レンズ1:風景や建物をダイナミックに撮れる「広角レンズ」
広大な風景を一枚の写真で表現したい!っと思ってもキットレンズ(カメラを購入したときに付属するレンズ)では全体が写らないことも。
そういうときは広角ズームレンズを使ってみよう。
見た目以上に広く切り取ることができるので、風景をよりダイナミックに表現できます。
どのくらいの範囲が写るレンズなのかは焦点距離を示す○○㎜の数字がポイント。
数字が小さいほど広い範囲(広角)が写り、数字が大きいほど狭い範囲(望遠)を写すことができます。
風景やスナップ撮影にも最適な広角ズームレンズ。
超小型なので、コンパクトに持ち歩けるのが嬉しい。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
レンズ2:接写を可能にし、アート感漂う写真が撮れる「マクロレンズ」
小さな被写体を画面いっぱいに撮影したいときは、マクロレンズが強い味方に。キットレンズでは表現できない小さな世界を写すことができます。
被写体に近づいて撮影するほど、ピント合わせが難しくなるので、しっかりとピントを合わせたいときはマニュアルフォーカスを使って。
被写体全体を写すのではなく一部分をクローズアップ撮影することで、アートな写真に様変わり!
迫力ある等倍マクロ写真だけでなく、風景も撮影可能。美しいボケ味を実現した、マルチに使える標準マクロレンズ。
Panasonic LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH./ MEGA O.I.S.
レンズ3:プロ並みのボケ味が手に入る「単焦点レンズ」
ズームレンズに比べて開放F値(※)が小さい単焦点レンズを使えば、さらにふんわりと大きなボケを作れます。
レンズの名前に含まれるF0.0 の数字が小さいほど、ボケやすいレンズ。
写真に合わせて背景を大きくぼかすことで、被写体が際立ち、ふんわりとした印象に。
※一番小さいF値の数値で、レンズによってF1.8やF2.8などさまざま
手軽にボケを楽しめる開放F値1.8のレンズ。
光量の少ない室内撮影にもオススメ。ポートレート撮影や風景撮影など幅広く楽しめる。
Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
GENIC VOL.52【GENIC的やさしすぎるカメラの取説2019!】
Text: Miho Comuro
illustration: Ayumi Kuriyama
Edit: Yoko Tadano
GENIC VOL.52
「アジア」と「カメラの使い方」の2大特集!