【プロ・達人が教えてくれる 明日からちょっと上手くなるフードフォト講座 #2】サイトウレナ

一番身近な撮影対象でありながら、もっとも難しいとも言えるフードフォト。いらない影に困ったり、おいしそうに見えなかったり…。そこで、素敵なフード写真を撮影している食や写真のプロたちに、構図やアングル、ライティングなど、すぐに参考になるワザの数々を教えていただきました。フードフォト講座 #2は、フードスタイリストのサイトウレナさん。隅々まで要チェックです!

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サイトウレナ

器や食への関心、ホームデコレーション好きの素養を生かし、食品会社勤務等を経てフードコーディネートを学んだ後、フリーランスに。雑誌や広告のフードスタインリング、プロップスタイリングを中心に活動。
愛用カメラ:iPhone XS Max

被写体と同じくらい余白も愛でる

日の丸構図になりがちなシンプルフードの素敵な切り取り方

「カリフラワーのポタージュの写真は、グレーのガラスとスチールの天板に浮かぶドットのような白いポタージュが可愛らしかったので、真俯瞰気味で撮影しました」。

記憶の断片のような日常の切り取りを残したい

余白の部分には、その時の天候や空気感を

「お皿の中においても、一部分に寄せて盛り付けたりと、余白をどう楽しむかを大事にしています」。

「考えて余白を作ろうと思ったことはないのですが、記憶の断片のような日常の切り取りを残したいなと思っていたら自然とこのような構図が多くなっていました。余白の部分には、その時の天候や空気感がのっていたらいいなぁという欲があって、被写体と同じくらい余白も愛でるようにしています。その被写体の一番の素敵ポイントはどこなのかをまず見るようにして、それによってアングルは変えています。スタイリングする際は何が主役なのかを忘れずに、そして余白は埋めずに大胆にキープしてみてください」。

「少し青みのある空気感を意識しています。Instagramのフィルターでよく使うのはClarendonやHudson。編集ツールで色温度やコントラストなどを微調整しています」。

「余白写真のいいところは、“なんとなく”雰囲気のある写真になることと、シンプルなひとりご飯も〝なんとなく〞おしゃれっぽく見えることだと思います(笑)。余計な装飾がない分、光の印象もより強くなるので、自然光なら撮影場所や時間を意識することが重要。
食器や小物に自分らしさと統一感を持たせることもマストです」。

サイトウレナ Instagram

GENIC VOL.58 【プロ・達人が教えてくれる 明日からちょっと上手くなるフードフォト講座】
Edit:Izumi Hashimoto

GENIC VOL.58

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