目次
- 東伊豆エリアは全身で楽しめるスポットが盛りだくさん
- 1日目:伊東エリア
- 主要駅から伊東駅へ
- 伊東駅で伊東を巡る『東海バスフリーきっぷ 伊東・伊豆高原2日券』を購入
- 伊東駅からバス旅をスタート
- 東海バスで「小室山」へ
- リフトに乗って小室山山頂へ
- 見渡す限りの絶景パノラマ「小室山リッジウォーク “MISORA”」
- 山頂にあるパワースポット「小室神社」
- 「Café・321」のウッドデッキでカフェタイム
- 東海バスに乗って「一碧湖」へ
- 「IPPEKIKO NATIONAL PARK ITONOWA」でランチ
- 東海バスに乗って「伊豆シャボテン動物公園」へ
- 驚きの近さで動物とふれあえる「伊豆シャボテン動物公園」
- 「伊東小涌園」に宿泊して湯上り美人に
- 「ステーキ池田」で贅沢ディナー
- 美味しい和朝食で朝から優雅なひととき
- 2日目:熱海エリア
- 伊東駅から熱海駅まではJRで
- 熱海駅で『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』を購入
- 湯~遊〜バスに乗って「サンビーチ」へ
- サンビーチ周辺散策
- レトロなお土産品が並ぶ「新熱海土産物店ニューアタミ」
- 「熱海銀座おさかな食堂」で豪快海鮮丼ランチ
- 「La DOPPIETTA( ラ・ドッピエッタ)」で地元食材を使ったジェラート
- 海とガーデンを楽しめる「ACAO FOREST(アカオフォレスト)」
- 「起雲閣」で文豪たちの時代へタイムスリップ
- 熱海駅から東海バスに乗って「MOA美術館」へ
- 東海バスに乗って熱海駅へ
- 熱海駅発で帰ります
- たっぷり遊び尽くせる東伊豆バス旅
- おすすめ記事
東伊豆エリアは全身で楽しめるスポットが盛りだくさん
2人が旅したのは、伊豆半島の東側「東伊豆エリア」。温泉郷として全国的にも有名な伊東温泉のある「伊東」と、主要観光スポットが目白押しの「熱海」のあるエリアです。全身を使って思いっきり遊び、歴史ある温泉で疲れた体を癒す。首都圏から近い場所にありながら、大自然をたっぷりと堪能できる、1泊旅に最適な場所です。
1日目:伊東エリア
主要駅から伊東駅へ
バス旅1日目は、温泉リゾート地として有名な伊東エリアをまわります。まずは、主要駅から東海道新幹線「こだま」に乗って熱海駅へ。熱海駅からはJR東日本 伊東線に乗り換えて約20分、伊東駅へ到着です。東京駅からトータル約1時間半というアクセスの良い場所です。
伊東駅で伊東を巡る『東海バスフリーきっぷ 伊東・伊豆高原2日券』を購入
伊東駅改札を出て左方向にある「東海バス伊東駅案内所」で『東海バスフリーきっぷ 伊東・伊豆高原2日券』を購入。大人1,800円で、伊東市内・伊豆高原を走る東海バスに2日間乗り放題(※)になります。フリーきっぷなので、もちろん乗り降りも自由。車窓から見えた景色やお店に立ち寄るために、ぶらりと途中下車することも可能です。さらには、美術館や公園、立ち寄り湯など人気観光スポットを含む、市内にある約20か所の施設の割引特典付き!伊東をお得に観光するのにピッタリなきっぷです。
きっぷを入手したら、案内所の隣にあるコインロッカーに大きな荷物を預けて、準備万端!
※順天堂病院直通バス、高速乗合バス、天城東急リゾートシャトルバス、特定施設契約バスは利用できません
伊東駅からバス旅をスタート
今回のバス旅は伊東駅からスタート。バス停は案内所を出てすぐ目の前です。
伊東市は豊富な湧出湯量を誇り、街のあちこちで源泉かけ流しの湯が楽しめる、まさに“温泉天国”。平安時代にはすでに開湯していたと言われていて、江戸時代には徳川将軍家への献上湯として知られた名湯です。温泉だけでなく、大自然が織りなす絶景や、レジャー施設、美術館など、観光スポットも盛りだくさん。そして多くの施設の近くにバスの停留所があるので、車を運転しなくても楽々アクセスできるのが嬉しい!
