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プロフィール
ありあ
写真家/文筆家 山形県出身・在住。ドイツの大学で西洋美術史を学ぶ。2021年に祖父の形見としてフィルムカメラを譲り受けたことをきっかけに、写真の道へ。その後、旅日記を写真とともにSNSで発信するほか、様々なWEBメディアで連載コラムなども執筆。小説『君の顔では泣けない』では表紙カバーを担当している。2026年2月に自身初となる写真集『拝啓、サハラの少女へ』を出版。
愛用カメラ:Nikon F801、PENTAX 645、Rollei XF35
愛用レンズ:Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF、smc PENTAX-A 645 75mm F2.8
生き続けたいと強く思うようになった国
360°から会話が聞こえてくる、すべてが情熱と活気に満ちた場所
その笑顔は、大西洋の夕焼けのように優しく、砂漠のオアシスの水面のようにキラキラしていた
「わたしの旅の始まりは、いつもふとしたきっかけから。モロッコも、メディアで見たサハラ砂漠に住む先住民の方と話したいと思い、気づけば飛行機のチケットを取っていました。モロッコは街も人も空気も、すべてが情熱と活気に満ちた国。皆、人と関わることが好きで、街を歩けば360°全方向から会話が聞こえ、それが途絶えることがありません。だからこそ、モロッコでは人々を撮りたくなります。偶像崇拝が禁止されるイスラム教国のため、初対面で真正面から撮られることを嫌がる方も多いですが、仲良くなってしまえば、屈託のない笑顔で写ってくれます。まるで大西洋の夕焼けのように優しく、そして砂漠のオアシスにある湖で見た水面のようにキラキラした笑顔はクセになります。来年、そんなモロッコの魅力を表現した写真集を出版する予定です。モロッコを旅するまで“わたしはなぜ旅をするのか”が分からないまま、世界中を旅していました。でもモロッコの人々の情熱と活気に五感で触れるうちに、この高揚をもっと感じたい、そのためにこれからも生き続けたいと強く思うようになりました。“自身が生きていることを再認識するために旅をしている”ということを導き出せたモロッコへの感謝と、この感覚を写真集を通じて多くの人に共有できたらと思っています」。
※2026年2月、写真集『拝啓、サハラの少女へ』を出版。
GENIC vol.77【旅を愛するフォトグラファーが“心に刻んだ異国の地”】
Edit:Satomi Maeda
GENIC vol.77
- 2026年1月号のテーマは「写真家が選んだ、最高の旅先」
- どんな旅をしたらいい?
その答えは、As you like. お好きなように、自分らしく。ルートを持たない余白たっぷりの旅でも。行先を詰め込んだ時間割びっしりな旅でも。
だって、旅は表現だから。
さて、旅人でもある写真家たちが選んだ「最高の旅先」はどこでしょうか?何かがあなたの心を撫でたなら、そこは次の目的地かもしれません。
永久保存版、GENICらしい、新しい旅のガイドブックの登場です。 - GENIC SHOP
