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北海道ドラマティックロードを巡る旅 vol.2<登別>ダイナミックな大自然と文化を堪能する

北海道の代表的な3つの観光都市を巡るルート「北海道ドラマティックロード」。北海道の玄関口である「函館市」から、日本有数の温泉地である「登別市」、そして北海道最大の都市である「札幌市」へ。各都市の違った表情を一気に楽しめる周遊旅もおすすめの「美しい、おいしい、楽しい」が溢れるルートです。今回は、プロトラベラーやトラベルブロガーが見つけた「北海道ドラマティックロード」の魅力を、都市別に3回にわたって紹介します。

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目次

大自然の魅力が溢れる「登別」

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第2回は、プロトラベラーのAOIとインスタグラマーのaiaiが旅した「登別」。1日1万トンもの湯量を誇り、ひとつの泉源地からいろいろな効能を持つ温泉が湧きだしていることから「温泉のデパート」とも言われる人気の地。湯巡りだけでなく、北海道らしい手つかずの大自然やアイヌ文化、癒しの動物たちと出会える、魅力満載の登別を紹介します。

登別の大自然を堪能する観光スポット

登別温泉の源「登別地獄谷」

登別温泉の源泉である「登別地獄谷」は、日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡。谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、温泉が泡を立てて煮えたぎっています。もくもくと白煙に包まれる風景が、まるで地獄のようだと「地獄谷」という名が付きました。

幻想的な世界に一変!暗闇の地獄谷を照らす「鬼火の路~幻想と神秘の谷~」

揺らめく灯りに照らされ、より迫力ある地獄谷を楽しめる夜間ライトアップ「鬼火の路~幻想と神秘の谷~」。暗闇の中でゆらゆら、もくもくと昇っていく白い湯煙と、暗闇に浮かび上がるダイナミックな山肌が、より地獄感をアップさせます。異世界に来たような雰囲気を味わえ、デイタイムとは違った表情を見ることができるので、昼と夜、両方訪れるのがおすすめです。

地獄谷 基本データ

<住所> 登別市登別温泉町無番地
<駐車場> 有(地獄谷駐車場 500円/1日1回・乗用車 大湯沼駐車場との共通利用券。但し冬期を除く)

料金

無料

行き方・アクセス

JR登別駅からバスで15分 「登別温泉」下車 徒歩15分

地球のエネルギーに圧倒される「大湯沼」

地獄谷から歩いて約20分のところにある、周囲約1kmのひょうたん形をした「大湯沼(おおゆぬま)」。ここまで大きな湯の沼は世界的にも珍しいもの。沼底では、約130℃の硫黄泉が激しく噴出し、そのボコボコと激しく湧き上がる姿からは、地球のパワーを感じます。

大湯沼 基本データ

<住所> 登別市登別温泉町無番地
<駐車場> 有(500円/1日1回・乗用車 但し冬期を除く)

料金

無料

行き方・アクセス

JR登別駅からバスで15分 「登別温泉」下車すぐ

川で足湯!「大湯沼川天然足湯」で極楽気分

「大湯沼」で湧いた温泉がそのまま流れている川で、足湯を楽しむ。「大湯沼川天然足湯」では、林に囲まれた川に足をつけてぽかぽかするという、なんとも貴重で贅沢な癒し体験ができます。温泉が湧き出る上流では熱湯の川も、下流につれて適温に。湯温は天候によっても変わりますが、日によって違う温度が楽しめるのも天然足湯の醍醐味です。温泉の川での、森林浴をしながらの足湯はまさに極楽気分!

