大辻隆広
Photographer 福井県出身。石黒幸誠氏に師事後、2007年独立。現在は雑誌や広告写真をはじめ、写真展やプロダクトの製作など、ブランドや企業とのコラボレーションもたびたび発信している。2023年株式会社Nitoland設立。
愛用カメラ:Canon EOS 5D Mark Ⅳ、PENTAX 645N、Contax N1
愛用レンズ:Canon EF50mm F1.2L USM/EF 40mm F2.8 STM、smc PENTAX-FA645 75mmF2.8
初めて会ったとき、彼女の何気ない佇まいが写真に収めたい欲を掻き立てた
「免許取得に向けて私有地で運転の練習。"え、え、え"と言いながら左ハンドルの大型車を華麗に運転できていた。才能」。
モデル、女優としてカメラの前に立ち、こちらに目線を送ってもらった瞬間に撮った写真は、自分が上手くなったのかもと錯覚してしまうぐらい、いい写真が撮れる。それぐらい力のある目をしている
「高校最後の思い出に、制服を着ていろいろなところで記念撮影するために都内をドライブした日」。
「緊張の糸が切れた、ふとした表情、僕がここにいるのが見えていないかのような振る舞いを見せた瞬間に撮れた写真が、彼女の最大の魅力。これを知ってしまうと、永遠に彼女を撮り続けたいときっと誰もが虜になってしまうだろう」。
GENIC vol.66【撮らずにはいられないモトーラ世理奈】
Edit:Izumi Hashimoto
GENIC vol.66
GENIC4月号のテーマは「撮らずにはいられない」。
撮らずにはいられないものがある。なぜ? 答えはきっと単純。それが好きで好きで好きだから。“好き”という気持ちは、あたたかくて、美しくて、力強い。だからその写真は、誰かのことも前向きにできるパワーを持っています。こぼれる愛を大切に、自分らしい表現を。