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カメラ初心者卒業!写真を大きくボカして流行りの構図に挑戦

プロトラベラーのERIKOです。今まで旅先でたくさんの写真を撮ってきたけれど、最近「もっと素敵な写真が撮りたい!」という欲望が出てきました!そこで、フルサイズミラーレスカメラ、Nikon Z 6を新しい相棒として購入。プロ仕様のカメラって使いこなすのが難しい…という思い込みがありましたが、実際はすごく簡単だったんです!私が使ってみてわかった、Z 6の魅力を3回にわたってお伝えします。

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新しい相棒♡Nikon Z 6

Nikon Z 6は、フルサイズというプロレベルの画質を再現する機種でありながら、持ってみるとけっこうコンパクト!まさに、カメラ好きの女性にぴったりのミラーレス一眼カメラです。

フルサイズとは、カメラのボディに内蔵されたセンサーの大きさが、一番大きい35mmのカメラのこと。
センサーが大きいほど、光や被写体の情報をたくさん取り込むので、美しい写真が撮れるんです。
大きなボケを生かした印象的な写真や、高感度でノイズの少ない写真など、高画質の撮影を楽しめるのが魅力です。

Z 6を使ってみて、画質はもちろんのこと、ボケの綺麗さにも感動しました。
実は、フルサイズのミラーレスカメラを使うのはZ 6で2台目なんですが、これまで使っていたカメラは使いこなすのが難しく、AUTOモードに頼りっぱなしでした。そんな私が、Z 6で思いのままの写真が簡単に撮れるようになったので、それをみなさんと共有していきます!
撮影がもっと楽しくなって、今までなかなか表現できなかった写真にチャレンジ中です。

"ボケ"を設定して流行りの構図に挑戦

一部をボケさせると、写真に奥行きが出て立体感が生まれます。ボケを自在に変化させて、スマホとは全く違う雰囲気の写真を撮ることができるのが楽しい!

被写体としてトレンドの植物園で、まずは、ピントを自分に合わせ、手前のサボテンを前ボケさせてみました。
サボテンの中に埋もれている私。立体的な写真に見えませんか?

今度は、手前のサボテンにピントを合わせ、自分をボケさせてみました。
自分をボケさせる写真も、海外インスタグラマーの間で最近人気!

Z 6は、こんな風にピントやボケを調整するのが簡単です。

ボケはどうやって設定するの?

ボケは、F値を変えることで設定できます。
F値とはレンズの絞り値のこと。絞りの大きさを変えることで、レンズから入る光の量を調整します。F値の値(数字)が小さければ小さいほどボケのある写真となり、大きければ大きいほど全体がハッキリ写った写真となります。

自分好みのF値に設定したいときは、モード設定ダイヤルを「Aモード(絞り優先モード)」にするのがおすすめ!
AUTOモードは、シーンに合わせてF値を自動設定してくれ、Aモードでは、自分でF値を大きくしたり小さくしたり、自由に変えられます。
大きくボカした写真を撮りたいなら、Aモードにして、F値を小さくして撮影してみてください。

F値の設定によってこんなに違う!

こちらの写真は、F値を22に設定。
F値が大きいので、ボケている部分が少なく、奥の料理もしっかり写っています。

同じシーンで、こちらはF値を4に設定。
F値を小さくしたので、アボカドトーストや奥の料理がしっかりボケました。タマゴとトマトが際立ちますね。
このように、F値の設定によりボケ感を調整することができます。

ピント合わせで主役が変わる!

ピントを合わせる場所によって、写真の雰囲気を変えたり、見せたいものをより目立たせたりできます。
Z 6はタッチパネルが付いているので、ピントを合わせたいものを画面上でタッチするだけ。
この写真は手前の料理を主役にするために、トマトをタッチして撮影しました。

この写真は奥のケーキを主役にするために、ケーキをタッチして撮影しました。
奥をボカすのか、手前をボカすのか、全てをクッキリさせるのか。ピントを合わせる場所によって写真の主役や雰囲気がガラッと変わります。
Z 6なら、何を主役にしよう?構図はどうしよう?と、楽しく悩みながら素敵な写真が撮れます。

Z 6は人物ポートレートが簡単で綺麗!

人物を被写体にしたポートレート写真もZ 6はお得意です。
人に撮影を頼むことが多いシーンですが、あとで写真を見てみたら、人物にピントが合っていなくてガッカリすることがあります。
旅行中や混雑している場所などでは特に、データをその場で細かくチェックするのは難しいですよね。

Z 6には、そんなミスを防げる嬉しい機能が!それは「瞳AF」。
人物の瞳を自動で検出してくれ、右目か左目かまで選べる便利すぎる機能です。
人物の瞳(顔)に正確にピントを合わせてくれるので、カメラビギナーでもミスのない写真が撮影できちゃうんです。

瞳AFが作動しているときはピントマークの四角が瞳上にあり、撮影中もしっかりピントが合っているのがわかります。
人物が動けば、その瞳を自動で追いかけてくれます。

画面タッチでピントを合わせたものの、撮影されているときに動いてしまって顔の周囲の被写体にピントが合ってしまった、なんていうことも防げます。

ボケ具合を自在にコントロールして理想の撮影を!

カメラの設定って難しい…とAUTOモードやスマホ撮影で満足していたこれまで。
Z 6はいわゆる"いいカメラ"なのに、設定が案外簡単だったことにビックリ。Z 6に出会って、もっといい写真を撮りたい!と欲が湧き、いつか挑戦してみたいと思っていた大きなボケ写真が、簡単に撮れました。

Z 6はプロのカメラマンが使うものだと思っていましたが、初心者こそ使うべきカメラでした♡
こんなに簡単なら、他の機能もどんどん覚えていきたいな!

カメラデビューにも2台持ちにもZ 6が気になる!

カメラデビューを果たしたい人がカメラに求めるのは「綺麗さ、使いやすさ」。
既にカメラを持っているけど、2台目を考えている人がカメラに求めるのは「コンパクトさ、プロ仕様の高画質」。
どちらも満たしてくれるZ 6で、カメラライフをもっと楽しもう!

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ERIKO

プロトラベラー/旅先の魅力がより伝わる写真を撮るために多数の機材を使い分け、ファッションも現地に合わせるという、おしゃれカメラ女子また、ただ遊ぶだけの旅ではなく、学べる旅をするために世界遺産検定2級を取得する努力家。ずっと目標としていたプロトラベラーに2017年の公募で就任。

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