東海バスで「小室山」へ
東海バスの車体のオレンジ色は、何度見てもワクワクして元気がもらえます。今回も素敵な旅になりそうな予感。
降車時には運転手にフリーきっぷを見せるのをお忘れなく。
最初の目的地は、伊東市にある「小室山(こむろやま)」です。小室山は、約1万5000年前の火山の噴火で、溶岩のしぶき「スコリア」が降り積もってできた「スコリア丘(きゅう)」です。同じく伊東市にあるスコリア丘「大室山」も有名なので、併せて訪れるのもおすすめです。
伊東駅からバスに乗って、住宅街や緑いっぱいの景色を見渡しながら約20分、「小室山リフト」バス停で下車します。
リフトに乗って小室山山頂へ
標高321mの山頂までは、レトロで可愛らしい一人乗り用のリフトに乗って向かいます。目の前に広がる景色を楽しみながら約5分で山頂に到着。日によっては、ひょっこりと顔を出す富士山に出会えることも。毎年4月頃からは、麓にある「小室山公園」で約40種類・10万本のつつじが見頃を迎え、リフトからつつじの赤い絨毯を一望できます。
見渡す限りの絶景パノラマ「小室山リッジウォーク “MISORA”」
小室山山頂にある、2021年4月23日にオープンした「小室山リッジウォーク “MISORA”(こむろやまりっじうぉーくみそら)」。山頂をぐるりと囲む木製の遊歩道から、相模灘沖に浮かぶ伊豆諸島や天城連山など、360度の景観を楽しめます。“海”と“空”が広がる美しい青の世界と一体になれる伊豆の新名所です。360度どこを見ても絶景で、開放感もあり、つい走り出したくなります。広々と続く海を眺めながらの深呼吸は最高のご馳走!
小室山公園 基本データ
<住所>〒414-0044 静岡県伊東市川奈1260-1
<駐車場>約280台(無料)
料金
リフト
(往復)大人 800円 小学生 100円
(片道)大人 500円 小学生 100円
行き方・アクセス
<電車>JR伊東線「伊東駅」から東海バスで約20分、「小室山リフト」バス停下車すぐ
伊豆急行線「川奈駅」から徒歩で約20分
<車>JR伊東線「伊東駅」から約15分
山頂にあるパワースポット「小室神社」
山頂には、地震・海難・火災・疫病から人々を守り、復興を見守る神として信仰されている「小室神社」も。こぢんまりとしていますが、1703年創建の由緒ある神社です。可愛らしい、つつじの絵馬に願い事を書いて奉納します。
小室神社 基本データ
<住所>〒414-0044 伊東市川奈1429
「Café・321」のウッドデッキでカフェタイム
山頂には全席オーシャン&スカイビューのカフェ「Café・321」が併設されています。小室山リッジウォーク “MISORA”の世界観を表現したオリジナルドリンクの「地層カフェラテ」と「“MISORA”ヨーグルトフラッペ(ストロベリー)」をオーダー。「地層カフェラテ」は静岡県内に初導入されたという最新のコーヒーマシンで抽出したコーヒーを使用しているのだそう。ドリンクの可愛い見た目に、思わずパシャリ。バックの青空によく映えます。
カフェ利用者限定のウッドデッキでくつろぎながら、ほっと一息。カフェメニュー以外に、伊豆のクラフトビールや、コーンスープなどの軽食もあります。
長く伸びたガラス張りのウッドデッキは、カフェ利用者専用のフォトスポット。絶景に囲まれながらの記念写真撮影は必須です。『東海バスフリーきっぷ 伊東・伊豆高原2日券』で、リフト乗車代の割引きと、Café・321での割引き特典が受けられます。
小室山リッジウォーク "MISORA"/Café・321 基本データ
<住所>〒414-0044 静岡県伊東市川奈小室山1428
<TEL>0557-45-1444(小室山レストハウス)
<営業時間>9:30~16:00※時期により営業時間を変更する場合あり
<休業日>年中無休(点検・荒天時は運休)
東海バスに乗って「一碧湖」へ
再びリフトに乗って麓まで降りてきたら、バスに乗って「一碧湖(いっぺきこ)」を目指します。途中「伊東商業高校」バス停でシャボテン公園行バスに乗り換えて「一碧湖」バス停へ。自然がいっぱいの道のりで、田舎の実家に帰るような気分に。
