エルサの魔法にかかったような場所、ここは、氷で作られたカナダのアイス・ホテル(Hôtel de Glace)。
毎年作り替えられ、3か月弱の短い期間しかそこにない。そんな儚さがいい。
このつかの間の物語のなかに入ったとき、オラフがそっと私に言う。「あなたが主人公だよ」と。
子供の頃から、いつも夜中にすれ違っては会えなかったトナカイ。
たくさんのReindeer foodを持って、フィンランドのサンタクロース村へお礼にやって来た。
おつかれさま!ありがとう!これからも…ウチに来てね!
雪に包み込まれた大地と木々。大きな沈黙が降り注いでくる。なんだか少し怖い。
そんな、冬のラップランドの森の中、実際に感じるのは"死"ではなく"生"なんだと知る瞬間。
きっと何かが変わるに違いない!白の世界の中でそう叫ぶ。
自然が作り出す氷の絶景に出会いに、ロシアのバイカル湖へ。青白く輝くつららのカーテンに、地球の不思議を感じずにはいられない。
透明な、美しい洞窟の中で、自分も小さな奇跡を起こせるかもしれない、とパワーが湧いてくる。
そう、なんだってできる!
カラダが温まる前に、ココロが温まる。ふぅ~。と言った瞬間に駆け巡るリラックス。
リチャージしなきゃいけないのは、スマホだけじゃない。私だってそう!
冷たい空気の中、天にのぼっていくのは、湯気と私のバッテリーメーター。これでまた頑張れる。
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