手つかずの自然が美しい「登別原始林」

地獄谷周辺には、国の天然記念物に指定されている「登別原始林」が。その面積は東京ドーム約32個分の広さで、数多くの樹木や草木が保存されています。車で走っているだけでも癒し効果はありますが、せっかくならぜひ遊歩道を歩いて。360度緑に囲まれ、鳥のさえずりや風の音を聞きながら、気持ちのよい時間を過ごすことができます。大自然の澄んだ空気を味わいながらトレッキングしていると、鹿に出会うという嬉しいハプニングが待ち受けていることも。原始林の中を歩いて約30分で大湯沼川天然足湯へも行けます。

登別原始林 基本データ

<住所> 登別温泉町無番地

行き方・アクセス

JR登別駅からバスで15分 「登別温泉」下車 徒歩7分

エメラルドグリーンの川でデトックス「登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山 リバートレッキング」

宿泊型自然体験施設「登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山」では、登別の美しい川を存分に楽しめる「リバートレッキング」を体験することができます。豊かな森の中を流れるエメラルドグリーンに色づく川の底には、鉱物を含んだ色とりどりの石があちこちに。これは、このあたりが明治時代に鉱山として開かれていた地域だから。川にぷかぷかと浮かんだり、スライダーのように滑ったりして遊べるエリアもあり、アクティブ派にもおすすめ。なぜこの川はこの色なのか、その石は風化したらどうなるのか、草木の種類や川にいる生物、かつて栄えていた鉱山町の話などを、ガイドさんに伺いながらのトレッキング。コースは好みに合わせてアレンジ可能なので、相談してみて。

登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山 基本データ

<住所> 〒059-0021 北海道登別市鉱山町8番地3
<TEL> 0143-85-2569
<営業時間> 9:00 ~ 17:30
<休業日> 月曜日(祝日または休日の場合は翌日)、7~8月は休みなし、年末年始(12/29 ~1/3)

行き方・アクセス

登別駅から車で25分

動物に癒される観光スポット

煌めく海の生き物に出会える「登別マリンパーク二クス」

デンマークにある「イーエスコー城」をモデルに作られた「二クス城」の中は、なんとまるごと水族館。まるで海中散歩をしているような気分を味わえるアクアトンネルでは、多数の魚が悠々と泳ぐ姿を、頭上に眺めることができます。まるでアートのように美しく、色とりどりの光の中をゆらゆらと漂うクラゲにも引き込まれます。

「登別マリンパーク二クス」のおすすめスポットは、アシカプール地下の銀河水槽。約1万匹のイワシの群がキラキラと煌めきながら泳ぐ姿はまさに銀河のよう。水槽の中をダイナミックに泳ぐイワシの大群はショーのような華麗さがあり、感動的です。屋外の二クス広場では、ペンギンがお散歩する様子が見られる「ペンギンパレード」を毎日開催。ヨチヨチと歩くペンギンを目の前で見ることができる、特別な体験です。

登別マリンパーク二クス 基本データ

<住所> 〒059-0492 北海道登別市登別東町1丁目22
<TEL> 0143-83-3800
<営業時間> 通常9:00~17:00 チケット販売は16:30まで
<休業日> 保守休業期間あり。2021年は4月12日~ 16日(金)
<駐車場> 有 750台 駐車料金500円

入園料

大人(中学生以上) 2,500円
小人(4歳~小学生) 1,300円
3歳以下 無料

行き方・アクセス

JR登別駅より徒歩5分

迫力満点のクマに出会える「のぼりべつクマ牧場」

登別温泉街の中心にある「ロープウェイ山麓駅」から、高速ゴンドラに乗って山頂へ登ると現れる「のぼりべつクマ牧場」。牧場内ではヒグマが飼育されていて、エサを求めてじっとこちらを見つめたり、ごろんと転がってアピールしたりするクマたちに出会えます。クマ牧場ならではの体験ができるのが「人のオリ」。人間が檻の中に入っているようにクマたちに取り囲まれる造りになっていて、間近で毛並みや大きさ、表情などを観察することができます。100円でエサやり体験もできるので、トライしてみてください。エサを求めて迫ってくるクマは大迫力です。

のぼりべつクマ牧場 基本データ

<住所> 059-0551
北海道登別市登別温泉町224番地
<TEL> 0143-84-2225
<営業時間> 9:30 ~ 16:30 (最終入園15:50) ※2021年3月20日~
<休業日> 年中無休※ロープウェイ運行中止の場合は休園。ロープウェイ法定検査による休園期間有
<駐車場> 有 ※ロープウェイ山麓駅前 普通車500円 150台収容

