プロフィール
リー・アン・オルウエィジ
ドキュメンタリーおよびポートレート写真家。南アフリカ出身のビジュアルストーリーテラーであり、コラボレーションによるストーリーテリングを通じて、ジェンダーやアイデンティティに関するテーマを探求。写真を通じて人々のストーリーを讃える場を創りたいと考えている。一緒に仕事をする人々が作品制作に積極的に関わることで、自分たちの物語を前向きに表現できる空間を提供している。
展示作品のご紹介
少女たちは日々、貧困、文化的規範や慣習、劣悪なインフラ、暴力により教育を受けることを阻まれています。The Right To Playは、世界中の何百万人もの少女たちが教育を求める中で直面する課題を浮き彫りにし、印象的な物語を創り出しています。
このプロジェクトでは、「少女たちはどんな夢を抱いているのだろう?」という問いを投げかけます。そして、支援的な環境が整い、少女たちが学び、夢見る機会を与えられたとき、どのような未来が待っているのでしょうか? その世界はどのようなものでしょうか?
この取り組みは、若き少女たちの夢と志を深く探求し、彼女たちの可能性を制限する社会の障壁に挑戦しています。貧困や文化的規範、暴力に縛られることなく、少女たちが自由に学び、夢を見ることができる世界を、遊び心に満ちた視点で鮮やかに描いています。
The Right to Playは、想像上の遊び心のある世界をストーリーテリングに織り込み、少女たちが力強く前向きに、自らの物語のヒロインとして花開き、教育を受けるための多くの障壁を克服していく姿を表しています。
このプロジェクトは、教育を通じて少女たちを支援し、女性性器切除(FGM)や児童婚などの有害な伝統的慣習を廃止し、ケニアの農村地域のコミュニティを変革する非営利団体、Kakenya's Dreamとの提携により実現しました。
──ソニーイメージングギャラリーより
ソニーワールドフォトグラフィーアワードとは
ソニーワールドフォトグラフィーアワードは、写真文化の継続的な発展への貢献を目的に2007年よりソニーが支援する写真コンテストです。既に実績を積んだ写真家だけではなく、新進気鋭の写真家が広く世に認知され、飛躍のきっかけを掴む機会を提供。「プロフェッショナル」、「一般公募」、「ユース」、「学生」の4部門で構成されており、あらゆるキャリアステージや作品ジャンルに対応したプラットフォームとなっています。4部門以外にも、写真文化の発展に多大な功績を残した個人や、団体を表彰する「特別功労賞(Outstanding Contribution to Photography)」、地球環境を守る取り組みや、活動団体を写真作品として紹介するフォトグラファーを対象とした「サステナビリティ賞」、一般公募部門に応募された作品の中から、国ごとに優秀作品を表彰する「ナショナルアワード」が設けられています。
リー・アン・オルウエィジ 作品展 「The Right To Play」情報
開催日時
2024年11月1日(金)~11月14日(木)11:00~19:00
ギャラリートーク
2024年11月6日(水)19:00〜
※19:00以降、エレベーター・エスカレーターがギャラリーフロアに停止しません。
※来場の場合は、19:00より前に入場必須
入場料
無料
会場
ソニーイメージングギャラリー
- 〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」8・9番出口から徒歩で約6分
JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」から徒歩で約8分