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【人生に気づきをくれた1枚】上白石萌歌×遠藤文香 ~「私が撮りたかった女優展」より

ジャンルや経歴の違う5人の写真家たちが今撮りたい女優を指名し、作品を撮り下ろす「私が撮りたかった女優展」。2022年8月に第4回が開催されました。今回は写真展より「人生に気づきをくれた1枚」をテーマに作品を選出していただきました。フォトグラファーたちに聞いた撮影舞台裏やそこに込めた想い、そして女優の皆様からいただいた素敵なコメントを作品とあわせてお楽しみください。
1組目は、女優・上白石萌歌さん×フォトグラファー・遠藤文香さんです。

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上白石萌歌

2000年生まれ、鹿児島県出身。2011年「東宝シンデレラ」オーディションにてグランプリを受賞しデビュー。女優業の傍ら、adieuとして音楽活動を行う。主な出演作は『金田一少年の事件簿』(2022)、映画『子供はわかってあげない』(2021)など。2022年8月に公開された映画『アキラとあきら』に出演。

遠藤文香

写真家 1994年生まれ。2021年、東京を拠点に写真家として活動を開始。同年に個展「Kamuy Mosir」を開催。主な受賞にキヤノン写真新世紀2021佳作入賞がある。現在はファッション、広告、アーティスト写真撮影など幅広く活動中。
愛用カメラ:Nikon D850
愛用レンズ:Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4

大人と少女の間を揺れ動く美しさ

「今回の撮影で一番気に入っている写真。陽が完全に沈む前の空のグラデーションの一瞬を狙って撮影しました。この時間帯の空は一瞬で変わってしまうので、時間との勝負で焦っていたのを覚えています。発光しているような光の美しさがあり、上白石さんの表情や髪の躍動感も含めて神秘的でした」。

Comment from Moka Kamishiraishi

「『私が撮りたかった女優展』は一度足を運んだことがあるくらい魅力的と感じていたので、お声がけいただいたのがとても嬉しかったです。遠藤さんははじめましてでしたが、とても気さくな笑顔で迎えてくださり、いい空気で撮影することができました。遠藤さんの自然な佇まいのおかげで、どんな自分を見せても大丈夫だなと安心できたのが大きかったです。写真も想像を超える仕上がりで、風や光、音を写真から感じました。新たな自分を感じられた気がします」。

Interview Photographer

Q.なぜ上白石萌歌さんを撮りたかったのですか?

女優だけでなくアーティストやファッション誌などでも活躍される、表現力の幅広さに惹かれました。可愛らしい顔立ちと同時に、彼女の目からは真っ直ぐな芯のある強さや大人っぽさを感じ、少女と大人の間で揺れ動く上白石萌歌さんのイメージに興味を持ったからです。

Q.今回の撮影が自分の人生にどんな影響や気づきを与えてくれましたか?

撮影だけでなくその前後の過程など、目に見えな部分での学びがとにかく多かったです。

Q.写真のアガリを見たときの感想を教えてください。

1日中強い風が吹いていて、ほぼ全ての写真で髪が躍り狂ってしまい、とにかく心配でした(笑)。ですが、最後の陽が沈む寸前のカットで、風を味方にした「いい」と思える写真が撮れたので安心しました。

「初めての海に大興奮するラブラドールのエトちゃんの登場によって、少々緊張していた現場がとっても和んで安心したのをよく覚えています。エトちゃんと触れ合う上白石さんの自然体な笑顔が印象的でした」。

Q.自分だからこそ撮れる写真とはどのようなものだと思いますか?

元々大学でデザインを専攻していたことが、改めて写真という絵作りの中でも活かされているなということに気づきました。

Q.撮影コンセプトと撮影舞台設定について教えてください。

作り込まれた可愛さというよりも、自然の中で自然体な上白石さんを撮りたいと思いました。絵作りの大事な要素として“色”があったので、葉山の海の移り変わっていく空や光の質感、時間の経過を意識しました。

上白石萌歌 Instagram
上白石萌歌 Twitter
遠藤文香 Instagram

Information

「私が撮りたかった女優展 2022」

3,900円(税抜)

展示し切れなかったアザーカットを含む写真集が発売中。詳しくはオンラインストア(https://actress-ex-onlinestore.com)をチェック。

私が撮りたかった女優展 オンラインストア

GENIC vol.64【人生に気づきをくれた1枚】
Edit:Megumi Toyosawa

GENIC vol.64

GENIC10月号のテーマは「写真と人生」。
誰かの人生を知ると、自分の人生のヒントになる。憧れの写真家たちのヒストリーや表現に触れることは、写真との新たな向き合い方を見つけることにもつながります。たくさんの勇気とドラマが詰まった「写真と歩む、それぞれの人生」。すべての人が自分らしく生きられますように。Live your Life.

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