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【わたしが創る おいしい世界#3】Olive

さまざまな素材で、方法で、自分なりの「おいしい」を創作する表現者の方々に、クリエイションの秘密を伺いました。食べるだけではもったいない、デリシャスな写真をお届け。
#3は、姉妹のクリエイターユニット、Oliveさんの創り出すおいしい世界を紹介します。

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Olive

クリエイターユニット 姉のさつきと妹のひとみ、それぞれの好きなことを生かし、自分たちの考える衣と食に関するもの作りをしている。「私たちの作ったものが皆さんの暮らしにときめきを与えますように」という祈りをこめて作られたアイテムは、即完売になるものも。

生活に欠かせないからこそ心ときめくものを

さつき(以下S)「手前からバナナケーキ、レモンケーキ、キャロットケーキ。お休みの日に、外出しなくても甘いものが楽しめるように、お菓子はオンラインでも販売しています」。

姉妹で衣食にまつわるプロダクトを作っているOlive。
姉のさつきさんと妹のひとみさんがブランドを立ち上げたのは昨年の9月のこと。S「立ち上げの1年程前から、自分たちの好きなことを生かして作った心ときめくものを、皆さんにも届けることができたらいいなと考えていたんです」。ひとみ(以下H)「衣食住でいうと、私が衣、姉が食の担当。どちらも生活に欠かせないものだから、一緒に一つのブランドとしてやってみたらいいんじゃないかと」。

ゆったりと過ごす時間に、寄り添うものを作りたい

H「私自身が服に助けられてきた人生なので、常に自分がときめくような服を着ていたくて。家の中の時間をときめくものにしてくれるエプロンを、外にも着ていけるワンピースのように仕立てました」。

ブランド名は、ずっと一緒に過ごしてきた愛犬の名前から。
H「深い意味があるわけではないのですが、二人にとって親しみのある言葉にしました。ビジュアルも何かの物語というより、ただ遊びながら撮っていたという感じです。ちょっとしたイメージはありましたが、作り込むよりは自然な感じに」。S「木村さんに撮っていただいたビジュアルもそうですが、今後も二人だけでなく、ジャンルを問わずコラボレーションできたらと思っています」。

S「一番よく作るキャロットケーキは、妹のリクエストを受けて作るように。人参もたっぷりだし、オリーブオイルで作るのでヘルシーです」。

S「レモンケーキもよく作っています。ぜひ食べてもらいたくて、ブランドの最初のイベントでも販売しました」。

H「フォトグラファーの木村さんの提案で、ヘアメイクのくどうさんがその場で2人の髪を編んでくれました」。S「Olive をやるとなった時に、妹と繋がりのある方にいろんなサポートをしてもらったんです。洋裁の技術もそうですが、感性や人脈など私にないものを持っていて、そういうところがすごいと思います」。H「姉は、オンライン販売のためにずっと試行錯誤してお菓子作りをしていて。ふわっとしているように見えて、芯のある人だと思う」。

S「始めは趣味で作っていたのですが、家族や前に働いていた職場の人に食べてもらったらすごく喜んでくれて。その経験があって、販売を考えるようになりました」。

Olive Instagram

GENIC VOL.58 【わたしが創る おいしい世界】
Edit:Yoko Abe
Photo:木村和平
Hair Make:くどうミキ(shatter)

GENIC VOL.58

テーマは「おいしい写真」。
口福を感じる料理やスイーツとの出会い、オリジナリティ溢れるフードの創作、こんなシーンには二度とお目にかかれないかもと思った瞬間。様々な表現者たちが繰り広げる “おいしい” の世界を召し上がれ。

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