日本百景と伊東八景に選ばれている「一碧湖(いっぺきこ)」は、“伊豆の瞳”と呼ばれ、四季折々の景色が堪能できる美しい湖です。周りには約4kmの遊歩道が整備されているので、1周約60分の散策を楽しむのもおすすめです。
一碧湖 基本データ
<住所>〒414-0051 静岡県伊東市吉田815-360
<駐車場>あり
行き方・アクセス
<電車>JR伊東線「伊東駅」から東海バスで約30分、「一碧湖」バス停下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」から約90分
「IPPEKIKO NATIONAL PARK ITONOWA」でランチ
「一碧湖」バス停下車すぐの「IPPEKIKO NATIONAL PARK ITONOWA」でランチタイム。一碧湖を眺めながら食事ができたり、足湯を楽しんだり、ここでしか買えないお土産を購入したりできる複合施設です。2022年9月にオープンしたばかりの綺麗な店内。お店の名前は、“伊東を一つの輪として紡いでいきたい”という願いから付けられています。
メインが選べる「焼きおにぎりプレート」はエビフライをチョイス。6種類ある「焼きおにぎりだし茶漬け」は贅沢うなぎをオーダー。「抹茶ティラミス」などの美味しそうなスイーツにもそそられます。ソファ席とテーブル席があり、どちらからも一碧湖を眺めることができます。
食後には、地下にある浜辺をイメージした足湯にも立ち寄ります。お湯がキラキラ揺れて可愛いく、まるでアートカフェに来たかのよう。
IPPEKIKO NATIONAL PARK ITONOWA 基本データ
<住所>〒414-0051静岡県伊東市吉田字藤原815-121
<TEL>0557-29-6255
<営業時間>9:00〜17:00
<休業日>無休
<駐車場>あり(1時間200円 最大料金600円。1,000円(税込)以上の利用で無料)
行き方・アクセス
<電車>JR伊東線「伊東駅」から東海バスで約30分、「一碧湖」バス停下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」から約90分
東海バスに乗って「伊豆シャボテン動物公園」へ
ランチでお腹も満たされたところで、再びバスに乗って「シャボテン公園」バス停へ。目的地が見えてくると、大きなサボテンがお出迎え。下車すぐのところに「伊豆シャボテン動物公園」があります。『東海バスフリーきっぷ 伊東・伊豆高原2日券』で入園料が10%オフになります。
驚きの近さで動物とふれあえる「伊豆シャボテン動物公園」
約1500種類のサボテンや多肉植物、約140種類の動物と会える「伊豆シャボテン動物公園」。カピバラをはじめとした動物たちと、驚きの近さでふれあえるのが特徴です。
園内に入ると、早速「カピバラ虹の広場」というふれあいエリアで自由気ままに過ごすカピバラたちが。各スポットでは動物へのエサやり体験をすることができ、一気に動物たちとの距離も縮められます。ここまで近い距離でふれあえる動物園は滅多にありません。冬季限定の“元祖カピバラの露天風呂”も必見です。
中でも驚いたのはクジャクの数と鳴き声!歩いていると、放し飼いされたクジャクと遭遇します。メスとオスの違いを知ったり、意外性のある猫のような鳴き声を聞いたり。オスがメスへ求愛するために羽を広げる“ディスプレイ”は夕方頃羽を広げることが多いそうなので、綺麗な羽模様を見たい人は夕方に訪れて観察してみて。(ディスプレイが見られるのは4月~5月だそう)
園内にある島と沿岸をボートで巡る「アニマルボートツアーズ」などもあり、一日中いても飽きることはないくらい見どころがたくさんです。
たくさんの植物と可愛らしい動物との楽しい時間を過ごした後は、バスに乗って本日のバス旅のスタート地点となった伊東駅へ。
伊豆シャボテン動物公園 基本データ
<住所>〒413-0231 静岡県伊東市富戸1317-13
<TEL>0557-51-1111
<営業時間>9:30~17:00 ※季節により変動あり
