1.何も設定しなくても簡単に撮れる!
デジタル一眼カメラには「AUTO(オート)」というモードがあります。
AUTOに設定しておけば被写体にカメラを向けてシャッターを切るだけで、自動で明るさやピントが合わせられ、簡単に撮ることができるんです。
少しカメラに慣れてきたら、Pモードがオススメ。AUTOモードよりもいろんな設定が細かくできるので、撮りたいイメージに仕上げやすくなるのがメリット。
2.撮った写真をスマホに転送できる!
カメラのWi-Fi機能を使えば、カメラで撮影した写真をスマホに直接転送できます!
カメラを購入する前にWi-Fiに対応しているかチェックしてみて。Wi-Fi対応カメラならパソコンも必要なく、インターネットが繋がらないところでも問題なし!
メーカー専用のアプリをスマホにダウンロードするだけで、いつでもどこでも転送できます。
スマホ用カードリーダーもオススメ!
カメラからメモリーカードを抜き取り、カードリーダーを使ってスマホに直接読み込むことで、転送中のカメラの電池を節約できます。旅先や長時間のお出かけで重宝!USB Type-C に対応。
ADR-3TCML36S
\4,644 /サンワサプライ(086-223-3311)
※機種によって対応しない場合があるので要確認!
3.スマホでシャッターを切れる!セルフスナップも楽々!
カメラとスマホのアプリをWi-Fiでつなぐと、遠くに置いたカメラのシャッターを手元のスマホで押すリモート撮影が可能に。セルフタイマーやリモート撮影を使えば、簡単にセルフィーを楽しめます。ちょうどいい場所にカメラを置く台や場所がないことも多いので、三脚もあると便利。
手のひらサイズの手軽なものや、三脚の足を伸縮できるタイプもあるので、用途に合わせて選んでみて。
4.写真の明るさも簡単調整!
「写真を撮ってみたら、思い通りの明るさで写らなかった」という失敗を解決してくれるのは、露出補正という機能。カメラが決めた明るさよりも、明るくしたいときは露出をプラスに補正して、暗くしたいときは露出をマイナスに。そうすることで、撮りたい明るさで撮ることができます。
露出補正は見た目に近い明るさに補正するだけでなく、表現にも使えるので、被写体のイメージに合わせて設定してみて。
露出補正とは?
写真の明るさを調整する機能。カメラが決めた明るさ(標準露出)よりも、明るくしたり暗くしたりしたいときに、露出補正値を調整します。
5.動く被写体にもピントが合う!
動く被写体にピントを合わせたいときはフォーカスモードをAF-Cに設定しよう。シャッターボタンを半押し、または全押ししている間、被写体が動いてもピントを合わせ続けてくれます。反対に、料理や街並みなどの動かない被写体を撮影するときにはAF-S(通常はAF-Sに設定しておくと◎)に設定するのがオススメ。
星やオーロラなど、オートフォーカスではピントが合わせにくい被写体はマニュアルフォーカス(MF)がオススメ。レンズのピントリングをまわすことで、手動でピント合わせが可能に!
<こんなのも便利!>感覚で撮れるタッチシャッターでピント合わせ!
液晶モニター上でピントを合わせたい被写体にタッチするだけで、自動的にピントを合わせてシャッターを切ってくれる機能。簡単に写真が撮れるので、撮りたい瞬間を逃したくないときにオススメ。
GENIC VOL.52【GENIC的やさしすぎるカメラの取説2019!】
Text: Miho Comuro
illustration: Ayumi Kuriyama
Edit: Yoko Tadano
GENIC VOL.52
「アジア」と「カメラの使い方」の2大特集!