料金

大人(中学生以上) 2,650円
小人(4歳~小学生) 1,350円
3歳以下 無料
ロープウェイ乗車料金を含む

行き方・アクセス

JR登別駅からバスで15分 「登別温泉」下車 徒歩5分

文化と触れ合うスポット

アイヌ文化を学べる民族共生象徴空間「ウポポイ」

北海道に行くならぜひ触れておきたい、アイヌ文化。「ウポポイ」は、アイヌ民族の歴史や文化を、展示物や体験プログラムを通じて学ぶことができるナショナルセンターとして、2020年7月にオープンしました。登別駅から車・電車ともに約20分の位置にあります。

愛称の「ウポポイ」は、「(おおぜいで)歌うこと」を意味するアイヌ語由来の言葉です。ウポポイの中にある「国立アイヌ民族博物館」は、北海道初の国立博物館で、アイヌ文化の"粋"を集めた芸術的な作品の数々を見ることができます。

先住民族アイヌの文化を五感で感じるフィールドミュージアム「国立民族共生公園」には、チセ(家屋)群が再現され、アイヌの伝統的な生活空間を体感できるエリアがあるなど、多彩な展示がされています。アイヌ文化をリアルに学ぶことができ、かつての人々の生活を身近に、肌で感じることができるスポットです。

ウポポイ入場、博物館入館とも、事前予約が必要な場合がありますので、事前に確認を。

ウポポイ 民族共生象徴空間 基本データ

<住所> 059-0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
<営業時間> 9:00〜20:00
<閉園日> ⽉曜⽇(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)、年末年始(12⽉29⽇〜1⽉3⽇)
<駐車場> 有

入館料

大人 1,200円
高校生 600円
中学生以下 無料
年間パスポート 2,000円

行き方・アクセス

新千歳空港から車で約40分
JR白老駅 北⼝から徒歩 約10分

江戸時代にタイムスリップ「登別伊達時代村」

伊達政宗が統治した仙台藩にゆかりの建物が多く再現されている「登別伊達時代村」。街道に軒を連ねる商家に勇壮な武家屋敷、あっと驚くカラクリ満載の忍者屋敷。北海道の大自然に溶け込んだ情緒あふれる街並みに、武士が、忍者が、花魁が、町人たちが息づき、迫力あるアクションや華麗なパフォーマンスに彩られた一大エンターテイメント空間が広がっています。江戸時代の服装に身を包んだ人々に囲まれ、忍者修行の手裏剣投げや弓矢体験を楽しんで、茶屋で一休みすれば、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分に。

登別伊達時代村 基本データ

<住所> 〒059-0463 北海道登別市中登別町53-1
<TEL> 0143-83-3311
<営業時間> 夏期 9:00〜17:00
冬期 9:00〜16:00
<休業日> 無休
<駐車場> 有 駐車料金500円

登別の温泉を楽しむおすすめホテル

3種の温泉が楽しめる「登別グランドホテル」

ゴージャスな洋風の造りに温かい雰囲気が漂う「登別グランドホテル」。ロビーも広々としていて旅に来た気分を存分に味わえます。

滞在した「展望風呂付スイートルーム」には、ラジウム鉱泉の人工温泉が出る、ひのき張りの展望風呂が。窓からは豊かな緑が見え、時間を気にせず気ままに過ごしたい人におすすめの客室です。登別といえばの温泉は、本格ドーム型ローマ風大浴場と、檜風呂と岩風呂のある露天風呂で楽しめます。登別に湧く9種の温泉のうち、硫黄泉、食塩泉、鉄泉の温泉に入ることができるので、旅の疲れもしっかり癒せます。

ビュッフェディナーは、北海道近郊で採れた海の幸はもちろん、和洋中のメニューなど、種類が豊富で何を選ぶか迷ってしまうほど。スタッフおすすめの季節限定の釜飯は、オーダーが入ってから炊き上げるので出来立てでほかほか。この日は大きなホタテとコーンの釜飯。ふっくら炊き上がったお米にコーンの甘みが絡み、釜飯ならではのおこげも香ばしく、ぺろりと完食。北海道の味覚を好きなだけ堪能できるディナーに、ココロもカラダも喜びます。