<休業日>なし
<駐車場>あり(有料)
料金
大人(中学生以上) 2,600円
小学生 1,300円
幼児(4歳以上) 700円
※変動する場合あり
行き方・アクセス
<電車>JR伊東線「伊東駅」から東海バスで約40分、「シャボテン公園」バス停下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」から約90分
「伊東小涌園」に宿泊して湯上り美人に
今回のバス旅のお宿は、伊東随一の“美肌の湯”が楽しめる「伊東小涌園」です。14:00〜18:00の間は、伊東駅で宿に連絡すれば迎えにきてもらえます。
伊東温泉は源泉数の多さで別府温泉(大分県)、由布院温泉(大分県)と並ぶ日本三大温泉といわれています。四季折々の風情と自然の風を感じながら入れる露天風呂で、心身ともにリフレッシュしたら、大浴場の「あつ湯」と「ぬる湯」の交代浴を。伊東小涌園には伊東温泉の中でも珍しい、飲める温泉“飲泉処”が大浴場の入口にあるので体験してみて。飲泉によって温泉の成分を吸収するので、浴用以上に効能を期待できるのだそう。
エントランスでは、滞在中に着用できる浴衣を選んで。いろいろな柄のものが用意されています。和モダンフロア「『粋』-sui-」は、畳敷きでゆったりとくつろげる和室ながらもベッドのあるスタイリッシュなお部屋。お部屋に足を踏み入れた時の畳の香りにホッとします。
伊東市にある地元の人気カフェ「café TATI sweets」のクッキーのおもてなしも。甘い物好きにはたまりません!地域のお店を知るきっかけにもなります。
「ステーキ池田」で贅沢ディナー
夕食はお宿から徒歩2分のレストラン「ステーキ池田」で、鉄板焼きのコースをいただきます。ウェルカムドリンクで乾杯したら、目の前の鉄板で焼かれるさまざまな食材を楽しんで。魚介や牛肉を贅沢に使った、目で見ても楽しいディナーコースです。
メインのステーキは サーロインかフィレを選べます。今回は女子2人旅なので、互いに違うのを選び、分け合って両方を味わいました。2人で来ると楽しみも2倍!口の中でとろける肉に感動します。
美味しい和朝食で朝から優雅なひととき
朝食には、料理長が季節感や素材にこだわり、手間暇かけた自慢の料理が並びます。朝から豊富な品数の和食をいただきながら日本の素晴らしさをしみじみと感じます。この日に巡るスポットの話題で盛り上がりながら、お腹いっぱい食べて元気いっぱいです。
伊東小涌園 基本データ
<住所>〒414-0038 静岡県伊東市広野2-2-5
<TEL>0557-37-4131
<駐車場>あり
行き方・アクセス
<電車>JR伊東線「伊東駅」から送迎あり
伊豆急行「南伊東駅」から徒歩で約10分
<車>東名高速道路「沼津IC」から約60分
2日目:熱海エリア
伊東駅から熱海駅まではJRで
2日目のバス旅の舞台は、熱海。伊東駅からJR東日本 伊東線に乗って熱海駅まで移動します。全国的にも人気の観光地、熱海。実はバスで巡ると熱海市内の観光スポットを効率よく観光でき、とっても便利なのです。
熱海駅で『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』を購入
2日目は『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』を相棒に迎え、熱海観光を楽しみます。大人800円で、熱海市内の名所を巡る周遊バス「湯~遊~バス」と、マップエリア内の東海バスの路線バスが1日乗り放題(※)に。観光施設の割引も付いていて、お得に熱海観光をしたい人におすすめのきっぷです。熱海駅改札を出てすぐ左のビルの中にある「東海バス熱海駅前案内所」で購入できます。
手荷物は駅前の「ATAMIX」内にある「熱海手荷物預かり所」を利用すると、大きな荷物も300円で預かってもらえて便利です。
※定期観光バス、特定施設契約バス(熱海自然郷行き)、他社のバスは利用できません
湯~遊〜バスに乗って「サンビーチ」へ
