テクニック1:カメラを「高感度」に設定することで暗いところでもぶれずに写真が撮れる!
被写体ぶれが起こらないようにISO感度を調整しましょう。
ISO感度はISO100、ISO200、ISO400といった数値で表され、その数値を大きくするほど光を敏感に捉え、シャッタースピードを速くすることができます。
通常、ISOはオート設定がおすすめですが、暗いところでぶれる場合は、ISO感度の数値を上げてみて。
ISO感度とは?
ISO感度はセンサーが光を捉える能力を表す値。
ISO100やISO6400といった数値で表す。
数値が大きくなるほど光を敏感に捉えることができるので、暗所で撮影しても手ぶれしにくくなり、写真が暗くなるのを防いでくれる。ただし、ISO感度を上げすぎるとノイズが出やすくなるので注意。
テクニック2:カメラを「低感度」に設定し、三脚でカメラを固定=暗くても高画質でキレイに撮れる!
カメラを「低感度」に設定
+
三脚で固定
テクニック1で紹介したように、高感度にすると暗いところでもぶれずに撮れるようになりますが、ノイズが増加し、画質が劣化しがちなのがデメリット。
ノイズを少なく、暗いところでもキレイに撮りたいなら、ISO感度を低めに設定し、低感度による手ぶれを防ぐためにカメラの固定を!
三脚を使ってもシャッターを押すときのちょっとしたタッチでブレてしまう場合は、リモートシャッターかタイマーを使うと◎。
ISO感度と関連付けて覚えておくとGOOD!
ISO感度が低い
・手ぶれ=ぶれやすい
・ノイズ(画像の荒さ)=少ない
・シャッタースピード=遅い
ISO感度が高い
・手ぶれ=ぶれにくい
・ノイズ(画像の荒さ)=多い
・シャッタースピード=早い
GENIC VOL.52【GENIC的やさしすぎるカメラの取説2019!】
Text: Miho Comuro
illustration: Ayumi Kuriyama
Edit: Yoko Tadano
GENIC VOL.52
「アジア」と「カメラの使い方」の2大特集!