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豊かな自然溢れる「まんのう町」で、季節を感じる撮影旅

四国で唯一の国営公園「国営讃岐まんのう公園」や、日本最大の灌漑用のため池である名勝「満濃池(まんのういけ)」を有する、まんのう町。豊かな自然と大小900余りのため池が町を彩ります。
ランチは自然派レストラン「numar」へご案内。奇岩と清流が美しい「美霞洞渓谷(みかどけいこく・三霞洞渓谷とも)」まで足を延ばします。フォトグラファー、オリンさんの写真でこの町の自然と食を巡ります。

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特集「#瀬戸大橋を渡ろう。四国の入り口、香川・中讃の旅」

8名のフォトグラファーが、この地の魅力をあますことなくお伝えします。

国営讃岐まんのう公園

「国営讃岐まんのう公園」は甲子園球場約90個分の広大な敷地を誇る、四国で唯一の国営公園です。春はチューリップやネモフィラ、夏はアジサイやヒマワリ、秋はコキアの紅葉、冬はニホンズイセンやクリスマスローズなど、四季折々の花が咲き誇るさまを観賞できます。

全長約6kmの自転車専用道路「サイクリングコース」を通行するための、有料レンタルサイクルの準備もあります。また、ご自分の自転車も持ち込みができますので風を感じて走ってみたい方はぜひご利用ください。

国営讃岐まんのう公園 基本データ

<住所> 香川県仲多度郡まんのう町吉野4243-12
<TEL>0877-79-1700(まんのう公園管理センター)
<開園時間>
9時30分~17時(季節、イベントにより変動)
<休園日>
毎週火曜日、年末年始など
<入園料>
おとな(15歳以上) 450円
シルバー(65歳以上) 210円
こども(中学生以下) 無料
※その他、団体割引、2日間通し券、年間パスポートがあります。
<駐車料>
普通車 320円、大型車 1,050円、二輪車 100円

行き方・アクセス

<車>
広島・岡山方面から 瀬戸中央自動車道・坂出ICより車で約35分
高松空港から 車で約1時間
<電車・バス>
JR「琴平駅」よりタクシー・バスで約15分
琴電「琴平駅」または「岡田駅」よりタクシーで約15分

満濃池

飛鳥時代に最初のため池が築かれ、その後、空海が改修したことでも知られる満濃池(まんのういけ)。国の名勝に指定されていて周囲は約20km、日本最大の灌漑用のため池です。愛称は「満濃太郎」。同じ香川県内の「神内次郎(神内池)」「三谷三郎(三郎池)」「奈良須四郎(奈良須池)」と大きな池四兄弟の長男なのです。まんのう公園には満濃池を堪能できる「満濃池展望遊歩道」があり、満濃池の美しい姿と共に、金毘羅宮、頭象山を望むことができます。

季節をたべる食卓 numar

「numar(ヌマ) 」は古い住宅をリノベーションした、カフェレストラン。無農薬野菜を中心に鮮度の高い地元の野菜を使った手づくり料理が人気です。看板メニューは「一汁三菜と玄米ごはん」。ふーちゃんという名前の大きな犬がお出迎えしてくれて、まるで故郷に帰ってきたかのような気分を味わえます。お店には靴を脱いで上がるのも、リラックスポイント。

季節をたべる食卓 numar 基本データ

<住所>香川県仲多度郡まんのう町七箇2100
<TEL>080-3167-1349
<営業時間>11時~18時
<定休日>水曜日

行き方・アクセス

<電車>JR四国土讃線 塩入駅より徒歩14分
<車>讃岐まんのう公園 北口料金所から車で約10分

美霞洞渓谷

「美霞洞渓谷(みかどけいこく・三霞洞渓谷とも)」は、四国新聞社選定の讃岐十景の一つに選ばれた、まんのう町の秘境とも言える渓谷です。風光明媚な景勝地で、四季折々の自然の彩りを楽しむことができます。

美霞洞渓谷添いに走る国道432号線にある「道の駅 ことなみ」は、産直市「清流の里」と温泉「エピアみかど」が併設されています。渓谷を散策した後は、源泉の湯をぜひご堪能ください。

まんのう公園から車で30分ほどで行くことができますが、バスを使って、のんびりと揺られて行くのも風情があっておすすめです。

美霞洞渓谷 基本データ

<住所>香川県仲多度郡まんのう町勝浦

行き方・アクセス

<車>まんのう公園北駐車場より約25分
<バス>琴平駅より琴参バスに乗車。琴平駅前バス停より美合線(みあいせん)落合・三角行きに乗車。美霞洞渓谷バス停にて下車約43分

国営讃岐まんのう公園パノラマ・イルミネーション「ウィンターファンタジー」

讃岐まんのう公園では花の少ない11月から1月の冬季にはパノラマ・イルミネーション「ウィンターファンタジー」が開催されます。約60万球のLED電球で彩られ、幻想的な光で満ち溢れる夜の園内は現実感を失ってしまうほどの美しさです。まんのう公園は山間に位置するため、周囲に街灯がなくイルミネーションの美しさが闇に映えます。360度見渡せる大パノラマの絶景は、他では味わうことのできない没入感に浸れます。

2020年度は11月21日~2021年1月11日に開催されました。この年のテーマは「Light up the Night」。夜明けをコンセプトに、約3万平米に敷き詰められた「グランドイルミネーション」、高さ10mの光の塔「シンボルツリー」、落差9mの「昇竜の滝」のライトアップ、4900個のグラスを使用した「シャンパングラスタワー」など、多くの光の楽しみを提供してくれました。2021年度の開催をどうぞお楽しみに!

オリン

フリーランスカメラマン 看護学生時代に息抜きとしていたカメラが生活の一部になり、趣味以上の経験をしてみたく転身。思い出撮影、企業のPR撮影、アーティストの撮影をしながら"出張フリーランスカメラマン”として活動中。
愛用カメラ:FUJIFILM X100V
愛用レンズ:FUJIFILM X-100V 23㎜標準レンズ

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Photo by 6151

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