熱海市内の観光地を周遊する路線バス、湯~遊〜バスに乗って「サンビーチ」バス停へ。湯~遊〜バスは可愛いイラストが描かれた黄色の車両と、レトロな外観と華やかな内装が楽しめる赤色の車両の「特別車両“彩(いろどり)”」があります。それぞれの運行時間は、時刻表でチェックを。また、湯~遊〜バスには、ボランティアガイドが同乗しているので、スポット情報や熱海の歴史について知識を深めることができます。
サンビーチ周辺散策
「熱海サンビーチ」は、青い海と白い砂浜、建ち並ぶホテル群、ヤシの並木通りなど、まるで海外リゾート地に来たかのような気分になれる熱海の顔です。「サンビーチ」バス停の近くには、そんな熱海サンビーチがあるのはもちろん、お土産屋さんや飲食店などのお店が連なっている「熱海銀座商店街」もあります。
行き方・アクセス
<電車>JR東海道本線「熱海駅」から東海バスで約7分、「サンビーチ」「銀座」下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」から約30分
レトロなお土産品が並ぶ「新熱海土産物店ニューアタミ」
「新熱海土産物店ニューアタミ」は、熱海銀座商店街に2021年8月できた、新しい土産物店&観光案内所です。レトロな雰囲気に誘われ、つい立ち寄ってしまいます。
ホテルや喫茶店、土産物店など、熱海の街と歴史を作ってきた老舗をフィーチャーしたキーホルダーが並びます。それぞれお気に入りのキーホルダーを購入したのですが、熱海の街並みを歩いていると、このお店のキーホルダーを付けている人が多く、人気の高さがうかがえます。
Tシャツなどのアパレルもあり、あれもこれも欲しくなってしまいます。
新熱海土産物店ニューアタミ 基本データ
<住所>〒413-0013 静岡県熱海市銀座町8-13
<営業時間>13:00-19:00
<休業日>平日(土日祝のみ営業)
<駐車場>なし
「熱海銀座おさかな食堂」で豪快海鮮丼ランチ
ランチは「熱海銀座おさかな食堂」へ。100年以上続く老舗のアパレル店舗をリノベーションしたお店で、熱海でしか味わえない「地魚」をはじめとした、いろいろなお魚の魅力が味わえるお店です。
このお店でぜひ食べて欲しいのが、新鮮な海鮮がたっぷり盛られた「海鮮てっぺん丼」。これぞ、熱海の漁師飯!まずはシンプルに刺身専用醤油でいただき、次に刺身専用濃厚胡麻だれで、最後に濃厚魚介出汁をかけてお茶漬けにしていただきます。3ステップで丼を楽しみながら食べていると、あれよあれよという間に完食。
熱海銀座おさかな食堂 基本データ
<住所>〒413-0013 静岡県熱海市銀座町8ー8
<TEL>0557-82-3715
<営業時間>ランチ 11:00~15:00 L.O.14:00 ※売り切れ終了
酒場 17:00~21:00 食事L.O.20:00 飲み物L.O.20:30
<休業日>第三水曜日※9月を除く
<駐車場>なし
「La DOPPIETTA( ラ・ドッピエッタ)」で地元食材を使ったジェラート
静岡県の食材を中心にこだわりの素材で、イタリアの伝統的な製法で作ったジェラートがいただける「La DOPPIETTA」。「熱海銀座おさかな食堂」から徒歩すぐで、熱海銀座商店街の一角にあり、アクセスが良く、熱海観光にぴったりです。ショーケースには定番フレーバーから季節限定フレーバーまで、カラフルで魅力的なジェラートが並びます。
たくさんの種類の中から迷いながら選んだら、お店の奥にあるイートインスペースでいただきます。どれも濃厚な味で美味しくて至福の時間です。特に、熱海の名物「麦こがし」と自家製のキャラメルジェラートに伊豆・戸田の名産である戸田塩でアクセントをつけた「こが塩キャラメル」がお気に入りに。甘さの中に香ばしさもあってさっぱり食べられます。
La DOPPIETTA 基本データ
<住所>〒413-0013 静岡県熱海市銀座町10-19
<TEL>0557-81-3330
<営業時間>10:00〜18:00※夏季、花火の場合は変更あり
<休業日>木曜日※繁忙期は営業の場合あり
<駐車場>なし
海とガーデンを楽しめる「ACAO FOREST(アカオフォレスト)」
