テクニック1:フラッシュ補正で発光量を調整すれば、白飛びせずファッション誌のようなスタイリッシュ写真が撮れる!
フラッシュの設定はとても簡単!まずはフラッシュの設定をTTLモード(自動調光)にして撮影。
TTLは被写体との距離に合わせて、光の量を自動的に調整してくれる機能。ただし、背景の状況によっては思い通りの明るさにならないことも。
人物に当たる光が足りなくて暗くなったときや、明るくなりすぎて顔が白飛びしちゃうなんてときは、フラッシュ補正機能を使って。
フラッシュ本体では操作できないものもあるので、その場合はカメラ側の調光補正で光の量を調整。
フラッシュ調光補正とは?
思い通りの明るさに撮影できなかった場合は、フラッシュ本体やカメラの調光補正の機能を使ってフラッシュの明るさを調整できます。プラスにすれば光が強くなり、マイナスにすれば、光が弱くなります。撮りたいイメージに合わせて光の量を調整してみましょう。
テクニック2:「外部フラッシュ」を遠隔で操作することで被写体に思い通りの影が作れる!
サイドから光が当たった写真を撮りたいときは、ワイヤレス発光ができるフラッシュを選択。
遠隔でフラッシュを光らせる方法はいくつかあり、一番簡単にできるのは電波式の外部フラッシュ。
カメラに装着するフラッシュのコントローラー(コマンダー)を使用すれば、ワイヤレスで発光させられます。
あとはフラッシュを置く位置がポイント。光を向ける位置によって光の当たり方や影が変わるので、いろいろ試してみて。
外部フラッシュとは?
カメラに装着するだけなら小型なものが、本格的な撮影がしたい場合はワイヤレス発光ができるものがオススメ。
外部フラッシュはカメラメーカー純正品からストロボメーカーのものまで、幅広くあるので要チェック!
(上) Panasonic フラッシュライト DMW-FL200L(GN20)
(中) OLYMPUS エレクトロニック フラッシュ FL-600R
(下) Nikon スピードライトSB-500
GENIC VOL.52【GENIC的やさしすぎるカメラの取説2019!】
Text: Miho Comuro
illustration: Ayumi Kuriyama
Edit: Yoko Tadano
GENIC VOL.52
「アジア」と「カメラの使い方」の2大特集!