。鵙屋は佐助にとって累代の主家であり、春琴の稽古の際に手を曳き毎日一緒に歩いていた。
やがて佐助は、何かにつけて彼女と同化しようとする熱烈な愛情からか、夜な夜な独り隠れて三味線の稽古をするようになる。半年ほど経った時に見つかってしまうも、どのくらい弾けるのか聴いてみたいという意見が持ち出され披露すると、皆に感心された。
それをきっかけに、春琴は佐助を弟子に持とうと言い出し、十一歳の少女と十五歳の少年とは主従関係の上に子弟の契りを結んだ。
こうして「学校ごっこ」のような二人の遊戯が始まったのであったが、やがて稽古は本物へと進化していって……。
── 舞台「春琴抄」プレスリリースより
世界で活躍するフォトグラファーが切り取る「春琴抄」の世界
公演ビジュアルは、デュッセルドルフ在住の日本人フォトグラファー JUMPEITAINAKAが撮影。ドイツと日本を拠点に世界で活動する同氏が重視する「光と影」の表現は、「陰翳礼讃」をはじめとする谷崎文学にも通じ、その世界観を感じさせる一枚に仕上がっています。
茅島と小栗が目を閉じて正対しながらも、同時に目を開き横を向いて何かを見つめる姿が、一回のシャッターの中で切り取られています。何が見えているのか、それとも見えていないのか――その瞳の先にあるものを想起させ、公演への期待を高めます。
JUMPEITAINAKA
出演者
茅島みずき
2004年7月6日生まれ、長崎県出身。2017年オーディションでグランプリを獲得し、芸能活動を開始し、ドラマ、映画、舞台などで俳優、雑誌などでモデルとして活躍する一方、音楽アーティストとして楽曲をリリースするなど、幅広く活動している。また、「ポカリスエット「ゼクシィ」などのCMでも話題に。近年の出演作にドラマ「霧尾ファンクラブ」「スキャンダルイブ」映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」「【推しの子】-The Final Act-」。舞台は森新太郎演出の「Romeo and Juliet-ロミオとジュリエット-」以来5年ぶりとなる。
小栗基裕(s**t kingz)
アメリカ最大のダンスコンテスト「BODY ROCK」で2年連続優勝。23年にはダンサー初の単独日本武道館ライブを即完売させた、世界的ダンスパフォーマンスグループ s**t kingzのメンバー。俳優としての主な出演作に、【ドラマ】「ブギウギ」、【映画】「孤狼の血LEVEL2 」、【舞台】『未練の幽霊と怪物―「珊瑚」「円山町」―』『球体の球体』、劇団papercraft『空夢』、『ある都市の死』など。
水田航生
大阪府出身。長身を活かしたダイナミックなダンスと繊細な演技で、ミュージカル、ストレートプレイと活躍の場を広げている。近年の出演作品に、舞台『姫が愛したダニ小僧』、ミュージカル『マリー・キュリー』、舞台『受取人不明ADDRESS UNKNOWN』、ミュージカル『ウェイトレス』などがある。
中山敬悟
東京都出身の20歳。2025年に開催されたオーディションAMUSE AUDITION2025「It’s ME~心躍る人生~」に合格。今作が本格的なデビューとなる。
永井秀樹
1966年生まれ。大阪府出身。劇団「青年団」所属。小劇場を中心に主に舞台で活動。外部出演も多く、ラッパ屋、KERA・MAPなどにも出演。海外公演も数多く経験している。近年の主な出演舞台に、青年団公演『日本文学盛衰史』、『ソウル市民』、弦巻楽団『ユー・キャント・ハリー・ラブ』、KAAT『ゴドーを待ちながら』、RoMT『夏の夜の夢』など。また、映画『写真の女』(串田壮史監督・主演)、T VドラマNHK大河『青天を衝け』など、テレビや映画、CMなどの映像の分野でも活躍の場を広げている。『写真の女』では15th Cyprus International Film Festival (Cyprus)、6thFIXION Fest (Chile)、7th Blackbird Film Festival (USA)、10th Richmond InternationalFilm Festival (USA)の4つの映画祭で最優秀主演男優賞を受賞。
舞台「春琴抄」情報
公演タイトル
春琴抄
原作
谷崎潤一郎
上演台本・演出
海路
海路
18歳の時に、執筆を始め、『ごくせん』『1リットルの涙』『ナースのお仕事』などで知られる脚本家、江頭美智留に師事。20歳で、自身が主宰する劇団papercraftを立ち上げると、その4ヶ月後に自身の作品『今日のどこかで』がWebドラマ化され、その脚本・演出を担当。その後もハイペースで作品を発表し続け、23歳の時に浅草九劇にて上演した第8回公演『檸檬』にて、第29回劇作家協会新人戯曲賞を受賞する。最近では、沢村一樹主演のWebドラマ『Toshio-free-Wi-Fi』を完全オリジナル脚本で全10話担当したほか、監督・脚本を務めた短編映画『実家』がMOOSIC LABにて初の劇場公開を果たすなど映像作品にも精力的に取り組んでいる。公共劇場での演出は、彩の国さいたま芸術劇場、KAAT神奈川芸術劇場に続き、今回は新国立劇場初進出となる。現在26歳。
公演日程
2026年4月29日(水)~5月6日(水) 全10公演
4月29日(水・祝) 17時開演
4月30日(木) 19時開演
5月1日(金) 19時開演
5月2日(土) 13時開演/17時開演
5月3日(日・祝) 13時開演
5月4日(月・祝) 13時開演
5月5日(火・祝) 13時開演/17時開演
5月6日(水・休) 13時開演
※開場は、開演時刻の30分前
会場
新国立劇場 小劇場
- 〒151-0071 東京都渋谷区本町1丁目1-1
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行き方・アクセス
<電車>
京王新線「初台駅」直結