湯~遊〜バスに乗って「アカオ フォレスト」バス停で下車して、「ACAO FOREST」へ。入り口にあるチケット売り場で「東海バスフリーきっぷ 熱海1日券」を提示すると、入園料大人200円割引の特典を受けられます。チケット売り場の隣には園内を走るバスの乗り場が。園内の頂上までの道のりは長く坂道なので、バスに乗って園内を散策するのがおすすめです。頂上には、建築家・隈研吾氏が手がけたカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」があります。アート感溢れる建物の中で、熱海の海を望みながら一休み。
※アートイベントは不定期開催。詳細はACAO FOREST公式HPをご覧ください。
園内には、13のテーマガーデンがあり、5月から6月に見ごろを迎える600種4000株のバラをはじめ、一年を通して四季折々の花々、ハーブなどが鑑賞できます。頂上から歩いて下りながら、個性豊かなハーブガーデンを巡ります。
「イングリッシュローズガーデン」には小屋がポツンと建っていて、まるで絵本の中の世界。海とガーデンを一緒に楽しめる開放的な空間のACAO FORESTでたっぷり癒されて。素敵な空間に、シャッターを切る手が止まりません。
ACAO FOREST 基本データ
<住所>〒413-0101 静岡県熱海市上多賀1027-8
<営業時間>9:00~17:00 最終入園16:00
3/17~5/7 9:00~20:00 最終入園19:00
<休業日>無休※荒天時は臨時休園
<駐車場>約100台(有料)
料金
大人 3,000円~
小人 1,000円~
※季節によって変動の場合あり
行き方・アクセス
<電車>JR東海道本線「熱海駅」から東海バスで約15分、「アカオ フォレスト」下車すぐ
東海バス 湯~遊~バスで約25分、「アカオフォレスト」下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」から約70分
「起雲閣」で文豪たちの時代へタイムスリップ
再び、湯~遊〜バスに乗って「起雲閣西口」バス停で降り、「起雲閣」へ。起雲閣は、1919(大正8)年に別荘として築かれ、「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となっています。1947(昭和22)年に旅館として生まれ変わり、太宰治、谷崎潤一郎などの多くの文豪たちにも愛されていました。2000(平成12)年からは、熱海市の文化財として一般公開されています。
『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』提示で、入館料が大人150円引きになります。
日本家屋の美しさをとどめる本館と離れ、外国の様式が融合された独特な洋館に、緑豊かな庭園など、優雅で気品にあふれる建物の美に触れます。和と洋の伝統あるデザインや色使い、美術館のように美しい建築に囲まれていると、タイムスリップしたかのような気分に。
旅館時代のBarスペースには、当時の様子をそのままに残した喫茶室「やすらぎ」があります。趣のある調度品に囲まれた気品あふれる喫茶室で、起雲閣ブレンド珈琲をいただきます。
大正レトロ感が満載な起雲閣を満喫した後は、湯~遊〜バスに乗って熱海駅へ向かいます。
起雲閣 基本データ
<住所>〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2
<TEL>0557-86-3101
<営業時間>9:00~17:00 最終入館16:30
<休業日>毎週水曜日※祝日の場合は開館 12月26日~30日
<駐車場>あり(無料)
料金
一般
大人 610円
高・中学生 360円
小学生以下 無料
熱海市民、団体、障がい者
大人 460円
高・中学生 240円
小学生以下 無料
行き方・アクセス
<電車>JR東海道本線「熱海駅」から東海バス 路線バスで約15分、「起雲閣前」下車すぐ
東海バス 湯~遊~バスで約30分、「起雲閣西口」バス停下車 徒歩で2分
