【わたしが創る おいしい世界#4】古谷知華

さまざまな素材で、方法で、自分なりの「おいしい」を創作する表現者の方々に、クリエイションの秘密を伺いました。食べるだけではもったいない、デリシャスな写真をお届け。
#4は、クラフトコーラブランド「ともコーラ」プロデューサー、古谷知華さんの創り出すおいしい世界を紹介します。

  • 作成日:

ADVERTISING

古谷知華

フードプロデューサー、調香師 1992年生まれ、東京都出身。クラフトコーラ「ともコーラ」やノンアル専門ブランド「のん」等の飲食事業をプロデュースする他、日本初のフードレーベル「ツカノマノフードコート」を主宰し、都内に神出鬼没の食の実験場を作る。「料理王国」「OZmagazine」等で連載執筆も行う。

What's「ともコーラ」

食への探求と日本の食材活用を目指して、2018年夏に誕生したクラフトコーラブランド。本来、世界中のスパイスやハーブから作られる薬膳飲料だったコーラに原点回帰し、100%天然素材だけを使用した完全無添加のコーラを販売中です。

くすっと笑えるビジュアルで ブランドの持つムードを伝えたい

「カメラマンの大西日和さん(@hiyori.ohnishi)に撮っていただきました。当初、あたたかい家庭の幸せな食卓をイメージしていましたが、家族感満載のブランドでもないので、結果シティでおしゃれな男女の幸せな食卓に(笑)」。

ハーブやスパイスをたっぷり使ったクラフトコーラブランド「ともコーラ」。
プロデューサーの古谷さんは、お母様の食育の影響で幼少期からハーブやスパイスに親しみ、食への関心が高かったのだそう。「私自身歴史好きだったこともあり、食関係の歴史本を読み漁るようになってコーラの歴史に出逢ったんです。コーラが世界中の天然素材を使って作られた薬膳飲料だったという背景を知り、私も作ってみようと思ったのがブランドのきっかけです」。

どこか謎めいていて、ちょっと粋。そんな存在でありたい

「食物連鎖にインスピレーションを受けて、あらゆるフルーツの先にともコーラがあることを表現しました。楊枝をたくさん使ってフルーツを組み上げ、リアルながら非現実感を演出。こちらも大西さん撮影」。

エッジの効いたともコーラのビジュアルは、基本的に古谷さんがディレクションを担当している。
「最初は私が思いつくままに、午前中の光で撮りたいと思ったら、例えば自宅のベランダで撮影をしていました。昨年からスタジオを使って、カメラマンに入ってもらって本格的な撮影をするように。特に一貫性を意識してはいないのですが、くすっと笑えて、時代の空気を感じるようなビジュアルを目指しています。ともコーラというブランドを、どこか謎めいていて、ちょっと粋で、知らないことを少しだけ教えてくれるような、愉快な存在だと感じて欲しいんです」。

シズルカットはいらない。大切なのは食べものとどう向き合うか

「友人が"ともコーラを使って角煮作ったよー!”と送ってくれた写真をコラージュ。最近よく見るインスタあるある風に」。

「ともコーラに使用するオレンジは防腐剤不使用なので皮まで安心!というのをユーモラスに伝えたくて。渋谷PARCOの催事中に撮った写真を使っているのですが、撮影時周りにめちゃくちゃ人がいて、その中オレンジの皮をひたすら舐め続けてくれたモデルの友人の木本梨絵(@riekimoto)には感謝です!」。

「ともコーラの新しい食べ方を提案するためのビジュアル。こういうコラージュも私が作っています。これはバニラアイスに、ともコーラをかけたメニュー。溶けていくアイスのつやめきを伝えたくて」。

「裏の人気メニュー・コーララテ。ミルクにともコーラを入れると、チャイのような味になるんです。お好みでシナモンスティックを添えて。余白のバランスと、目を引く構図にこだわりました」。

ともコーラ Instagram
古谷知華 Twitter

GENIC VOL.58 【わたしが創る おいしい世界】
Edit:Yoko Abe

GENIC VOL.58

テーマは「おいしい写真」。
口福を感じる料理やスイーツとの出会い、オリジナリティ溢れるフードの創作、こんなシーンには二度とお目にかかれないかもと思った瞬間。様々な表現者たちが繰り広げる “おいしい” の世界を召し上がれ。

Amazonへ

おすすめ記事

【GENIC 2021年4月号】テーマは「おいしい写真」

次の記事