ポケットに入れて出掛けたい！進化した超小型アクションカメラ「Insta360 GO 3」レビュー

2022年発売の「Insta360 GO 2」から、機能がぐんとアップデートされた新モデル「Insta360 GO 3」。
新たに多機能アクションポッドが追加されたことでプレビューが見やすくなり、また、バッテリー寿命が延長されたのもポイント。オーディオや防水機能もアップグレードされるなど、気になる機能がさらに充実しました。海や山などでアクティブに旅を楽しみたい人にぴったりのカメラです。

＜AYANCE’s VOICE＞
この動画の設定はすべて「Insta360 GO 3」任せ。明るさやホワイトバランスの自動調整がとても素早かったのと、海の中で撮ったシーンがそのままの状態でもすごく綺麗なことにびっくりしました。公式アプリ「Insta360」への取り込みも早いので、編集の手間がなく撮った映像をスピーディーに公開できるのも嬉しい！ また、アプリ内で編集もしてみましたが、フィルターがとても使いやすかったです。とくに海のシーンに使ったフィルター「D2」は、より青が綺麗に表現されていたので感動しました。

本体の重さ、わずか35gの世界最小のアクションカメラ「Insta360 GO 3」。新しく付属したアクションポッドとあわせても131.8gと超軽量なのが魅力です。本体に大型バッテリーを搭載したことで、Insta360 GO 2よりも1.5倍長い、最大45分間の撮影が可能になったのも嬉しいポイント。さらにアクションポッドと組み合わせれば、170分の大作を撮影することも可能になりました。

＜AYANCE’s VOICE＞
アクションポッドにつけても片手に収まる大きさなので、アクティブに動き回りたいときでも手軽に持ち出すことができました。コンパクトですがバッテリーの持ちも十分で、不安なく使えます。

今回のモデルから新しく付属した「アクションポッド」。撮影中に「Insta360 GO 3」の電源を確保できるバッテリーを搭載しているだけではなく、なんとカメラを遠隔で操作できるリモート機能も！「Insta360 GO 3」を好きなところにマウントし（置き）、アクションポッド上のスクリーンでプレビューや操作ができるので、いつでも完璧なショットが狙えます。

また、アクションポッドに搭載された「フリップ式タッチスクリーン」は、カメラを装着して反転させれば、セルフィーも自由自在。手持ちでも簡単に撮ることができます。

カメラ本体は、IPX8の防水等級を備えているので、付属のレンズ保護フィルターを装着していれば、5ｍ程度の水中なら安心して潜ることができます。 また、アクションポッドはIPX4の防水性能。雨や水しぶき、雪がかかっても安心して使用できます。

別売りアイテムとして、最大60ｍ防水となる「潜水ケース」も！これを使えば、アクションポッドを装着したままでも、水中撮影が可能です。

＜AYANCE’s VOICE＞
最大60ｍ防水の潜水ケースをつけて水中撮影！アクションポッドも装着したまま潜れるので、モニターを確認しながら撮ることができます。コントロールがむずかしい水中撮影ですが、とても簡単にフレームに収められちゃいます。水中でもモニターが見やすくてびっくりしました！

他のカメラでは実現不可能なアングルでの撮影がも楽しめる、磁気式の3つのアクセサリーが付属しているのも「Insta360 GO 3」の嬉しいポイント。薄型のデザインでファッションを邪魔せずに自分に装着できる「磁器ペンダント」。壁や車などどこにでも貼り付けができ、ユニークなアングルを叶えてくれる、​​回転式デザインの「ピボットスタンド」。帽子やヘッドバンドなど、アクティブなシーンでも邪魔にならずサッと取り付け可能な「簡易クリップ」。どれも、アクティブなシーンで大活躍です。

＜AYANCE’s VOICE＞
簡易クリップをキャップにつけて使ってみると、ネックストラップよりも上からのアングルになり、かつ自分の視点と連動するので崖を見下ろす迫力を出すことができました。「Insta360 GO 3」本体とほぼ同じ大きさなので、カメラをつけているのが目立たないのもポイント。クリップの力も強いので落とす不安もありません。

＜AYANCE’s VOICE＞
ピボットスタンドはとても使い勝手がよく、一番気に入っているアクセサリー。ピタッとくっついて安定感があるので、いろんなところにつけて楽しみました。手持ちで撮影するよりもブレが軽減されるので、車や船など移動のシーンでも、揺れて酔う感じに見えないのがよかったです。アクションポッドを装着したままでも取り付けられます。

セットするだけで、簡単に2.7Kの超広角POV撮影（Point of View Shot．一人称視点撮影）が可能なのが「Insta360 GO 3」のすごいところ。自分に装着していても、腕まで入るような広い画角なので、自分の視野に近く、没入感に溢れる映像を残すことができます。

＜AYANCE’s VOICE＞
プチ登山をするときにネックストラップを使ってみたら、とても便利でした。両手が空くので撮影しやすいのはもちろん、手足が写り込むことによって映像に臨場感を出すことができました。ネックストラップを使用して、ひたすらPOVで撮影しながら旅をしたら没入感があって面白そうだなと思いました。ハーネスなどの大掛かりなセッティングじゃないので、周囲にも「撮影してるな～」という圧迫感を与えることなく、自然な姿を収めることができそうです。

「FlowState 手ブレ補正」は、手ブレ、揺れ、回転をすべて除去し安定した映像が得られる素晴らしい機能。また、「360度水平維持機能」で、完璧に水平をキープ。くるくると回転するバレルロールで撮影しても、揺れもブレもない仕上がりに。 どんなときでもスムーズな映像に仕上げてくれます。

＜AYANCE’s VOICE＞
船の上を走りながらそのまま水中へ！それでも手ブレが気にならず、とても綺麗に撮影できました。ウミガメの様子をブレずに収められたのにも感動！ 撮影後に視野角や手ブレ補正、水平維持を設定できるのも便利な機能です。編集のときにシーンに応じて使い分けできるのがよかったです。

アップグレードしたオーディオは、2つの内蔵マイクで音声や周囲の音を録音。周囲のあらゆる場所から最適な音を取り込んで、鮮明かつクリアで、没入感のあるサウンドに仕上げてくれます。サイクリングなどでは「風切り音低減」を選択すると、風の音が気にならない、聞き心地のよい音を実現します。

＜AYANCE’s VOICE＞
今回はほぼ屋外で撮影しましたが、車や風などの環境音の中でも、映像に入れたい音声はしっかりクリアでフラットに収音できました。カメラを持ちながら話すのも、カメラの先にいる人が話すのも大きな音量差がなく、Vlogの撮影用カメラとしても使いやすいと感じました。アクティブなシーンの撮影時に予期せぬ大声が出てしまったとしても、音割れの不安がないのも高ポイントです！

機能がアップグレードされた「Insta360 GO 3」は、日常の中のさりげないシーンや、さまざまな旅のシーンはもちろん、アクティブな撮影をするのにもぴったりのカメラ。全体的に画質が向上し、 解像度は1440pから2.7Kにアップグレードされ、色や画質の特別なチューニングと最適化が施されました。音楽にあわせてハイライトを見つけてまとめて編集する「自動編集（Auto Editing）」も搭載されているので、手軽にオリジナリティある映像を作り出すこともできます。アクションポッドの大きなモニターが見やすく、セルフィー撮影もお手のものなので、Vlog撮影やひとり旅のお供にもおすすめです。