<車>東名高速道路「沼津IC」から約70分
熱海駅から東海バスに乗って「MOA美術館」へ
熱海駅からバスに乗って「MOA美術館」バス停まで向かい、“海の見える美術館”として熱海を代表するスポット「MOA美術館」へ。ここでも『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』提示で、入館料大人200円引きの特典を受けられます。
天井が刻々と変化する光のグラデーションで彩られた総延長約200mのエスカレーターに乗って、世界6か国から集めた大理石を床に敷いた直径20mの円形ホールに到着。
天井には、日本を代表する万華鏡作家の依田満・百合子夫妻による世界最大級の万華鏡が投影されています。万華鏡の美しい表現を全身で感じることのできる幻想的な空間です。
歩き進めるたびに魅力ある空間が広がり、次はどんな世界が待っているのだろうとワクワクが止まりません。展示スペースでは、作品が本来の姿で見られるように、透明度が高く反射率が低いガラスを使用していたり、ガラスケースへの映り込みを防ぐために黒漆喰の壁を立てたりなど、こだわりの展示方法で作品の良さを引き出しています。
MOA美術館 基本データ
<住所>〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26-2
<TEL>0557-84-2511
<営業時間>9:30~16:30 最終入館16:00まで
<休業日>木曜日※祝休日の場合は開館 展示替え日
<駐車場>あり(無料)
料金
一般 1,600円
高大生 1,000円
中学生以下 無料
障害者割引 800円
行き方・アクセス
<電車>JR東海道本線「熱海駅」から東海バスで約7分、「MOA美術館」下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」から約60分
東海バスに乗って熱海駅へ
バスに乗って再び熱海駅に戻ります。この旅でのバス移動はこれが最後。「この2日間、バスに乗って色んなところを巡ったなぁ」と旅の思い出を振り返りながら、バスに揺られます。
熱海駅のすぐそばには、昭和から続くレトロなアーケード街「熱海駅前平和通り商店街」があり、名産品や、温泉まんじゅうなどのお菓子を購入できるお店がずらりと並んでいます。熱海を堪能した後に立ち寄って、お土産を購入するのに最適です。SNSやTVなどで話題のグルメスポットもあり、多くの人で賑わっています。
熱海駅発で帰ります
ATAMIXで預けていた手荷物を受け取ったら、観光特急列車「サフィール踊り子」に乗って帰ります。電車内では、この2日間のバス旅の写真を見返しながら思い出話に花が咲きます。「また来たいね」なんて話しながら次の旅に気持ちを馳せて。
たっぷり遊び尽くせる東伊豆バス旅
今回東海バスで旅した東伊豆は、観光スポットとして有名な所も多く、2日間じゃ足りないくらい思いっきり遊べるエリア。絶景を楽しんだり、可愛い動物たちとふれあったり、温泉に浸かったり、タイムスリップ気分を味わったり、歴史やアートにふれたり、グルメを満喫したり。そんなたくさんあるスポットをお得にまわりたいなら、『東海バスフリーきっぷ 伊東・伊豆高原2日券』や『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』が欠かせません。フリーきっぷがあればバスの乗り降りが自由になるので、目的地を決めずにふらっと気になった所で降車するのもおすすめ。
バス車内は、地元の人や観光客で賑わっていて、東海バスが愛されていることがよくわかります。
もっと伊豆について知りたい方は
伊豆バス旅をするなら
藤井音凛(オリン)
フリーランスカメラマン 1999年生まれ、鹿児島県奄美大島出身。カメラ歴5年。看護学生時代にカメラを始め、2021年より本格的にカメラマンとして活動開始。心が揺らぐ言葉と写真を組み合わせた「オリンの世界」をSNS中心に発信中。一般の方から企業まで、それぞれの想いに寄り添いながらポートレート、商品、作品撮りなど幅広い分野の撮影を手掛ける。