登別グランドホテル 基本データ

<住所> 〒059-0592北海道登別市登別温泉町154
<TEL> 0143-84-2101
<駐車場> 有 100台収容(無料)

行き方・アクセス

JR登別駅から車で約13分
またはJR登別駅からバスで19分「登別温泉」下車徒歩1分

湯煙の中をぷらり「登別温泉街」

登別グランドホテルのある「登別温泉街」は街中に間欠泉があり、もくもくと湯煙に包まれています。登別温泉には湯の護り神「湯鬼神(ゆきじん)」がいるとされ、街の至るところで鬼をモチーフにした神に出会える楽しみも。また、硫黄の匂いが漂う中のお土産探しは、温泉気分を盛り上げてくれます。

行き方・アクセス

JR登別駅からバスで15分 「登別温泉」下車すぐ

森の中の癒しの宿「登別カルルス温泉 森の湯 山静館」

高い山々に三方を囲まれた谷あいに位置する温泉街「登別カルルス温泉郷」にある「森の湯 山静館」。明るく気さくな女将さんとフレンドリーなスタッフが出迎えてくれるアットホームな旅館です。北海道の言葉で「心地よい」という意味の「あずましい」客室が魅力。大きな窓から青々とした木々を眺め、時折差し込む木漏れ日を浴びながらゆっくりと静かな時間を過ごせます。家具や座布団など室内のところどころに散りばめられた、可愛らしいカラーリングにきゅん。

空が見える源泉100%の露天風呂に入れるのはもちろん、“温泉が飲める”特別な体験もできます。飲泉すると、温泉がじんわりと身体の中を巡り、中からもぽかぽか。温泉を楽しんだ後は、創業当時から続くお宿名物の“地鶏のたたき鍋”や登別産ステーキ、新鮮なお刺身など、北海道の恵みをたっぷり堪能。1つ1つ丁寧に作られたお料理から、お宿のおもてなしの心が伝わり、お腹も心も満たされます。夜は川の流れる音を聴きながら旅の疲れを癒して。

山静館 基本データ

<住所> 〒059-0553 北海道登別市カルルス町16
<TEL> 0143-84-2856
<駐車場> 有

行き方・アクセス

JR登別駅より車で約20分
登別駅より無料送迎有(要予約)

ダイナミックな大自然と温泉に癒される「登別」

ふつふつと湧き上がる温泉にパワーをもらい、木々や川の美しさに感動し、動物と触れ合い、温泉に入り癒される。登別は地球のエネルギーをダイレクトに感じることのできる、自然の恵みの宝庫です。四季折々、違った表情が見られ、どの季節に訪れても魅力満載。じっくり景色を楽しんで、おいしいご飯をいただいて、自分に癒しのご褒美をプレゼントできる登別に出かけてみませんか?
「北海道ドラマティックロードを巡る旅」第3回は、“風景と芸術”に浸る「札幌市」を紹介します。8月16日(月)更新予定です。お楽しみに。

北海道ドラマティックロードはこちら

AOI

プロトラベラー/動画クリエイター
東京と高知を拠点に、旅とライフスタイルをカメラで表現するクリエイター。旅先や日常のワンシーンからインスピレーションを受け、独自の目線で切り取ったエモーショナルな作品を発信している。

AOI Instagram

aiai

人生で大切にしているものはトキメキ、直感、笑顔。インスタグラムに投稿する写真は、やさしい色合いとおおらかさが特徴で、本人の人柄を表している。身長153㎝と小柄ながらも、年間15回以上の海外渡航を行うタフさを持つ。2017年10月に彼女が愛してやまない国の1つ、モロッコのトラベル本「GENIC TRAVEL 04 Wander in MOROCCO」を上梓。

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北海道ドラマティックロードを巡る旅 vol.1<函館>歴史ロマンを感じる街並みと遺跡を辿る

北海道ドラマティックロードを巡る旅 vol.3<札幌>絵画のような風景と芸術に浸る

※写真や動画撮影の際はマスクを外しています。

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