ジャイプールってどんな街?
ジャイプールは、インドの首都デリーから南西へ約260km行ったところにある、ラージャスターン州の州都です。
ピンク色の城壁に囲まれた旧市街には、ピンク色の宮殿や建物が集まっていて、「ピンク・シティ」とも呼ばれています。
ピンク色の建物がたくさんあってワクワクするのに、道は渋滞でクラクションが鳴りっぱなし。排気ガスや乾燥で空気が悪く…と、かなりカオスで、かわいいのに、なんだか不思議なジャイプール!
旧市街から出ると、近代的なビルが立ち並ぶエリアもあり、そのギャップにも驚かされます。
そんな中に突然現れる、素敵な宮殿やお城。
ジャイプールでは、驚きや不思議な雰囲気を味わいながら、「かわいい」を見つけていくのも楽しいと思います♡
インドと言えば、食や、白いタージマハルの印象が強いのではないでしょうか。
きっと、いい意味でイメージが変わると思います♡
①Hawa Mahal(ハワーマハル)
Hawa Mahalは、ジャイプール観光スポットの定番のひとつです。。
通りに面したたくさんの小窓から、宮廷の女性たちが自分の姿を外から見られることなく、街の様子を見ていたそうです。
正面からの写真を撮りたい場合は、広角のカメラやレンズがおすすめ!
「ピンクシティ」らしい外観のハワー・マハルは、遠くから全体を見ても感動しますが、近くで装飾の詳細を見るのも楽しいです。
向かい側には、テラスからハワー・マハルを見られるカフェがいくつかあります。
世界遺産を眺めながらひと休み、なんて贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♡
②City Palace(シティパレス)
City Palaceは「マハラジャ」と呼ばれる旧藩王、サワーイー・ジャイ・シング2世によって18世紀に建てられた宮殿です。
今でも一部の建物に王族が暮らしていますが、大部分は博物館として公開されています。
外の喧騒からは想像できないような、広々として優雅な雰囲気のシティ・パレス。
敷地内にはいくつかの建物があります。
ピタム・ニワス・チョウクという中庭にある4つの扉は、とても美しく、必見です!
4つの扉のひとつ、こちらのグリーンの扉は春を象徴していて、ガネーシャにささげて造られたもの。
それぞれの扉の美しい色合いやユニークな装飾は、見惚れてしまいます。じっくりと見てみてください。
③Panna Meena ka Kund
Panna Meena ka Kundは、人気観光スポットのアンベール城の近くにある階段井戸です。
アンベール城から歩いて10~15分ほどで行けます。
Chand Baoriという大きな階段井戸が有名ですが、その小規模バージョンといった感じです。
④Nahargarh Fort(ナハーガーフォート)
Nahargarh Fortは高台にあり、ジャイプールの街を一望できる要塞です。
ずらーっと続く城壁と、360度パノラマビューが迫力大!
広い敷地内には宮殿やレストランもあります。
他の人気観光スポットに比べると混雑がひどくないので、ゆったり、ぐるっと散策してみるのもオススメです。
Nahargarh Fortはサンセットスポットとしても人気です。
街の向こう側に沈んでいく夕陽、グラデーションに染まっていく空、城壁のシルエット…全てが息をのむ美しさ。
ぜひサンセットタイムまで滞在してくださいね。
ジャイプールの治安について
インドは「未知の世界でとんでもない怖い国」といった印象を持っている方も少なくないと思います。
ですが、ジャイプールは決して治安の悪いところではない、という印象でした。
もちろん、日本とは全く異なるところがたくさんあるので、旅をする上で注意は必要です。
気を付けていれば、何事もなく、楽しい旅ができると思います。
特に以下に気を付けると良いと思います
✓知らない人からの飲み物・食べ物は口にしない
✓日本語で話しかけられても安易に信用しない
✓なるべく信頼できるツアー会社やタクシーを選ぶ・安さよりも安全を取る
✓ホテルはしっかりと口コミや評価も見て選ぶ
✓裏路地、細い道などは通らない
インドについて悪い噂もたくさん流れていますが、私は優しい人達にたくさん出会いました。
警戒と信頼のバランスはとても難しいですが、注意をするに越したことはないので、自分の身はしっかりと守りつつ、素敵なインド旅行を楽しんでくださいね。
プロトラベラー aiai
2016年よりミツバチワークスに所属し、プロトラベラーとして活動を開始。「プロトラベラーの中で1番写真に厳しい!」と仲間たちに言われるほど、写真として写し出される世界にこだわりを持つ。Instagramに投稿されるカラフルな写真たちは、優しく、そしてHappyな雰囲気に満ちており、見る人に癒しを与えている。